記事一覧
【クラシックとはどんな音楽か】思わず笑ってしまう曲もある
クラシック音楽が好きな人は、あれこれと言うかもしれないけれど、邦楽・洋楽・演歌派や、敬遠派の人に言わせると、やっぱり、堅苦しい、というのが、クラシック音楽のイメージではないでしょうか。
そんな感じで、どうも、とっつきが悪いし、気軽に付き合うことができない。
ロックを聴いたり、落語を聴くような感覚で、付き合うことができたら、同じ音楽として、それほど、敬遠することもないのにね、な~んて、人がいるか
ピアノのバッハ 13: ピアノで奏でるコラール(1)
ピアノはレガートすると独特な澄んだ音の美しい音楽を生み出してくれる楽器なのですが、バッハの鍵盤音楽作品をピアノで弾くならばノン・レガートというのがピアノの世界の常識です。
どうしてなのでしょうか?
ピアノはレガート音と音をつないで奏でるレガートはピアノ演奏の生命線です。
打楽器であるピアノに美しいオペラアリアのような歌を歌わせるためには、鍵を叩いてポツポツと切れた音を鳴らすのではなく、可能な
ラモー「レ・ボレアド」の間奏曲 (編曲:ヴィギングル・オラフソン)
ヴィギングル・オラフソンという素敵なピアニストを知ったのはコロナ渦において、外出自粛を余儀なくされていた頃でした。
その日いつものようにYoutubeをかけながら仕事をしていた私は、聞いた事のない様な柔らかい響きに、思わず「誰の演奏かな?」とPCを打つ手を止めたのでした。
このラモー「レ・ボレアド」の間奏曲をヴィギングル・オラフソンが編曲した曲は本当に優しい世界です。(得意ではない英語なので曲名
本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第47番 回文 (Sinfonia No.47 "Palindrom", 1772)
交響曲第47番は、残された自筆譜により1772年の作品であり、疾風怒濤期に作曲されたものです。愛称の「パリンドローム」とは、上から読んでも下から読んでも同じという意味の「回文」のことです。「たけやぶやけた」「ダンスはすんだ」「山本山(これは厳密には違いますね!)」のことです。
Logophileさんのnoteの記事です。
交響曲第47番ト長調「パリンドローム(回文)」(Sinfonia No.
今日の1枚:ファリャ《ペドロ親方の人形芝居》、チェンバロ協奏曲ほか(エラス=カサド指揮)
ファリャ:歌劇《ペドロ親方の人形芝居》全曲、チェンバロ協奏曲
ストラヴィンスキー:《プルチネルラ》組曲
Harmonia Mundi, HMM902653
バンジャマン・アラール(チェンバロ)
ペドロ親方:アイラム・エルナンデス(テノール)
ドン・キホーテ:ホセ・アントニオ・ロペス(バリトン)
口上:エクトル・ロペス・デ・アジャーラ・ウリベ(ボーイ・ソプラノ)
パブロ・エラス=カサド指揮マーラー
偏愛の1曲:ヤナーチェク《カプリッチョ》
レオシュ・ヤナーチェク:左手と管楽のための《カプリッチョ》
EMI Classics, CMS2376062
ミハイル・ルーディ(ピアノ)
チャールズ・マッケラス指揮パリ・オペラ座管のメンバー
録音:1995年6月
好きな作曲家をひとり挙げるならば誰?という質問に対しては答えようがないけれども、「こういう作曲家になりたかった、という人をひとり」ならば、私の場合迷うことなく答えはレオシュ・ヤナー
ヤーッコ・クーシストによる、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」
私のアマチュアとしての音楽活動における演奏楽器は、合唱と管弦楽のホルンである。どちらもとても発音(アーティキュレーション)の大切な楽器である。
きれいに発音された音は、はっきりとしつつ雑音の少ない音で始まり、中間部はきれいに伸びて、音の最後は雑音なく自然に消える。
私は、声楽と管楽器のホルンの経験から、口(アンブシュア)を活用した発音については、感覚的にも理論的にもある程度説明できる。しかし、