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アトラ狡猾蟲惑魔 勝率85%

同じ内容を動画で解説してます。
文字だけだとわかりにくいと思うのでよかったらご視聴ください


まえがき

こんにちはすりみちゃんねるです。
今回は蟲惑魔のデッキ紹介です。
前の動画に引き続き今回も変わった構築。その名も狡猾軸アトラ型です。
前の動画1.ゴストリ蟲惑魔

前の動画2.六花蟲惑魔



その名の通り、狡猾な落とし穴、アトラの蟲惑魔の2枚を主軸に置いている点が特徴の構築です。
それでは早速見ていきましょう。



1.コンセプト

そもそも、狡猾軸とはなんぞや?というところから説明します。
(普通の蟲惑魔や、蟲惑魔の基本的な話は下記の動画でしてるのでみてください。)


狡猾軸は狡猾な落とし穴を上手く使うことを念頭に置いた構築です。

主役1


狡猾な落とし穴は「墓地に罠が存在しない場合発動可能でフィールドのモンスターを2枚破壊」という落とし穴の中でも破格の性能を持ちます。
他の落とし穴と違い任意のタイミングで使える上、2面除去可能。
構築面での特徴は"採用する罠の枚数が少ないこと"です。
普通の蟲惑魔はセラの蟲惑魔とのシナジーを重視して、落とし穴、あるいは汎用罠を多めに採用する構築が多いです。
狡猾軸では、狡猾な落とし穴の発動条件「墓地に罠が存在しない場合」を満たしやすくするためにあえて罠の枚数を絞っています。
罠を減らした分、汎用魔法やモンスターを多めに採用することが出来るようになるため、
普通の蟲惑魔より蟲惑魔や罠に依存せず戦えるところも強みです。
以上が、すりみの認識に基づく狡猾軸の軽い説明です。
詳しく知りたい方向けに狡猾軸界隈の権威の方の記事を置いておきます。
よかったら見てください


話を戻して、狡猾軸では罠の採用を減らしますが、罠を少なくすることに一つ問題があります。
新規カードのホールティアの蟲惑魔です。

超有能


このカードは手札の罠をコストにセットしたターンも発動できます。
これで、1ターン目からセラのリクルート効果を起動し、展開を伸ばす動きが非常に強力です。
しかし、狡猾軸ではコストとなる罠を減らしているためセットしたターン発動の動きが成立しにくいです。
そこで注目したのがアトラの蟲惑魔です。

主役2


アトラの効果でこのカードが存在する限り手札からホール・落とし穴罠が発動可能になります。
これで、ホールティアを使えば罠のコストなしにセラを起動して展開を伸ばせます。

2.基本展開


基本展開で目指す動きはアトラでホールティアを手札から発動し、セラのリクルート効果を起動することです。
これを満たすのに一番わかりやすい初動がプティカ+ランカです。
※動画は再現性の高さを示すために敢えて別の初動を使っていますが、大体同じ動きです。

手順
1.プティカで園をサーチしてセラを作る。
2.園で増えた召喚権でランカを通常召喚。
3.ランカでアトラをサーチ
4.ランカに反応してセラを起動。ホールティアをセット。
5.ランカでホールティアを手札に戻し、園の効果でランカを除外してアトラを召喚。
6.これでアトラが居るのでホールティアを手札から発動可能。ホールティアを特殊召喚。
7.罠が発動したので、セラを起動し、ここでジーナを出します。
※理由はあとで説明します。
8.アトラ+ホールティアでフレシアを出してここでフレシア発動。
デッキから狡猾を落として対象はセラとジーナ。
セラとジーナはフレシアの耐性で破壊されません。
これで狡猾が墓地にある状態になったことがポイントです。
9.ジーナ+フレシアでクラリアを出して、ここで先ほどセラで持ってきたジーナを使います。
墓地効果で狡猾を回収。
10.エンド時、クラリアでアトラを蘇生しておきます。

これで準備は整いました。

最終盤面(セットカードは狡猾)


相手ターン、このままだと墓地にホールティアがあるため狡猾は使えませんが、
ホールティア墓地効果で自身を除外してフレシアを蘇生しつつ狡猾の発動条件を満たせます。

相手のターンの動きも見ます。
1.まずは狡猾を使って相手を除去。
2.ここでクラリアの効果で狡猾が再セットされます。
3.罠が発動したのでセラが起動。ランカをリクルートします。
4.このままでは罠はセットしたターン発動不可ですが、ランカで狡猾を手札に戻すことでアトラが場に居るからもう一度狡猾使用可能。
このように狡猾の落とし穴を1ターンに2発使えるのがこのアトラ狡猾の魅力です。
展開は、少し複雑ですが要するにセラがいる状態でランカをnsすれば良いので
園で召喚権を増やした状態なら条件を満たすのも簡単です。
続いてデッキ紹介をします。

※補足 1ターンに3狡猾するルート
 X素材を持ったフレシアがいる場合、チェーンを組めばもう一枚狡猾を使えますが、墓地リソースの兼ね合いで残せませんでした。
 ジーナ+ホールティア+アトラのすべてを墓地に落とせる場合orどれかを諦めれば、X素材持ちフレシアを残す択もあります。


3.デッキ紹介


園3、フェンリル2にしたいけど生成コストが

アトラと狡猾は厳密には初動ではないので2枚です。
一番重要な初動は蟲惑の園。
これがないとアトラ狡猾の基本展開は大体不可能なので普通の蟲惑魔でピン刺しの構築も多い中2枚採用。
サーチ効果を持つプティカも当然3です。

あと注目したいのはキノ3積みです。
基本展開でランカが必要になりますが、キノがいれば初期手札にランカがいなくても、
任意の蟲惑魔+ssしたキノの2体でシトリスだすことでランカサーチして、基本展開に戻ることができます。
(展開のところで紹介したTwitterの動画がまさにこの動き)
また、園にアクセスできず基本展開できない場合も任意の蟲惑魔+キノの初動から最低限セラ+狡猾。
手札に罠があればセラでホールティア用意して、フレシアやリダンまで展開を伸ばせます。
このように事故率の緩和や妨害を受けた際の貫通札として重宝します。

園が引けない場合は大体アトラでホールティア起動まで行けません。
なので、基本展開は諦めて、普通の蟲惑魔展開でセラ+狡猾やセラ+フレシアなどの最低限の盤面を目指します。

もう1枚注目のカードはスモールワールドです。
罠の枚数を絞った分モンスターの割合が増え、園を引かない限り蟲惑魔同士の引き被りが弱い。
そこで余ったモンスターを有効札に変換するスモワが役に立ちます。

狡猾でどうしようもない相手をなんとかする壊獣クモグスやフェンリルをサーチします。
コリドーは園展開で安定して除外を確保できる為ssしやすく、
超雷龍出したりランク4の素材に出来る上振れ札です。

おわりに

この構築でマスターデュエルのランク勝率85%。20戦中3回しか負けない。
という感じで非常に安定して強かったです。
ただ、狡猾の墓地に罠があると発動出来ない問題(通称:狡猾DL)をティオ、ジーナの回収、アティプスの除外効果で解決するとか。
2巡目以降のセラのリクル先、ホールティアの蘇生対象を状況に応じて選択するとか。
普通の蟲惑魔以上に蟲惑魔の効果を生かすことを意識しないと上手く回らない上級者向けのデッキになってます。
普通の蟲惑魔を使い慣れてレベルアップしたデッキを使ってみたい方向けだと思います。
それでも普通の蟲惑魔であまり採用されないアトラ、そしてジーナが基本展開で役割を持って、理に適った形で採用できるところが気に入っています。
みなさんもよかったら使ってみてください。
さよなら。

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