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社会人1年目を振り返る。

※約5~10分で読みきることができる文章量です。

はじめまして。
株式会社Speeeの新卒採用担当の柘植(つげ)と申します。

本記事では、社会人1年間を走り抜けた振り返りを行います。
なるべく読者の方々に1年目の等身大の姿をイメージしてもらうために、変に綺麗に魅せず、エピソードを軸にお伝えさせていただきます。

Twitterでも発信してますので、そちらもぜひフォローいただきたいです!

自己紹介

名前:柘植 秀太(つげ しゅうた)
出身:島根県出雲市(出雲大社の近くです)
大学:岡山大学 経済学部
活動①:野球⚾ 高校時に甲子園出場
活動②:海外留学✈ 中国&マレーシア
活動③:学生団体の立ち上げ
活動④:スタートアップでの営業インターン
社会人:22卒で株式会社Speeeに新卒入社
    入社以来、新卒採用担当を務める
▼長期インターン時の記事

Speeeでの仕事内容

入社からずっと新卒採用担当を務めております。
Speeeで入社当初から新卒採用を務めている社員では歴代でもほとんどおらず、かなりレアなキャリアを歩まさせていただいています。
そして僕の仕事内容は下記のような形です。
人事という仕事はとにかく"全身運動"です。
仕事の中にセールス、マーケ、企画など様々な職種の要素が入っていて、それが同時並行に進んでいくのが難しくも面白いと思えるポイントです!

● リクルーティング
 ・就活に伴走しながら、最良な意思決定をサポートする
 ・モットーは「学生のことを学生以上に考え可能性を最大限引き出す」
● インターン
 ・インターンの運営など実行面メインで行う
 ・2年目はサマーインターンの1つの責任者を担う
● 外部のエージェントとの交渉
 ・候補者の方々をご紹介いただくエージェントとの交渉
 ・採用戦略の壁打ちなどを行う
● 内定者フォロー
 ・内定者の入社までのフォローを行う

本記事の目的

まず、今回の記事を書く目的は2つあります。

  • ①自分の過去を振り返り、今後の成長に繋げる

    • 激動の1年間を振り返り2年目以降に活きる学びに昇華する

  • ②同じ壁にぶつかっている人の道しるべになる

    • 誰かからの体験談で得られるものは大きく、そして支えになります

    • 僕自身も他の方の話を聞いてエネルギーをもらったので、次は自分が少しだけでもエネルギーを与えられるように発信することにしました

◆ 総括:想像以上の成長と新たな壁

 では、ここから本題の方に移っていきます。
 まず1年間はどうだった?を振り返ると「想像以上の成長ができた」「また新たな壁が出てきたな」という話の2つが大きくあると思います。
 最初の「想像以上の成長ができた」からお伝えさせていただきます。僕は入社当初は「とりあえず社会人に馴染んで同期の平均よりは上にいよう」という気持ちで入社日を迎えてました。なぜかというと、島根県出身で大学も岡山だったため、そもそも都内出身の同期に勝てる自信がなかったからです。最初は少し諦めていました。でも、そこから本当に多くのチャレンジの機会を1年目から与えていただき、その中で「自分って、思っているよりも活躍できるかも?」という自信が芽生え始めました。そして最終的には新卒採用部の中でもエースとなれるほどの成果をあげることができました。
 そして2つ目の「また新たな壁が出てきたな」という内容です。1年目で成果が残せたからこそ、周囲と自分自身からの期待値が上がっているように感じます。1年目までは「これ、できたら凄いぞ!」と思っていた成果水準でも、2年目となった今では「まだまだ足りない!上を目指そう!」と思うようになっています。もちろんポジティブな変化なのですが、その分乗り越えるべき壁も高くなっているというのをここ最近ひしひしと感じています。
 ではこれらの内容をもう少し時系列に沿って具体的にお伝えします。

◆ 4月~9月:壊滅的なスタートダッシュ

 ではここからは、1年目の軌跡をそれぞれの期間ごとに振り返ります。
 まず入社半年間を一言で表すと、「ただただ使えない無礼野郎」でした。社会人としてのマインドセットが未熟だったため、会議には遅刻するし、議事録は取らないし、途中で諦めるといった、散々たるパフォーマンスを発揮していました。学生→社会人への切り替えが理解しておらず、とにかく自分本位の思考になっていたのが原因でした。今でも周囲の方々に多大な迷惑をかけたと反省の念が湧きあがってきます。当時、採用部の先輩同士でも「柘植をいつ指摘して改善させるか?」という議論があったみたいです(笑) なんとも厄介で扱いにくい新入社員ですね、、、
 そしてそんな時に紹介をされて、今でも大事にしている本が下記の本。上司から勧められて読んだのですが、自分がいかにダメなことをし続けていたことがわかりました。そこから自分はもっと変えていこうと思うようになります。特に、自分本位で考えて全く周りのことを考えられていなかったということを変えていこうと思い、そこから行動が変わるようになりました。

◇ 4月~9月の学び

具体的な内容だけではなく、要点を絞るために学びもお伝えします。
この時期の学びは2つあります。

  • 最初の心構えが重要。絶対にぬるっと始めるな。

    • 僕は入社日を迎えた時、心の準備ができていませんでした。

    • しかし始めは最重要で、下手するとその後の活躍にも大きく響くということを入社半年間で恐ろしいほどに実感しました。

    • これは何事にも言えて、最初の準備があるとスムーズに事は進みますが、最初にこだわれないと上手くいかない確率がグッと上がります。

  • 自分本位で考えず、周囲に貢献できる仕事をしろ。

    • 最初の僕はどうしようもないくらい自分勝手でした。

    • しかし重要なスタンスは、仕事が自分だけで成り立たないことを自覚し周囲への感謝を忘れずに貢献しようと努めることだと学びました。

◆ 10月~2月:"こだわり抜く"で好転

 次に、10月~2月についてです。
 散々たる入社半年を過ごしましたが、周囲からのFBもあり徐々に行動が変わっていきました。特に、「最後までこだわり抜く」ということを実践したことが物事を良い方向へと導いてくれました。これまでは自分でストッパーをかけて最後までやりきれていませんでしたが、この時期は最後の最後までやり抜いて成果にこだわるということができたように感じます。
 そして行動が変わるにつれて、実際に成果も伴うようになりました。1つ事例をあげると、新卒採用部の目標に内定承諾数があります。つまり、どれだけ「Speeeに入る」と決めてくれた学生がどれだけいるかです。その目標において、新卒採用部の中でもエースの1人と言われるくらい成果を上げることができました。また、別の指標においても、1年目の期待値を上回る成果を上げることに成功します。これはとても嬉しかったです。
 このような成功体験があり、入社半年の自分と比べて「あれ、自分ってできるかもしれない?」と思えるようになったのがこの時期です。そして、この感情は慢心ではなく、もっと大きく飛躍できるかもしれないとより野心的で前向きな感情に変わっていきました。正直入社半年は毎日帰り道に落ち込みながら、時には涙を拭うこともありましたが、この10月~2月は「仕事が楽しい!」といえる状態までポジティブになっていました。

◇ 10月~2月の学び

この時期の学びは1つです。

  • 仕事の成否は完遂するかどうかで決まる。

    • 学生時代はいわゆる能力の高い人が活躍すると考えていました。

    • しかし1年間で学んだのは、「仕事の成功と失敗はやり抜けるかどうかで決まってしまう」ということです。

    • 自分で限界を決めずにこだわり抜いた先に、仕事の成否は分かれると身をもって体感させていただきました。

◆ 3月~4月 ぶち当たる成長の踊り場

 最後に1年目の後期の3月~4月です。
 この時期は、成長したからこそ新たな壁にぶつかった時期でした。Speeeではよく成長が鈍化した(ように感じる)時期を「成長の踊り場」と表現するのですが、今まさに踊り場の時期に差し掛かっています。ずっと右肩上がりで成長していけばいいのですが、そんなに単純なものではなく求められる水準が上がるにつれてこれまでの意識と行動では通用しなくなります。
 しかしポジティブに「1年目の壁ではなくその先の高い壁にぶつかった」と捉えています。1年目の壁を乗り越えたからこそ、2年目の壁がアップデートされている。だから、今もぶつかっている途中ですが、1年目と同様に周囲に感謝しながら最後までこだわり抜いて乗り越えていきます。「自分ならきっとできる」と1年目の経験から自信をもって思えています。

成長の踊り場のイメージ図

◇3月~4月の学び

ここでの学びは1つです。

  • 苦しい局面こそ、試されている

    • 人は順風満帆の時は楽しいですが、当然結果が出ないと苦しいです

    • でもそんな時に本当の成長が試されていると感じます

    • だからこそ、苦しい局面こそ試され時だと解釈し、強く乗り越えていくために改めて地道に努力を重ねることが重要です

↓ こちらの本から学び、前向きに捉えることができました

最後に

 いつも手書きで日記を書いているのですが、1年目の学びを総括すると画像の4点だと考えています。そして、総括して思うのは、「仕事で成果を上げるためにはスタンスマインドが大事である」ということです。学生時代は能力の高い優秀な人が活躍をすると考えていましたが、そうではないんだと1年間を通じて強く感じました。Speeeでは「Speeeカルチャー」という社員や組織のスタンスマインドを育成していくための行動指針があるのですが、まさしくこの内容が社会人で活躍していくための最重要なエッセンスが詰まっているんだなと学びました。気になる方は下記の記事をご覧ください。

 最後にはなりますが、私にとってSpeeeでの最初の1年間は「想像以上の成長」「次の高い壁にぶつかった」1年間でした。次の1年間はもっともっと飛躍をして、さらなる成長を遂げられるように精進します。
 
最後までお読みいただきありがとうございました!

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