［事例］INFOSYS×New York Knicks「データ分析技術を活用した施設の顧客体験向上」

企業概要：

①Infosys Ltd.

Infosysは、次世代のデジタルサービスとコンサルティングのグローバルリーダーである。50カ国以上のクライアントに対してDXをサポートを行う。

②MSG Entertainment Corp.（MSG Entertainment）

MSG Entertainmentは、ライブエンターテインメント事業を主力とし、幅広いイベントを開催またはホストしている。MSG Entertainmentの傘下には、エンターテインメントダイニングとナイトライフブランドであるTao Group Hospitalityも含まれる。

③MSG Sports Corp.（MSG Sports）

MSG Sportsは、ニューヨーク・ニックス（NBA）およびニューヨーク・レンジャーズ（NHL）などを保有する。また、Counter Logic Gamingを通じて提供される、北米でトップのesports組織であるCounter Logic Gamingなどを持つ。

さらに、グリーンバーグ（ニューヨーク州）のMSGトレーニングセンターとカリフォルニア州ロサンゼルスのCLGパフォーマンスセンターの2つのプロスポーツチームパフォーマンスセンターも運営。

スポンサーシップ概要：

①デジタル・コマンドセンターをマジソン・スクエア・ガーデン(ザ・ガーデン)内を開設

②進行中の試合の統計データを詳細に提供し、ニックスとレンジャーズ両チームのファンに高いゲーム・エクスペリエンスを提供

③ザ・ガーデン 6 、9 階のプレゼンティング・パートナーとして、ニックスとレンジャーズ全試合と一部のアリーナ・コンサート・シリーズでデジタルサイネージ上の静止画で紹介（広告宣伝）

④MSG スポーツの e スポーツブランドであるニックス・ゲーミングと提携し、新施設のニックス・ゲーミング・トレーニングセンターのサポート

ステークホルダーのメリット：

MSG：高度かつリアルタイムである情報を活用し、施設の利便性向上（MSG スタッフが提供情報を利用して、より効率的な顧客体験のための意思決定を実施可能）

Infosys：新たな顧客データの獲得、データを活用したソリューションの実証

顧客：施設内の体験向上につながる情報に直接アクセス可能（リアルタイム情報を活用した一番近い出入口や売店の提案など）

参考文献：

Infosys「MSG Sports and MSG Entertainment Announce Signature Marketing Partnership with Infosys Infosys Named Official Digital Innovation Partner」