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【朗読する会 第4回開催決定2024.2.18(日)7時『ゴドーを待ちながら』】



【第3回目開催レポ】

2024.1.14.ご参加いただいた4名の皆さま、ありがとうございました。
p.51-63を読んで,思うさまを語りました。

・ポッツオ(貴族風。持っている人)は,冷笑主義的なのか。「誰かが不幸なのを助けて幸福にしても,ほかに不幸な人もいる。」と言ってる。
・ポッツオが,奴隷にしてることはいじめみたい。
・エストラゴンは子どもの無邪気な感情を出してる。
・それに対して奴隷のラッキーは感情を出せない。ことばも発しない。
・ウラジーミルは関わっていかない人。外側に居て事実を指摘する人のように見える。
・ウラジーミルは,相手が求めたらやるよと。頭で考える。責任は人に。
・ウラジーミルを嫌いじゃない。人間,達観したがちだけれどしきれていない,上手くいってない感じがいい。
・朗読3回目になって,登場人物のキャラが立ってきた。
・ラッキーは奴隷か。犬のような扱いをされてる。エストラゴンのすねをけった。
・ラッキーにしてみれば,自分の面倒を最後まで見てくれない人に急に懐かない。たまに優しい人がいて,その人を噛んでもまだ優しくしてくれたら心を開くのか。
・話が進むにつれ,ポッツオの黒い部分が出てきてる。ポッツオは,自分のひどい部分が見えてきて弱い部分を認めたくなくて嫌になってきてるのか。自分の見た目も内面も,現実を見ようとしてない。
・ポッツオは嫌いな自分がみえてきたので,ラッキーを捨てていこうとする。
・ポッツオは本当はラッキーに反抗してほしかったがラッキーは言いなりになってる。親同士が不仲の家庭で,子どもがおちゃらけたりして道化役をすることがある。この劇でもその役割がありそう。
・これから劇は夜にむかっていく。苦しい,いやなことを認める夜に入れないまま,朝になるのか。気になる。
・芝居の話が出てきて,この作品自体がつかみどころのない話。全体が芝居でしかないという演出なのか?
・登場人物も何かを演じているのかな,という視点で読んでいる。
・白い(=いいことばっかりの自分)の中に,ちっちゃい黒い部分があって,黒が大きくなったら,今度はちっちゃい白いものが見えてきて世界が変わる。この作品を読んでると,ポッツオは黒が大きくなる予測がする。黒くなる。でもそれを認めたくないのか。
・ポッツオは単に冷酷な人じゃない。苦しんでる姿を見るとキライじゃないな。
・ラッキーが現状をどう変えるか気になる。逃げるのか歯向かうのか。何もしないのか。

第4回目は,2024年2月18日朝7時から開催予定です。
ご参加お待ちしております。
よろしくお願いいたします。

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