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5/19 文フリ東京38の告知だわん!

 なんだよ「わん!」て。プリキュア見ながらこの文章書いてるのバレバレじゃん。
 とうわけで5/19文フリの告知です、今回は2冊! 私も会場に行くので、ご挨拶できる方はよろしくね(前回と同じく名札着用&個人特定できる眼鏡で向かいます)。

・批評・エッセイ同人誌『試作派』

ブース:第一展示場 O-22

『動いている(moving)多様性――過渡期あるいは中間点としての”キモい”』

 『チェンソーマン』における”音”の表現を原作漫画とアニメ版での比較を皮切りに、それぞれのメディアの違いに着目することで「直感とは真逆の区分が振り当てられる。静止画こそmovingを描き、動画がmovedな映像である」(本文引用)ことを暴き出します。
 そこから視聴者の主観/客観が漫画とアニメでは異なってくる現象を導き、『ダンジョン飯』および『勇気爆発バーンブレイバーン』で散見される「キモい」という感想から、私たちが多様性を受け入れる途上にある――つまりmovingな現状にあることを述べました。
 「は? 静止画がmovingで、動画がmoved? 意味わからんし」と思った方を納得させられるものになっていますので、是非ともご一読ください。
(あとアニメ版『チェンソーマン』がいまいちグッと来なかった人には、その理由を探る一助になると思っております)
 
 今回は校正前の初稿バージョンをコピー本で頒布らしいので、お値打ちに手に入れる大チャンスですって、奥さん!!。


・アニメ批評誌『ブラインド vol.2
特集:機動戦士ガンダム水星の魔女&グリッドマン ユニバース』

ブース:第一展示場 K-04

『そして次の食卓(きょこう)へ続く――恋する一皿、あるいは『グリッドマンユニバース』と『ダンジョン飯』について』

 『グリッドマン ユニバース』で最大の脅威マッドオリジンに対抗する中で発せられた「実体のあるものは必ず劣化していく」というセリフから、作品から読み取れる現実/虚構の関係性を紐解きました。
 さらにそこから「食事」という行為の中で生まれる現実/虚構のせめぎ合いを『ダンジョン飯』から読み取ることで、私たちが「虚構で繋がれること」を肯定できる、という可能性について書いています。
 
 なんというか、私が料理好きなため『ダンジョン飯』から受けるインスピレーションが非常に多く、前述の『試作派』論考とはまた違った側面をお楽しみいただけると思います。

以上2点、よろしくお願いいたします!

それと次回の文フリ会場39に出店予定ですので、こちらもよろしくお願いいたします。


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