冬が似合うかわいい男の子

朝晩の冷え込みが厳しくなり、年の瀬に向けて街中にイルミネーションが輝くこの季節。
「恋人いない歴＝年齢」の僕は、当然ながらまだ「恋人と過ごすクリスマス」がどんなものなのか知りません。

道を歩けばカップルが手をつないで話していたり、大きなクリスマスツリーの前で写真を撮ったりしています。

いつからクリスマスは恋人たちのものになったのでしょう。
冷たい冷たい風が、容赦なく身体に吹き付け、僕は人肌恋しくなります。
僕だって手を握り合って温め合いたいよ。

でもね。
僕、そんな冬（特に年末）が大好きなんです。

紅葉が終わり、日に日に寒くなっていく中で、緩やかな季節の移ろいを体で感じられます。
それに、僕は暑がりなので、暑いより寒い方が好きです。

季節の移ろいを感じながら、気づけばカレンダーは最後の1枚。
今年も１年色々あったなぁ・・・
と思って振り返ります。

よく、年末のテレビで今年の出来事を振り返るコーナーがあったりしますが、そういうのが大好きです。
良いニュースも暗いニュースもありますが、「今年も１年ちゃんと生きられた…」ってほっとするし、感慨深くなります。
「来年は何しようかな？」って思い描きます。

「あぁ、生きてるんだな。」って感じがして好きです。

そして、冬が好きな理由はもう一つ。

冬の男の子ってとってもかわいいな、と思うんです。

あったかそうなコートを着ていたり、
フワフワのボアフリースに身を包んでいたり。
（羊かよっ、かわいいな）

袖から指先だけ出して、
くるくるマフラーに顎うずめて。

この季節、そんな格好をしている男の子が街中に溢れます。

特に、色白なかわいい男の子がそんな格好してたら、
「はぁぁ、いいなぁ、かわいいなぁぁ」って

心の中で思っています。

心の中で。

はぁ…
来世は冬が似合うかわいい男の子に生まれたいな。