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33歳になって、気づけたこと

いつもお読みいただき、ありがとうございます!

自然栽培農家//そよかぜ農園
米粉のおやつ//イツモノ です。


私事ですが、1月23日で33歳になりました。
(お祝いメッセージ
ありがとうございました!)

11年前のお誕生日、今暮らしている
ここ八郷(やさと)へ移住しました。

東京から茨城に移住して農家になり
移住直後に東日本大震災があり
その後、こどもたち3人に恵まれて
右往左往、バタバタな日々を過ごしながら
気づけたこと•感じたこと
そんなこと5つを綴ってみました。


-旬の"やさいセット"をお届けしています-

-"やさい"って美味しいんだな-


「やさいって美味しいんだなぁ〜」
というのはこっちきて
農家になって気が付いた。

露地野菜というのは
自然の環境で大きく味が変わる。

同じ小松菜も、春と冬は見た目も味も別物。

カリフラワーやブロッコリー
ターサイにカーボロネロ
トマトにきゅうり
長ねぎにほうれん草…

育てているおやさいはどれも
味わい深くてやさいが美味しい!
と毎日飽きずに言ってしまうほど。

なので、やさいが美味しいから
お料理もシンプルで十分美味しい。

日々の忙しい暮らしの中
あれもこれもするのは大変だから
キャベツと豚肉を塩コショウだけで
パパッと炒めればいい。

それだけで、とっても美味しい一品なのだ。

自然栽培は、化学肥料•農薬はもちろん
堆肥も使わないので、そのおやさいの個性
がダイレクトにでるのかもしれない。

"マイペースなやさい"なのだな。

ただ、"甘み"でいったら有機の方が甘いので
それはもう食べる方のお好みで
選んでもらえればいいと思っている。

農法いろいろあるけれど
結局は"誰が"作っているのか
という部分が大切なのではないだろうか。


-うちの畑-

-人間って自然の一部なんだ-


これもとても感じること。

というのも、農業は自然と共にあるので
どうしても"自然"は切っても切り離せない。

農家は土を耕したり、種をまいたりするが
ほとんどは地球に育ててもらっているわけで
感謝をせずにはいられない。

やさいは農家が育てているのではなく
農家はちゃんと育てるようにサポートする
そんなイメージ。

また、自然豊かな場所に暮らしていると
見上げた星空に引き込まれたり
きれいな山並みを眺めたり
そんなことをしていると
「人間って儚くてちっぽけだな」と思う。

それはネガティブなことではなく
儚いからこそ、この人生をたのしみたいし
ちっぽけだからこそ、たのしく人と集いたい
そう思えて、わくわくするのだ。


-自分を深めるひとり時間-

-すべては自分を磨くこと-


おやさいもお菓子も
自分以上のもなどできないから
自分を磨くほかない。

内面がトゲトゲしていたら
そこから美味しいものはうまれないし
そこから雰囲気のいい場所はうまれない。

そよかぜ農園は
この地を"居心地のいい楽園にしたい"
という壮大な夢がある。

なので、庭づくりにも時間と労力をかけるし
セルフビルドで家も建てているし
「どうしたら居心地の良い空間になるか?」
を自分自身に問いかけながらやっている。

そうしていると、結局"自分を磨かなくては"
という結論にいつもたどり着くのだ。

頭でっかちにならず
バランスをとりながらも
自分で考えて、意見を持つ。

意見をもっていたとしても
それで争うのではなく
すり合わせてより良い方向にもっていく。

私の憧れは"チャーミング"な人で
それは深く物事を知った上での
軽やかさだったり、優しさのある人。

そんな人を目指して日々精進なのだ。


-まわりを見渡せばそこにある-

-身近にある小さなしあわせ-


"しあわせ"って目を向けてみれば
すぐ近くにあるもので
それに気が付けるかどうか。

究極、生きているだけでありがとう!だし
自分が健康でいられるだけで
家族が健康でいられるだけで、しあわせ。

例えば身近にあるものでいうと
•夕焼けがきれい
•知らない人がふいに優しくしてくれた
•ごはんが美味しかった
•かわいいお花が咲いていた
•月がきれいだった

と書いてみると
きっと目線をあげることって大切なのだ。

ちょっとだけスマホを置いてみて
車窓からの景色を眺めてみたり
空を見上げてみたり
ちゃんとごはんを味わったり。

ついついスマホは見ちゃうけど
ちょっとだけ、その数秒、数分だけでも
世界は違って見えるかもしれない。

私もどこか虚しさを抱えていた頃は
近くにある小さなしあわせ
にただ気付けていなかったのだ。

ここへ移住してきた当初なんて
自分に自信など全くなくて
軸もなくふらふらしていた。

「自分てだめだなぁ」くらいに思っていた。

それでも、取り敢えず、なんとか
進んでいくことで見えてきたものがあるし
今は自分ってなかなかいいかも!
と思えていて、たのしい。

そうそう、その頃はアトピーも酷く
身体が整っていなかったから
心も整っていなかったのかなぁ
と、振り返ると思う。


-ご褒美も忘れずに-

-なにより"自分"を大切にしてあげる-


現在、8•5•3歳の小さなこどもたちがいて
毎日バタバタなわけで
イライラすることも多々あり
私は自分のごきげんを上手く保てていない。

「あ〜また余計なこと言っちゃったよー…」
と反省する日々。

なので、なるべく自分が笑顔でいられるよう
"なにりより自分を大切にしてあげる"
ことって切実に必要なのだな、と感じる。

やっぱりお母さんが笑顔だと
みんな笑顔になるってそうだと思う。

どうしても、こども優先になりがちだけど
「ここは母優先でいかせてもらいます!」
ってことがあってもいいし
「今日はもうお疲れなので、洗濯物はたたみません!」
「おかずは一品でよし!」
「たまには一人でお風呂に入らさせていただきます!」
とかね。

また、"自分の好き"をちゃんと大切にすると
自分がわくわくするから
周りにも優しくなれたりする。

こどもに怒らないほうが、自分も楽。

だから必死に、なんとか、頑張って
自分に優しくしてあげよう!
と心がけている。

心から思うけど、"ごきげん"でいるって
本当に至難の技…

なので、一緒に頑張りましょう。


今回もお読みいただき、ありがとうございました。

自分に優しく、時には自然の中に身を置いて
ゆっくりとする時間もいいかもしれませんね。

-そよかぜ農園//イツモノ-

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