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🟧令和6年度報酬改定🟧生活介護で平均利用者数が現状13.3人以下なら、定員10人への変更検討が良い? R6/2/19投稿


さて、昨日もお伝えしましたが、令和6年度報酬改定により生活介護の人員基準において、次のような見直しが行なわれます。


1️⃣ 人員配置体制加算の最上位区分が1.5:1に 。

2️⃣ サービス提供区分に、障害支援区分ごと及び利用定員規模に加え、サービス提供時間別(4時間以上5時間未満など)が追加。

3️⃣ 平均利用者数の計算方法が変更。サービス提供時間が5時間以上7時間未満の利用者は0.75人、5時間未満の利用者は、0.5人と計算することに。


通所系の生活介護では、サービス利用時間6時間がボリュームゾーンだと思われます。

定員超過することはできないので、

10人÷0.75=13.333...人

つまり現状で13.3人に利用者数であれば定員を10人にしたほうがかなり給付費は増加することになります。


支援時間6時間、全員区分5でシミュレーションした場合、添付画像の表のような結果になります。


わかりやすく言うと、令和6年度以降の報酬は、現時点で平均利用者数(従来の計算方法)で、

13.3人以下の事業所 > 13.4~16.7人の事業所

となってしまうようです。

あくまで今回のシミュレーションの結果なので、区分や支援時間など他の要因によって変わりますが。


う~ん、なんだろう。社会資源の有効活用という観点で考えるとこれでいいのだろうか。。。

先日、重症心身障がい児型の放課後等デイサービスでの投稿でも書きましたが、こういうことじゃないんですよね。。。


それに今回の報酬改定では、例えば20人定員の事業所に、40人利用者が午前中4時間だけ利用したとしても人員基準上は利用者数20人ってことにになっちゃうんですよね。施設基準とは。。。

なんか、定員って考え方自体やっぱり見直しの時期に来ているように思えますよね。


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