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奨学金の手続きを通して考えたこと

大学生活もあっという間に終わりが見えてきました。
大学院への進学が決まり、今は卒業研究に追われています。

さて、進学にはある程度の学費が必要になります。
そこで、奨学金を借りて学費を賄おうと考え、手続きを始めました。
給付型ではないので、将来にわたって返済しなくてはなりません。
今のところ修士のみ行って就職しようと考えているので、2年間です。


将来の人生を考える

返済のこととなると、否が応でも将来のことを考えさせられます。
奨学金のことを考え始めた時、きちんと就職できなかったらどうしよう、仕事が続けられなくなったら返せないな…と「返済に困る」ことばかりを想像してしまいました。

将来を考える必要があるとは言いますが、自分の将来なんてそんなに簡単に見通せるわけありません。
それを前提に、人生設計について一応考えてみました。

今の時代、仕事のかたちや結婚するかしないか、子供を産むか産まないかなど、多様な人生の選択肢があります。
それでも僕の周りの大人は、会社に就職し、30代くらいで結婚している人が多いと感じます。

あまりこういう風に考えるのもどうかと思いますが、結婚して家庭をもつことになれば自分一人の生活よりも必要なお金は増えるでしょう。


自分の場合はどうでしょう。

僕のセクシュアリティはゲイです。
(女性と)結婚はおそらくしないと思います。
子供もおそらく育てないと思います。
お金の面でいえば、実家に多少の仕送りくらいできれば良いかなぁと思っています。
だから最近は、きちんと就職さえできれば返済の負担はそんなに深刻に考えなくても良いかも、と思っています。


法的な関係性

もう一つ考えたのは、「法的な関係性」についてです。

書類には配偶者の収入を記入する欄がありました。
もっとも、学生で結婚している人は少ないとは思いますが、将来同じように配偶者について記入する書類に出会ったとき、仮にパートナー(男性)がいたとしてもそこにその人のことを記入することはできないのだろうか、と考えさせられました。

また、保証人の選定方法については、「○親等以内の親族」などと条件があり、ここでも法的な関係性の大きさを実感しました。

「結婚」という形ではなくても良いけれど、同性どうしでも法律上の関係性を証明・表現できるような社会になれば良いなと思います。


お金のこと、きちんと勉強したい

これから近いうちに社会人になるわけです。
奨学金の手続きを通して、自分に関係するお金のことをきちんと理解しないとだめだ、と感じました。

給与などの収入のこと、生活費のこと、税のこと。
色々なお金が世の中にはあります。

ちょっとずつ学んでいけたらと思います。


今日は、奨学金の手続きを通して考えたことを綴ってみました。
今日の僕がこんなこと考えていたんだなぁって、将来読み返すのかもしれません。

それではまた。

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