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50歳になった私が『着たい服』が『似合う服』をかなえるまで #9 燃え尽きキテンゲからのLevi’s 501

こんにちは、Soyesseです。
 
一生大切にしたいお洋服のご紹介。3回に渡ってオーダーメイドキテンゲについてご紹介しました。いやぁ、もう少し温めておこうと思ってたキテンゲさんの登場で私のお洋服愛(キテンゲ愛)がアガりすぎちゃって💦今、少しの燃え尽き状態です。実はキテンゲお洋服はご紹介した3着のほかにもあり、まだまだ控えておりますが季節的に今ではないな。と判断し、まだ先に登場となります。
 
以前、年齢別の私のお洋服遍歴にちょっと触れました。今と違って、ちょっと前までは気軽に記録(画像)することができなかったため、記憶という記録にたどっていくしかなく、それか、実物が残っていればそれで記憶を呼び起こす。ってなります。引越10回もやってると都度断捨離を行ってきていて、10代、20代の大事なお洋服はなぜかもってるのに、30代での大事なお洋服はほぼ手放してます。ってことは大事ではなかったってことなんでしょうね。
昨日、友人たちと飲みに行き、その帰り、一人電車の中で私の洋服遍歴に浸っていました。10代の頃からのアメリカ好きで、18歳で初アメリカ。L.A.郊外での1か月ホームステイ。その時にちょうどBeverly Hills 90210 (ビバヒル高校白書)が始まったときで、ヒアリングスキルがまだまだだったにもかかわらず、必死に見てました。スリムジーンズにハイカットスニーカーに憧れましたねー。当時流行ってた、白いL.A. Gearのハイカットスニーカーに紐が赤とピンクの2本使いを履いてました。あーぁ、懐かし。私、高校中退してて、早くに大検(今でいう高認)を取ってて、バイトしてお金あったんですよ。で、同級生が高校卒業シーズンに私はL.A.へ。あったりまえだけど、周りの人がオシャレに見えた。実際に単にスパッツとTシャツだけなんだけど、オシャレに見えたんですよ。もちろん、私も真似ました。スパッツとTシャツにハイカットスニーカー。探せば写真はあるはず。でも、奥のほうに仕舞ってしまっているので、年内予定している我が家のリホーム時に発掘してきます!とくかく、シンプルな格好のアメリカンに触発され、今までジーンズを持っていなかった私は、帰国後にジーンズを求めて、ジーンズショップや古着屋さんを巡り歩くっていうのが始まりました。
気が付けば、お洋服を買うときには、『これ、ほしい』というイメージがあり、そのイメージを求めて探すというのが私のお買い物方法。なので、イメージ通りのものを見つけるまではとことん探す。途中で、路線変更するとあってもその過程が楽しいですね。
高校中退ってワードに引っかかった方もいるとか思うのでちょっとご説明しときます。約35年くらい前に高校選択って今と違って情報量は少なく、『高校名鑑』的な、場所と男女比、制服と偏差値などなどの基本情報が載ってる本から私は選択。憧れの電車通学 + お嬢様ちっくなセーラー服。ご挨拶は『ごきげんよう』。別に嫌なことがあったわけでもなく、仲間外れになったわけでもなく、たまたま、本屋さんで知った大検を受検した人の体験記。これですよー、私の人生のターニングポイントその1。ここから、私は、人の目を気にしない人生の始まりとなります。まっ、多少は気にしましたけどね、紆余曲折はありましたが、ここが私の『普通』を好まない人生の幕開けとなりました。もちろん、ここからは自分の選択には責任を持つって15歳にはちょっとタフなことやっちゃったなって今思えばそう思えますが、1ミリも後悔はなかったですね。
高校を1学年も終えてなかったのでもちろん一人で勉強できるほどの学力はなく、最寄り駅から1時間電車に乗っての予備校通学。これまた、都会への進出!ってなると、オシャレアンテナも敏感になるわけですよー。田舎育ちの私には刺激が多いこともありましたが、今まで接点のなかったオシャレな方々を目の当たりにする日々は電車通学の楽しみでもありました。でもね、やっぱーり無難なお色味が気になったわけ。なんでだろ??って。電車の中のオシャレな感じな方々、無難なお色味は多かったんですよね、80年代。
映画の世界のアメリカって明るいぢゃないですか!Back To The Futureとか、トップガン。ロッキーとかってべたなタイトルが出てきますが、特にBack To The Futureの高校でのプロムパーティのシーン。日本にこんなのなーい!!と衝撃的でした。マイケル・J・フォックスはL.A. GEARではなくて、王道Reebokでしたけどね。自分のお金でお洋服を買えるようになったら、絶対にアメリカ人みたいな明るい色のを買うんだ!って思ったからね、無難なお色味はずっと苦手でした。
自分の好きな色だったり、デザインだったり、好きなものは好きって表現していきたいと思ったのもの頃だったかも。そのせいか、友達とはファッションの話はあんまりしなかったですね。話が合わな過ぎて。お買い物はたいてい一人。それでも、いろんな出会いや冒険が楽しかったのを今でも鮮明に覚えています。

そこで、今回の私の大事なお洋服のご紹介ですが、『Levi’s 501』です。これ、いつの購入かは定かではないのですが25歳ころには履いていた記憶があります。そっ、ここでは記憶という記録。古着屋さんをめぐりにめぐって出会った1本です。ストレッチもきいてなく、洗濯後はめっちゃキツクなるっていう、ジーンズの王道ですよ。ちょっと大きめを購入し、メンズライクに着こなすのが当時の私のお気に入りでした。わざと大きめを買ったのに、加齢とともにやってくる体の変化。そして今はサイズアウト。でもね、このジーンズをまた履きこなしたいという願望があり、今でも大事にスタメンコーナーに位置取りしています。


加齢による体型の変化はそれはそれと受け止めてはいるんですけどね、大事なお洋服が入らなくなるのはちょっと悲しいので、週1のボクシングトレーニングと月2のヨガでその夢を叶えたいのですが、健康的にガッシリするばっかで遠のいているのが現状です。今回はなんの変哲もない、一般的なジーンズのご紹介でした。おそらく、私だけでなく、ジーンズ好きな方ならきっと思い入れのあるジーンズはお持ちなのでは?
 
ちなみに、私は邦画も大好きで『男はつらいよ』はほぼ全作制覇していますよー。
ではでは。

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