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パン職人をなろうと思ったことなど

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パン職人になろうと思った理由や、働いてみて感じたこと、学べたこと書いた記事をまとめてみました。脱サラしてパン屋さんになる現実の楽しさと苦労などがわかるかなと思ってます。オーストラ… もっと読む
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専門学校の社会人向け製パンコースを受講して思ったこと

専門学校の社会人向け製パンコースを受講して思ったこと

社会人3年目を迎える時期に、専門学校の社会人コースに入学しました。

週末のみ、前期後期各6ヶ月、合計1年間コース

を選びました。

会社の辞令で東京勤務から、名古屋への転勤を命じられたので、1年間受講するはずが、前期のみ6ヶ月受講になってしまいました。
そんな僕が専門学校の週末開催の社会人コースの製パンクラスに入学してみて、思ったことを書いていきます。

なぜ、専門学校に入学したのか?

パン

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自分の経歴だからこそ、考えているパン屋さんのスタイル

自分の経歴だからこそ、考えているパン屋さんのスタイル

1直線にパン職人としてキャリアを築いていない自分だからこそ、浮かんでいるパン屋を営む上で大切にしたいことがあります。

それは、餅は餅屋スタイルです。

甘いと思われるかもしれませんが、自分の思う姿勢で商いができて、営み続けることができたら、きっと何か気づいてくれる人もいるんじゃないかなって思ってます。
そんな気持ちでまだお店を構えてもいない段階で理想と夢を書きます。

僕はやっぱり自信を持って焼

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沖縄黒糖を使ったパンを焼きたい。その理由と砂糖についての説明

沖縄黒糖を使ったパンを焼きたい。その理由と砂糖についての説明

沖縄黒糖を使ったサワードウ食パンを出したい。そんな目標と夢があります。

なぜ沖縄黒糖なのか、

それは新卒で入社した会社で働いて、
作り手になってみないとわからないことがあるんじゃないか。
と、思わせてくれた原料が沖縄黒糖だからです。

皆さんも砂糖についてどのくらい知っているのでしょうか。

上白糖、グラニュ糖、ざらめ糖、三温糖、、、色々ありますよね。
僕は入社するまで全く知りませんでした。ザ

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【まとめ】お店を開きたいと思うまでの経歴

【まとめ】お店を開きたいと思うまでの経歴

遠回りながら、自分のパン屋さんを開きたいと思うまでの経歴をざっくりまとめて書いてみます。

大学生の時、「職人になりたいな」と思いながら就職活動する。

卒業旅行で感銘を受けたミートパイで、「職人」枠から「パン職人」を目指すことを決める。

社会人として知見を持つ。と、菓子メーカーに入社して原料調達部で働いて黒糖や糖類など食品流通の知識を学ぶ。

パン職人になりたい夢を目指して、脱サラしてオ

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オーストラリアで働けたパン屋さん2店舗での自分成長比較

オーストラリアで働けたパン屋さん2店舗での自分成長比較

サワードウブレッドを作る職人になれて、まさか2店舗で経験を積めるとは思ってもいませんでした。本当に財産であり、僕だけの強みと思っています。というか、僕の職人人生としてすがるところはこの経験しかないのも事実ですが、、、生かすも殺すも自分次第なので、大いに生かしていこうと思っています。

そんな2店舗を比較して自分が成長できたこと、感じたことを振り返ってみようと思います。対照的な店舗で技術面はもちろん

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パン職人になろうと思ったワケ②

パン職人になろうと思ったワケ②

僕は作り手になってみたい。という気持ちを社会人生活で強く抱いたことで脱サラをしました。

オーストラリア、ゴールドコーストを選んだ理由

は以下の通りです。

・大学の卒業旅行で訪れた街だったから。
・ミートパイがあったから。
・夏好きの自分にとって常夏の気候が合っていると思ったから。
・サーフィンをしてみたかったから。
・28歳という年齢で学生VISAでも労働VISAでもなく、ワーキングホリデー

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パン職人になろうと思ったワケ①

パン職人になろうと思ったワケ①

パン屋を開きたい。と明確に思い始めたのは、社会人になってからです。
そして今、サワードウブレッドの専門店で開業に動き出すなんて自分でも思ってもいなかったです。

目次をつけておきます。

何かの職人になりたい。

この気持ちが何よりのきっかけではありました。
大学生時代に就職活動をする中で、ざっくりと思い抱いていたくらいです。

職人。という響きに憧れがあったのだと思います。何か一つに集中して、極

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自分の中にあるミートパイという存在

自分の中にあるミートパイという存在

自分の頭の中に今でも残っている忘れられない味はミートパイです。パン職人になると動機付けしてくれたのも間違いなくミートパイです。
サワードウブレッドではないんです。いろんな縁でサワードウブレッド専門店を日本を開きたいという気持ちになりました。人生ほんといろいろです。

ミートパイとの出会いは大学の友達と卒業旅行で向かったオーストラリアです。

そこでたまたま利用した観光ツアーのランチがミートパイだっ

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