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こんな時は本を読む 〜星野道夫〜

ギガが足りない。今月は圧倒的に足りない。
何か動画をみていたわけでもないのに。
でもギガ使い放題プランにするほど使うのかしら…という考えが毎度よぎって、ライトプランのまま。

あと1週間、電車の中で何をしていたらよいのかー!

そこでタイトルの通り、本を読む。
普段から読みたいと思っていつもカバンに忍ばせてはいるのだけれど、ついついスマホをのぞいてしまう。
しかしもう、あきらめろ。ギガが無いのだから。
そこで私は少しづつ読み進めている
星野道夫「魔法のことば」をカバンから取り出す。

ずっと昔、ナショナルジオグラフィックで星野道夫さんの写真を見てから存在を知り、写真集や著作を読んでいる。動物写真家でありながら、なんとも言えない独特の文章がほんわかと心を温かくしてくれて、とても惹かれるものがある。
彼の写真展に行った時は、映像があり肉声を聞くことができた。
眠くなる話し方だとは聞いていたが、なるほど確かにゆったりとおっとりとそしてあたたかい話し口調。眠くなる…とは良い意味でだろう。

そんな彼が講演会などで話した内容をまとめたのがこの本。

一気に読むより、少しずつ読み進めたほうがいい、と、どこかに書いてあったので、はからずもその通りになっているのである。

読みながら、やっぱりこの人は面白いと思った。話口調からは想像もつかない行動力には改めて尊敬してしまう。
アラスカ、死ぬまでに一度行ってみたいと思わせてくれたのも、彼の影響。初めて行くなら秋がオススメらしい。白夜が続いた夏から徐々に懐かしい夜がやってくる、そんな時期らしい。

そんなこんなであっという間に時間が経ち、もっと電車に乗っていたい、と思わざるを得ない月末の心模様なのである。

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