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【社員インタビュー】UXデザイナーの仕事内容やキャリアを大解剖!

本記事では、スパイスファクトリー(以下、スパイス)のデザインチーム「Interface & Experience Design Division(以下、IXD)」で働く社員に業務内容やスパイスについてインタビューしました。


カスタマーサクセスからUXデザイナーへのキャリアチェンジ

ー まずは自己紹介をお願いいたします。
神奈川県出身の永田(ながた)と申します。現在はUXデザイナーとしてIXDに所属しています。
大学卒業後、ITベンチャー企業に新卒入社し、SaaSの営業を経てカスタマーサクセス(以下、CS)として従事していました。ユーザーへの提供価値に焦点を当てる中で、UI/UX観点に魅力を感じ、2022年10月にUXデザイナーとしてスパイスに入社しました。

プライベートでは、友人とのキャンプなど都心から離れた場所でのんびり過ごすことが好きです。また、好きなアーティストのライブにも足を運びます。

ー スパイスに入社したきっかけは何でしたか?
CSとしてユーザー課題に向き合う中で、サービスの根幹に携わりたいという思いが強まり、UXデザイナーに転身しました。スパイスに魅力を感じた点は、事業開発からデザイン、開発、マーケティングまで一気通貫で行っていること、組織内の役割が分断されず、クライアント提案段階からデザイナーが同席できること、クライアントワークでありながらエンドユーザーに直接ユーザーリサーチができることです。

ー 現在の業務内容を教えていただけますか?
私が所属しているIXDにはUXデザイナーとUIデザイナーが合計14名※所属しており、それぞれ役割が異なります。私はUXデザイナーとして、Webアプリやシステムの要件定義、情報設計などを担当し、UIデザイナーは表層のデザインやプロトタイプの制作を担当します。プロジェクトではUIデザイナーとペアで進めることが多く、アウトプットはUIデザイナーが行いますが、情報整理や骨格作りをUXデザイナーが担当することが多いです。プロジェクトによっては上流設計部分で直接ユーザーリサーチを行うこともあります。

※デザイナーの人員数 2024年1月時点

ー CSからのキャリアチェンジがありましたが、その経験がどのように仕事に活かされていますか?

CSとUXデザイナーはアプローチこそ異なりますが、ユーザーの立場に立って最適解を考える脳の使い方に共通点があります。自分の経験がUXデザイナーとしての業務内容にも活かされており、柔軟に価値提供できる一因となっています。

スパイスのUXデザイナーとして働く中で感じるやりがいと大切にしているコアバリュー

ー これまでで一番やりがいを感じた瞬間は何でしたか?

UXデザイナーという大きな枠組みの中でも、その時々によって担う役割が変わってくるところは大変です。しかし、その時々のクライアントの課題に最適な形で価値提供できることが、やりがいと成長につながっています。特に、スパイスが掲げているPriority5(気候変動、カバナンス、公共、医療介護、教育)に関わる案件だと、自分の働きが社会に少しでも良い影響を与えられていると実感しやすいです。具体的には、医療現場のサービス開発に携わり、クライアント経由でサービスを利用するエンドユーザーから"明日の医療"に繋がるとの声をいただいた瞬間は、大きなやりがいを感じました。

ー 仕事をする上で意識していることや大事にしていることはありますか?
スパイスのコアバリューである" Form a Scrum "を大切にし、各職種・役割の橋渡し的なコミュニケーションを心がけています。各メンバーそれぞれ担っている役割が違う分、見ている方向も違うので、「自分」を主語にしてしまうと共通認識を取るのが難しいことがあります。その時に、共通である「ユーザー」や「チーム」を主語にして、それらにとって最適な選択ができるように提案したり質問したりすることで、なるべく全員が同じ目線の共通言語で話せるように意識しています。

※コアバリューについては以下の記事をご参照ください。

ー スパイスで働く上で必要なスキルやマインドについて教えていただけますか?
自律駆動の精神が重要です。社員数も大企業と比べるとまだまだ多くない中で、未整備かつルールをこれから決めるような仕事にアサインされることもあるため、「まずは手を動かして考える」という姿勢が必要になります。もちろんすべてを自分だけで解決する必要はなく、時にはメンバーにフォローしてもらっています。チームやプロジェクトメンバーと協力しながら進めていく中でも、スパイスのコアバリューにある" Take Initiative "、" Fail Fast "というマインドが本当に大切だと実感しています。

さらなる成長に向けたスパイスの多種多様なメンバーと全社的な取り組み

ー 会社やチームの雰囲気について教えていただけますか?
IXDには異なるバックボーンを持つメンバーがおり、多様な視点を提供できるのが魅力で、実際にクライアントへの提案の幅の広さにも繋がっています。

また、積極的なナレッジ共有が行われているので、その分自然と自分の視野も広がっていると感じます。
全員がそれぞれのフィールドでその先にいるユーザーと日々向き合っているので、同じチームで常に一緒に動くかというとそうではないですが、クライアントごとに組成されたプロジェクトチームに対して、IXDは" デザイナー全員が帰ってくる場所 "という安心感があります。

ー 現在の全社やチームでの取り組みについて教えていただけますか?
Scrum@Scale(以下、S@S)で全社横断の社内プロジェクトに参加しています。具体的には全社的なナレッジマネジメントやインナーコミュニケーションの活性化に取り組んでおり、リーダーからメンバーまでが協力してボトムアップで進めています。和気あいあいとした雰囲気で個人的にもかなり好きな取り組みの一つですが、このような取り組みが今のうちから浸透していくのはとても良いと感じます。(このnoteもS@Sの取り組みの一つですね!)

※Scrum@Scale:チームだけでなく、組織全体にアジャイルを発展していくためのフレームワーク

ー 今後のスパイスの展望についてどのように考えていますか?
オフィスも移転し、急成長を実感していますが、今後はさらに実績や経験にとらわれない新しい価値提供が期待されます。
IXDとしては中長期計画として、未来に向けた新しい価値の提案に向けた準備が進んでいると感じています。

さいごに

ー 最後に記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
前述の通り、スパイスは今まさに今後の成長・拡大に向けてジャンプアップしているフェーズだと思います。私が入社した1年前と比べてもすでに様々な変化があり、いち社員としてその成長を体感できるのはとても貴重な経験だと感じています。
また、360°Digital Integratorと謳っている通り、他業種からのキャリアチェンジでも個々の強みを活かせるフィールドが必ずあるので、ぜひ色々な経験をお持ちの方と一緒にお仕事ができると嬉しいです。

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スパイスファクトリー株式会社
私たちのMissionは「革新の触媒」であり、Purposeは「1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」ことです。デジタルの力で社会課題解決を追求し、新たなビジネスやイノベーション創出に貢献します。
世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをMissionとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進します。エンジニアが4名で立ち上げ、2016年の創業以来、売上高や事業規模は継続して成長を続けています。

Writer: [Interface & Experience Design Division. UX DESIGNER]SHUNSUKE WATANABE


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