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🟧令和6年度報酬改定🟧生活介護で人員配置体制加算を算定する際は要注意❗赤字になる可能性も❗ R6/2/18投稿

令和6年度報酬改定により生活介護の人員基準において、次のような見直しが行なわれます。

1️⃣ 人員配置体制加算の最上位区分が1.5:1に

2️⃣ サービス提供区分に、障害支援区分ごと及び利用定員規模に加え、サービス提供時間別(4時間以上5時間未満など)が追加

3️⃣ 平均利用者数の計算方法が変更。サービス提供時間が5時間以上7時間未満の利用者は0.75人、5時間未満の利用者は、0.5人と計算することに。


現時点の通所の生活介護のボリュームゾーンは(平均5時間未満で減算のため)6時間程度ですので、多くの通所事業所で減算になると思われます。

ただし1️⃣があるのでそちらを・・・と言いたいところですが、そう簡単な話ではありません。


を見ていただいて分かる通り、人員配置体制加算での増収学はそこまで大きくありません。

1.5:1だと、3:1と比較して、倍の職員が必要になりますが、報酬が倍になるわけではないんですよね。

パートだとしても社会保険料などを含めれば赤字になる可能性は高そう。正職員なら大赤字は間違いないですね。


生活介護の人員配置体制加算を算定する場合は、どの程度報酬と人件費(社会保険料等含む)が増えるかも検討してください。


まぁ、どのサービスにも言えることですけどね。

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