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自分は人が良いと思っていた

私はホスピタリティだけは誰にも負けないと思っていた。そして自分でいうのもなんだが良い人だと思っていた。だけど最近悲しいことにどうやら違うらしいことに気づいた。

普段から気を付けていることは、いつでも笑顔でいること、マイナスなことを言わないこと。ここまでは良いのだが、マイナスを避けるあまり、誰かに何かを言われて/されて、「ん?」と思ったことまで笑って流してしまうことが多々あった。

それがかなりよろしくないことに気づいた。

私は小学生の子どもに勉強を教えるアルバイトをしている。彼らが仮に言ってはいけない言葉を言った時、先生としてしっかりと「ダメだよ」と教えなければいけない。

また保身のためにも、嫌なことをされたら笑って流すのではなく「それは嫌なんですけど」という意思を伝えられるようにならなくてはいけない。

しかし、私はどうやって伝えればいいかわからなかった。そもそもマイナスなことを言わないようにしていたのは、言ってしまったあとの気まずい雰囲気にどう対応すればいいかわからなかったからだ(今もわかっていない)。

自分の中では、きっと相手に敬意を払い言葉をオブラートに包みながら言えばいいんじゃないかという結論になっている。


こういうことをずっと考えていて、今日はついに自分の意志を伝えられたのだが、あとから振り返ってみるとマイナスを前面に出しすぎて相手は失礼だと捉えたかもしれないと思った。また、普段怒らない私が嫌そうな顔をしているのを見て驚いただろう。

謙虚に、でも嫌なことは嫌と伝える。この意志を伝えようとしないというのは、「その人に真摯に向き合って自分と相手の価値観をすり合わせようとする、つまり、私はあなたと向き合いたいですという姿勢を見せないことだ」と何かの本で読んだことがある。
一度この人に嫌なことをされたからと言って完全にその人を避けるのも良くない。

悪い人に都合よく使われてしまったり、余計なストレスをためこまないためにもこれから頑張って意識していこうと思う。

芯がある人というのは、こういうのも臆せず伝えられる人なのではないだろうか。


番外編

類は友を呼ぶという。私ははっきり意見を主張するタイプではないので、友人もそういうタイプではないことが多い。

逆にズバッと言う人を怖いと感じ、避けてきた。

しかし今はそういう人を見習いたいと心変わりしている。どうやって気まずくならないように言っているのか、お手本を見たい。

きっと堂々としているのが良いんだと思う。意見を言う人はどっしり肝が据わっているイメージがあるから。

もし、ここまで読んでくださった素敵なあなたが自分の意見をしっかり言える方なら、どういうことに気を付けているかやその後の接し方など教えていただきたいです。