見出し画像

近頃モヤモヤすること

大学3年生ということで、もしかしたら人生で最後になるかもしれない定期テストを終え、春休みに入りました。

研究室への配属も決まり、いよいよ卒業研究です。頑張ります。

さて、今回の記事では最近モヤモヤしていることを綴ってみたいと思います。僕がレポートやテストに追われていた頃、ニュースでは首相やその周辺の方々の同性婚等に関する発言が波紋を呼び、それ以来よく話題になっています。

世の中色々な人がいるので、考え方も人それぞれ。だから、別にそれはそれで良いと思います。ただ、今回はちょっと悲しいなぁとは思いました。
…いや、正直なところ結構グサリと…(テスト期間中で余計に笑)

でも今回の記事では、特定の人の発言については深く言及しません。
こうやって話題になってふと思ったことを整理しておいて、将来また読み返してみようと思います。

モヤモヤしていることは次の3つです。

1、時代の流れ的に?
2、嫌だという人がいる中でどうふるまう?
3、この先僕は生きていける?

1、時代の流れ的に?

「LGBTQについて認めないのは時代遅れだ」みたいな雰囲気を感じることがあります。「G7の中で同性婚を認めていない日本は遅れている」とかも聞きますね。

言っていることは分かります。
WHOが同性愛を国際疾病分類から除いたのは1990年。それまでは疾病とされていたんですね。
それから30年余り、世界各国では同性でも結婚ができるようになったり、権利を保障する法律・制度ができたりして、社会は少しずつ変わってきました。日本でも、自治体によってはパートナーシップが結べるようになりました。

こうした変化は肯定的に捉えています。
でも、他国と比較ばかりしていたり、日本は・あなたは時代遅れだと決めつけたりするのはちょっと苦しいです。
「時代の流れに遅れないために法や制度を作っているの?」
と感じてしまうのです。

もちろん、多くの人は平等や権利について真剣に考えて発言していると思います。しかし、政治や法が絡んでしまうと、どうも他者・他国からの「見られ方」が気になってしまう部分はあるのかなぁと…推測にすぎませんが、そんなことを感じました。

2、嫌だという人がいる中でどうふるまう?

差別的な「発言」をするのはやめてほしいと思う気持ちに変わりはありませんが、実際には、同性を好きになるのは気持ち悪い、受け入れられないと思う人は一定数いると思います。それは内心の自由ですから、「そう思わないでくれ」と言うことはできないし、言いたいとも思いません。ただ、そういう人と同じ社会で生きていくにあたって、自分はどうふるまったらいいんだろうと考えることはあります。

あくまで僕の場合ですが、僕は身体も性自認も男性かつ性的指向が男性で、トイレもお風呂も男性用を使用しますし、大抵は男性として見られていると思います。とすると、今のところ日常生活ではそれほど困りごとはないかもしれません。

あるとすれば、カミングアウトするかしないかという点だと思います。この記事を書いている時点で、僕はまだ誰にもカミングアウトしていません。
多くの人はカミングアウトしても変わらず接してくれると思いたいですが、ニュースで取り上げられる色々な発言を耳にすると、友達と話をしていても「この人は僕の性的指向が同性だと知ったらどう思うのかな?」と少し怖くなることがあります。もし嫌だという人にカミングアウトしたら、それは押し付けなのではないかと考えてしまう自分がいます。

カミングアウトしなければいいじゃないかと思う人もいるかもしれないですが、この先もずっとしないというのは正直苦しいです…。

3、この先僕は生きていける?

さて、この先僕は生きていけるのでしょうか?

これから社会に出れば周りの同年代の人は、おそらく多くの人が結婚したり、子供が生まれたりしてライフステージが変化していくと思います。結婚が全てではないという考え方は広がっているものの、そのような状況の中で自分は何を目印に歩いていくのでしょうか。

あるいは一緒に生きていきたいと思う人ができた時、その人との関係を他の人に自信をもって話せる環境にいるのでしょうか。

あるいはパートナーがどうとか他者との関係がどうとかを気にせず、一人で好きなように生きているのでしょうか。

ちょうど友達と就活や将来の話をするような時期になり、これから先の人生について今まさに考えています。大学院に行ったとしても、いずれは仕事をして生活をしていくわけですが、僕自身の現時点でのイメージは、就職した後のことは真っ白。多少やりたいこと、なりたい姿はあるものの、就職した後は仕事をして死を待つだけ。そんな気もしています笑。


行けるところまで行って、帰ってこられなくなったらそこで終わりでもいい。
色々考えていたらそんな気分になってきました。
あ、これは悲観的になっているのではなく、あくまでも前向きな気分です。

大学生活はちょうどあと一年。
多分あっという間に終わってしまうけれども、もう少しの間じっくりと将来について考えてみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?