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1975年生まれのウサギ年のおじさんです。水道の公務員してます。結婚してます。日記みた…

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1975年生まれのウサギ年のおじさんです。水道の公務員してます。結婚してます。日記みたいに思ったことを書いていきたいと思います はい

最近の記事

オフィス職人

生まれた余裕をブルシットジョブのビッグウェーブで埋める奴図書館で本を借りて読むのが趣味なのですが、ちょくちょく見るのが、誤植を鉛筆で修正してあるやつ。 見つけたら、鉛筆書きして正す。それが、何の効果を生むのかを世界はまだ知らない。僕にもわからない。 ざっくりが制御不能各人の仕事量を把握したいので、ざっくりどのくらい今抱えてますか?と聞くと、徹底的に定量的に数えだすやつ。 聞かれたら、数えて集計する。数えてる暇があったら仕事を進められるのでは?という質問は僕にはできない。

    • 組織とルール

      ルールは大事それは僕も理解しているのです。 でも、時代とともに変化させていかないといけないと思うのです。 4つのタイプ組織で仕事をしているとルールの捉え方で4つのタイプの人がいると思うのです。 ①ルールを作る人 アカデミックスマート。頭が良い。組織の中心人物。組織を守るためにはこういう仕事のやり方がいいのでは?と提案できる人 ②ルールを破る人 ストリートスマート。地頭がいい人。必ずしも中心人物ではない。ルールなんて人の作ったものだから変えればいいんじゃない?と提案で

      • ちゃんと仕事すると遠のく効率

        枠から外れるの怖い空気を読みたい。目立ちたくない。だから警戒を厳にする。着地点が解像度高く見えないと、それは時期尚早であり、計算できる予想可能な枠内で行動すべきという恐怖。 したがって、新しいことは生まれない。これまでと同じやり方で新しいことが起こるのを望むのは狂気ってアインシュタインも言ってましたよね。 誰も悪くないよね短期的な予測できる正解を積み重ねる。それは悪気があってやっていることではない。でもね、長期的にはどうなん? 自分の仕事を愛しすぎると、過剰深化してしまう。

        • インターネットという繋がらないつながり

          昔はよかったとか、そういう話ではありません (無意識なだけでそういう話なのかもしれない) 最近、若い人たちとカラオケに行くと、全員で盛り上がる曲というのに困る。今これだよねという、前奏が鳴っただけで「おお!」という曲がない。 みんな別々の小宇宙(個人に最適化されたインターネット)を生きている。若いのに僕が生まれる前の歌なんか平気で歌える。サブスクで流れてきたんで・・・とか 昔はコンパでカラオケよくいったなーと思い出にふけっていると、今の時代に自分が適応できていただろうか

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          RPGのやり方の間違いにおっさんになって気づいた

          vtuberのRPGプレイ動画みてたんですね。そしたら、中ボスで何回も死ぬんですね。 ”レベリングが足んないんだよ”と心の指示厨がずっとダメ出ししてたんですが、vtuberが何回目かのチャレンジでそのボスを倒したとき、めっちゃ喜んでて、僕もとっても興奮したんですね。 僕はガキの頃からむっつり負けず嫌いで、かくれんぼで鬼に見つけられると、顔はへらへらしつつも、以降、力を抜いたり、自転車で友達と競争してて、抜かれるのが嫌で減速せずにカーブで曲がれず、倉庫に衝突して自転車が廃車な

          RPGのやり方の間違いにおっさんになって気づいた

          風化する阪神大震災と忍び寄る次の地震

          僕は水道の公務員ですが、うちの会社で今年阪神大震災の黙とうがなかったので、「そっか・・」と思いこれを書いてます 大震災の時、18歳で入社1年目だったんですが、自分と家族にけがはなく、家も一部損壊とかだったので、全くダメージがないところから震災経験が始まりました。 災害では人間が作ったシステムが破壊されます。それは物理的なインフラという意味だけでなく、交通や法律などのルールなどもそうでした。災害復旧工事に関わっていくことになるのですが、いったん出勤すると1か月帰れないような

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          甲子園が終わって

          夏の甲子園が終わりました 私の友人は審判ですが、何十年も甲子園の期間だけではなく、 冬の練習禁止期間以外、一年中、土日は試合や審判講習会で走り回り、会社の昼休みはキャッチボールで肩を作っています。 膝を壊したり、審判の進路相談をしたり、時にはミスを世間や高野連の上層部から強烈なお𠮟りを受け、それでも無給で笑顔で審判をやり続ける姿に尊敬とかを通り越して、壺があったら買ってしまいたいです。 そんな彼の息子の代は、甲子園が開催されませんでした。 それでも彼は今年も元気に審判

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          和歌山の水管橋とぼく

          和歌山で水管橋が落ちた。 数年前に耐震補強も行い、点検も先月実施していたということである。全国の水道事業体はこの事故を受けて議会対応等で上を下への大騒ぎだと思います。 僕もそうです。 和歌山のことは和歌山の方にしかわかりませんし、どうのこうの意見もないのですが、『ABEMA Prime』に出演した水ジャーナリストの橋本淳司氏がおっしゃっていたA(あきらめ)K(考えない)B(場当たり的)というのが僕の心に突き刺さりました。 議会で認められた予算により駆動する我々公務員は

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          お笑いという芸術

          宮迫さんが島田伸介さんにTELするyoutubeをみました。伸介さんは、もう戻る気はないとのことで残念です。 古館さんがダウンタウン松本さんとトークする番組で、松本さんの概念を言葉にする能力をほめたたえていました。 これはお笑いという芸術の一部で、センスとかチョイスとかいうやつだとクソ素人ながら思いました。 実際の場面では、どういうタイミングで、どのくらいの強さで、表情は、カメラに対して目線はどうする、とか様々な要素を瞬間的に判断し、さらにそれを複数の人間が即興で行い、

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          間接コロナの休暇判断

          空気を読む。 日本人の集団で目立たないようにするのに、非常に重要なスキル。お互いがゆるーく隣、上、下をチラ見しつつ、正解をさぐります。 コロナの濃厚接触者に自分がなれば、会社に行ってはいけません。これはわかる。 コロナの濃厚接触者に家族がなれば、会社に行ってはいけません。これもわかる。 子供の学校でコロナ患者が出ました。大事をとって会社休みます。このあたりから、空気の読みあいが始まります。 休めば周りの人間に仕事の負担がかかる、下手に出勤すると、もし自分が子供から感

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          こより綴じ廃止

          閣議請議の事務が見直されました。「青枠」「こより綴じ」、請議大臣の公印押印が廃止 すてき 大多数はコレは無駄だと思っているが(一部、こういうのに伝統美を感じ死守する人もいらっしゃる)、こういうのがわが社でボトムアップで改善されたことを見たことがない。 関係する部署が多い改善案件は、そもそも調整が面倒。また、それぞれの部門がサイロ化しており、隣国の内政干渉はしないのが不文律。 普通の部門長ならば、「まあ、いいか、あと数年で定年だし」となる。すんごいわかります。僕もそうす

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          あほを導けし者

          僕はあほです。 会社がどういうつもりで僕を採用したのかはわかりませんが、こんな小難しい仕事をするはずではなかったと思うのです。 しかし、自分の知らない小難しい仕事をしなければならないということで、外部のコンサルタントと一緒に仕事をするわけですが、 僕はあほなんですねーこれ。 つまり、仕事をすすめるにあたり、外部のコンサルタントは僕をわからせないといけないというハードルがあるのですね。 外部のコンサルタントの方はどの方も、素晴らしい能力をもった専門的な仕事ができる方で

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          社内引っ越しに出る人間性

          うちのような昭和のカンパニーになると、いまだに4/1に引っ越し(物理)が開催されます。人事異動の内示が3/20前後なので、その後、CADで図面引いたり、マル秘書類をみられないための接客部分の移動や、キャビネットの移し替え、LANケーブル(物理)、電話線(物理)の配線替え、などに奔走します。 つっこみどころ満載なのですが、これが常識。これが鉄の掟。業務改善の提案などで、せめて、内示をもう少し早くしてもらえないでしょうか?なんて声も上がりましたが、そよ風もそよがず、却下なのが現

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          細かさとざっくりの間に

          日本人は細かい。 業務用のシステムなんかを日本のメーカーに組ませると、UIがフォトショップの亜種みたいな事になる。対して、米国メーカーだと、できることは、明らかに少ないが、説明書無くても誰もが使える。 個人的には、日本人の細かくもっさり(いいところ)vs欧米のざっくり迅速で、経済的には敗北している現状なのかなと思っています。 しかし、持続可能なくらいであれば経済で負けてもいいのでは?とも思います。 そもそも、大多数の日本人にざっくり迅速は無理なんじゃないかと思います。

          細かさとざっくりの間に

          心のバランス

          合気道の創始者、植芝盛平さん。弟子から「なぜ体の中心が守れるのか?」の質問に対し「僕も皆さんと同じで中心はずれるが、元に戻るのが早い、ずれないようにするより、立て直す用が早い」 僕は達人になると、鋼鉄の心が手に入ると思っていたのですが、どうやら、そうではないのですね先生。 自分の感情の動きをいち早く認識して、建設的な感情に戻す「エモーショナルインテリジェンス」というのがあるらしいです。 感情を扱う力・・修行あるのみですね。

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          背中で語るおじちゃん

          僕が18歳で社会人になったころ、同じ係に50代のおじちゃんがいた。 お世辞にも、仕事ができるほうではなくて、ただでさえ大変なのに、時代はちょうどWindows95が出て、あらゆる仕事が、とりあえずデジタルでなぞる形に置き換わるころだった。おじちゃんはパソコンになじめず、仕事に四苦八苦している様子でした。 でも、おじちゃんは常に笑顔で、若い僕たちのことも気遣ってくれて、よく声をかけてくれた。怒られたことはないけれど、褒められるようなところのない僕をよく褒めてくれました。

          背中で語るおじちゃん