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⚠︎お門違いの社会貢献に要注意!「できること」と「なすべことの」違い!

元旦にnoteとXのプロフィールを変えた。発信軸として「社会貢献」ということばを入れたのだが、1週間立って、その意味を問い返している。

北陸の震災地に迷惑系youtuber、左派的な識者や、政治家が現地入りをして、現地レポートや支援を呼びかける投稿を繰り返している。この行動が単なるパフォーマンスとして炎上しているからだ。

明確な政治信条はないが、左に偏りすぎているメディアには日頃から疑問を感じてはいる。しかし、何の行動もしないで単に彼らを批判する投稿で盛り上がるのも違うのではないかと感じる。

その上で敢えていうなら、「社会貢献」はお門違いの善意にならならないように注意をはらうべきだろうということである。

お門違いが起こる原因は、善意が自分軸であるからで、自己満足や利益のために行う行動は、しばし誤解を招く。もちろん結果的にそうなるのであれば問題はない。だが、目的がそこにあれば求められているものを提供することはできない。

大切なことは、「できること」と「なすべきこと」をしっかりと切り離して考えることだ。前者の矢印は他人に向けて、後者の矢印は自分に向けて考えることで自ずと答えは出るだろう。

「できること」と「なすべきこと」の違い


昨年から、「信号は青ですよ」という運動をしている。もっと目の前のことに関心を持とうという内容を発信なのだが、この中で『ドナー登録』に対する関心を高めるための動きを始めた。

最初は全ての人に、ドナー登録を呼びかけようと思っていたが、この問題に向き合えば向き合うほど、そう簡単な問題ではないということがわかってきた。

・臓器移植は本当に正義か?
・神への冒涜にはならないか?
・脳死判定の精度は確かなのか?
・医療の発達による臓器売買の懸念!
・脳死者は本当に人の死と言えるのか?

などなど、移植によって助かる命がある反面、知らないこと、もっと勉強すべきことがあると感じている。

ドナー登録をするもの、しないものそれはどちらでも良い。大切なことは自分が考え判断するということだ!今はそう考えるようになった。

自分にできることはドナー登録をすることかもしれない。しかし、なすべきことは、それを誰かに強要することではなく、ドナー制度を誰もが考えようと呼びかけることだろう。

「ドナー登録をしましょう」ではなく、「ドナー登録について考えよう」これが今のところ、出した答えと訴えたい内容になっている。

震災に関しては、誰もか被災地に対して心を向けることだ。それは僕にもあなたにもできる。

祈ること、寄付をすること、物資を贈ること、現地に赴き労務を提供すること、発信すること、祈るだけでなくできることはある。しかしそれを今なすべきなのかは人によっても、時期によっても違う。そこはお門違いにならないようにしなければならない。


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