小林信一氏:インタビュー ~ギターの音作りについて~

小林信一氏:インタビュー ~ギターの音作りについて~

    7月中旬の暑いさなか、貴重な時間を割いていただき、メタルギタリストの重鎮、小林信一氏にインタビューをさせて頂いた。
 いろいろな媒体で機材紹介が多い中、なかなか伝わることのないプロギタリストの考える「音色」に部分について、赤裸々に語って頂いた。
 小林氏の考える「ギターの音について」は、手前味噌だが、非常に参考になる部分が多く聞けたと感じている。 
 メタル・ハードロックなギターが好きなアマチュアギタリスト必読な内容だ。
 (インタビュアー:サウンド研究所 代表:前原宏伸)
 

  第1部 ―小林信一氏の考えるギターの音色―

 ――レコーディング・DTM用とライブ用とで音の作り方に違いはありますか? 

「全然違いますね。
 どちらも一人で弾く音ではないので、バンドサウンドの中だったり、カラオケの中だったりで、どうギターが聴こえるのか?ヌケる音を作っていくのか?ということを想像しながらの作業です。バンドやカラオケの中にギター音を入れながら音を作っていくので、ドラマー、ベーシスト、ボーカリストがいてという状況での音作りと、同じことなんですけど、録音されたドラム、ベース、ボーカルを聴きながらギターを重ねる場合とでは、出てくる音の質が違うので、当然、音の作り方も変わってきますよね。
 レコーディングでもキャビネットから実際に音を出す場合(①)とLINEでという場合(②)とがありますし、状況によって音作りをしますね。
 一般の人って、アンプにマイクを立てて録音するっていう機会はなかなかないと思うので、LINEの機材で音を出すことを前提でお話しますね。
 一番、自分が気を付けているのは、生アンプを鳴らしているイメージでLINEレコーディングの音を作ってしまわないこと。
 どういうことかというと、バンドで音を出すのって、当然、アンプのスピーカーから生でアンプを鳴らしている状況なわけですが、LINEでレコーディングするときの音は、アンプをマイクで録音した仮定の音をPCの中に入れて、何かしらモニタースピーカーでステレオで鳴らしているということ。だから一番違うのを理解しなくてはいけないのは、そのステレオモニターから出てくる音って、アンプから出た音だと考えていると、だいぶ違うことになるっていうことですね。
 その音は、アンプにマイクを立ててそこで拾ったであろうレコーデイングされた音が出てくるのです。ギタリストがやりがちなのは、家でLINEの音で生アンプのスピーカー直の音を再現しようとしてしまうんですよ。そうすると、あまりにも生々しいアンプの音を再現してしまうと、マイクの特性を無視しているということと、ミックスする状況には不必要な周波数も含まれちゃうってことです。ちょっと難しいかな(笑)」 

<※  訳注 インタビュー内で登場してくる、①キャビネットから実際に音を出す場合と、②LINEでという場合について補足説明します。今回のインタビュー内で出てくる生アンプ(①)、LINE(②) 等の発言については、下記のいずれかの場合を指しています。
 なお、他のギタリストによっては、アンプシミュレーターやモデリングアンプで音を作り、実際にスピーカー・キャビネットを鳴らし、それにマイクを立てて音を録る場合もあるので、一概に今回のパターンしかないわけではありません。ご了承ください。

①キャビネットから実際に音を出す(生アンプ)場合
 スタジオで生アンプを鳴らしてスピーカーに向けてマイクを立てて音を収録する方法です。過去においては、この方法が最も一般的でした。
 ライブのステージにおいて、ギタリストの後ろにあるアンプのキャビネットにマイクが立っている場面を見たことがあると思いますが、あの方法です。あの場合はマイクで拾った音をPAに送り、その音が客席に流れています。
②LINE(アンプシミュレーターやモデリングアンプ)でという場合
 アンプシミュレーターやモデリングアンプで作った音を直接レコーディング機材につなげて録る方法です。シミュレーターやモデリングの中でスピーカーキャビネットから出てくる音を想定して音作りされているため、実際にアンプのキャビネットを鳴らす必要がありません。
 ステージにおいても、アンプシミュレーターやモデリングアンプで作ったを直接PAに送り、スピーカー、キャビネットを鳴らすことなく、客席に流れています。> 

――最近のモデリングアンプの音というのは、今、仰られたようにマイクで録音されたテイの音をモデリングしているように感じますか?

「いろいろ設定はできると思うんですけど、マイクで拾った音であった方が役割は大きいと思いますからね。そうだと思いますね。」 

――そこを使用するアマチュアは理解していないといけないですよね? 

「レコーディングされた音を理解していないとね。どうしてもスピーカーから直接の音が欲しければ、マイクの設定をオフにするとか、キャビネットをオフにしてアンプから鳴らしてくださいというしかないよね。」 

――ライブでの音と、家で楽しむ音とは体感的に何が違いますか? 

「僕の畑がメタルなので、メタルに限定して話しますけど、やっぱりリフとかブリッジミュートのズンズンくる感じが、LIVEの生アンプだとグォングォンくるんですよ。身体で感じるというか、背中にアンプがあると「お尻で感じるブリッジミュート」っていう感じですね。それを感じて演奏するっていう気分になる。
 反面、LINEだったり、小さいアンプだったりすると、その迫力は絶対的に出ないので、そことは違う楽しみ方というか。練習の仕方も変わってきますよね。」 

――家で弾くときに、そのズンズンが欲しくて、LOWの部分を上げて練習すると思うんですけど、それをそのままバンドで使ってしまいがちというか 

「そうね。そのまま上げ過ぎて使っちゃうとモアモアになっちゃうよね。
 意外とギターのズンズンっていう帯域というか成分はLOWよりもLOW-MIDの周波数なので、家でそれを再現するには、スピーカーの径が大きくないと出ないんですよ。
 なので、疑似的にLOWを上げても、結果、ヌケの悪い音になってしまうんですよね。なかなか家では難しいよね。本来ならその辺が出るウーハーがあるといいんだけどね。なかなかね。」 

――であると、やっぱり家だと音圧は感じられないですよね?やっぱり家での練習だけでなく、個人練習でもスタジオ等ででかい音で音圧を感じて欲しいですよね。 

「そこがね~(笑)
 実は、そこが大事な技術力なんですよね。
 僕自身も、家でばっかりレコーディングしたり、LINEの仕事に慣れたりしちゃうと、「LINE弾きのピッキング」になっちゃうんですよ。恐ろしいことに。音圧が出ないので、音圧を気にしないピッキングなんですよ。アンプから音を出していると、「音圧を調整しようとするピッキング」になっているんですよ。
 僕らの世代は、もともとLINE機材なんてなかったので、音圧を常に調整するピッキングで育ってきたんですよね。それが、LINE機材になると、どこかで物足りなさがずっとあって、おかしなピッキングになってくるんですよ。僕もLNE機材使って10年くらい経って気づいたんですけど、弾き方がちょっと違うというか、聴いている周波数、調整する周波数が違うんだなって気づいたんですよね。なので、練習するのも、音圧を体感できるようなアンプを鳴らして、大音量の中で演奏するというのをしないと身につかない技術もあるんですよね。
 それが身につくと、「そういう音圧が出ているだろうなのレコーディング」をLINE機材で録ることができる。実際に出てはいないのだけれど、気分的ではそういう音になっている。」 

――頭の中ではそういう解釈で弾くことができると 

「そうですね。「ジョワッ」と鳴ってるという感じのピッキングになると、たとえLINE機材でレコーディングしても、エンジニアの人には褒められる弾き方になるんですよね。「やっぱ違いますね。ピッキングが違いますよ」って。
 最近、リアンプすることが増えてきて、家でペケペケの生音だけをLINE録りしてエンジニアに送るんですけど、アンプを理解している人がLINE録りしているので、リアンプしたときに迫力が違うって言われるんですよ。それが染みついている「生アンプの音圧を調整して弾いている」というか、そのピッキングの差が、リアンプするとちゃんと再現される。実際には生アンプで弾いてはいないんですけど、「そのテイで弾いている」んだなという部分が、エンジニアにも喜ばれるというか、データとしてね。」 

――そういうピッキングであれば、最近のモデリングアンプでも再現が可能ですか? 

「再現はしてるんだろうけど、LINE機材は、やっぱりLINEでしかないので、分かっている人が弾けば再現できる。わからない人は、多分、ずっと分からないという結果ですよね。でも、リアンプする機会もなければ、ライブもLINE機材しか使いません。全部イヤモニです。という人にとっては、学ばなくてもいいのかなと思ったりもします(笑)
 今後は、「アンプ持ってないです」「生アンプはわかりません」っていうプロの人が出てくるのかなという気もしてます。
 「音圧とかわかりますけど、ライブはイヤモニなんで」なんて言われて、「だよねぇ。耳元で小さい音でも聞こえるもんね。音圧もなにもないよねぇ(笑)」なんて日が近づいてる気もするんですけど、それでも、やっぱり、ダイナミックな感じというか、先ほどいったようなエンジニアの人がわかるレベルの周波数帯を操るプレイというのは、ちゃんとアンプを大音量で鳴らして、それを操作することで学べるピッキング・演出というのは、今後も変わらないとは思いますね。」 

――アマチュアが、廉価のマルチエフェクターで音を作ると、バンドの中で音が消えるというか、聴こえにくいというのを良く聞くのですが、小林さんの体感ではいかがですか? 

「どうなんでしょうね。
 僕も、リハとかでは使いますけど、レンジの問題でしょうかね。
進化はしているはずなので、だいぶ良くはなっているとは思いますけど、
用途の違いもあるかもしれませんね。
 例えば、貸スタジオの狭い閉じられた空間で使用した場合、ボワッとしてしまうので、ベースがアンプを鳴らして、ドラムが鳴ってという空間だと、LINEではやっぱり負けてしまいますよね。音量を上げるにも限度がありますし、その状況では、やっぱりヌケは悪いですよね。そういう状況ではアンプ鳴らさないと勝負にならないですよね。用途の違いだと思います。」 

――.歌モノのバッキング、男性Vo.女性Vo.の違いや、インストバンドでの帯域のイコライジングはどうしていますか 

「仕事によって音質を変えるのというのは、当然、バンドのトータルで考えて、ボーカルを含めてトータルで戦う帯域が違うと思うので、その都度、その都度で調整しますね。ベーシストが違えば、ベースの音は違うし、ドラムも然りですし、その場その場で合わせていきますね。常に自分の出したい音だけ出していればいいというものではないですね、仕事上ではね。
 特にボーカルはエフェクターで声を変えることは出来ないので、その人の持っている音域というか声質は変えられないので、「ボーカルが、この辺の音域は少し弱いので、できるだけこの音域は控めにサウンドを作ろう」とか周波数の調整をプロデューサーと相談して作り込むときもあります。
 そこまで細かくなくとも、感覚的にヌケが弱ければ皆で助けるというのを普通にやってますね。「このメンバーだと、音はこうだな」とか、お互いプロだとちょっと音出せば感じるものなので。プロミュージシャン同士、皆そうやってると思いますよ。そういう調整を常にやっているものです。」 

――その分、ソロパートでは自分の好きな音質・帯域で。という感じですか? 

「そうですね。そこはボーカルがいなければ好きな音で。かぶる帯域も気にしないでいいからね。」 

――ソロパートになった時の音量を100で考えると、バッキングの音はどれくらいに抑えていますか? 

「音作りによると思うんですけど、「ソロで単純に音量が上がります」という音を作る人もいれば、「バッキングもソロも関係ない。これが俺の音」という音色1個というタイプの人もいるので、一概には言えないんですけど、僕の肌感覚では、皆さんなんとなく、10だったら8くらいで若干抑えてる感じの人が今まで仕事してきた中では多い感じかなぁ。」 

――小林さんは、いかがですか? 

「僕は、あんまり音量はプッシュしないようにしてる感じで。調整はPAでやってもらう方がいいのかなと感じていて。どっちかというと「音色1個でいいじゃん」っていうタイプのLAメタル世代なので。ソロとバッキングじゃなくて、バッキングの中にフィルもあれば、全部、全部でこれが俺の音というタイプに憧れたので、そんなに差は作っていないです。ソロパートを上げたかったらPAで上げてくださいっていう感じですね。」 

――キャパ200人くらいの箱などで、ライブするときにPAやサウンドエンジニアにお願いすることって何かあるんでしょうか? 

「ごく一般的にアマチュアの皆さんも演奏するようなライブハウスのような感じですよね?
 そういう場所だと、注意を払うところがいくつかあって、中音の感じと・外音の感じと、箱の特性というところでいうと、まず、ステージ上の中音でよくあるのが、「LOWがまわる」という現象が箱によってよくあって、土台なのか形状なのか、吸音がうまくいってなくてLOWがボワンボワンいってしまう箱というのがあります。まず、LOWがまわっちゃう所では、LOWのEQを削って音をスッキリさせるのが第一です。なによりこれが最初ですね。そうしないと、ボーカルが歌うどころじゃないという状況になってしまうので。
 次に、これもさっき言ったのと近いんだけど、200人くらいのキャパの箱のステージの広さって、ちょっと広めの貸スタジオのルームくらいの広さだと思うんですよ。で、リハーサルスタジオで練習するときの環境で、足元にモニターって置いてないですよね?そこでモニターでドラムの音とか返してもらう人いるんですけど、生の音は聴こえてますよね?っていう。そこで返しの音が大きすぎるっていうのがあります。基本、僕はモニターで音はゼロなんです。マイクで歌う人は自分の声を返してもらわないと聴こえないので、自分のコーラスの声とかを少し返してもらう程度でいいと思うし。
 モニターの音量をあっちこっちで上げてしまうと、その音がまわっちゃって、ハウっちゃう。しかもドラムはマイクを立てているから、その音を拾ってしまってグシャグシャになっちゃう。というのがアマチュアによくあるパターン。
 まずは、なにも上げないで音を聴いて、まず落ち着こう(笑)それでどうしようもない音だけもらうようにしましょう。
 僕の場合は、ゼロでコーラスだけかな。あ、たまにねドラムのハットだけ聴こえない時があって、それを返してもらうことがあるかな。「地獄カルテット」の場合、細かいプレイをいろいろやっているので、ドラムのハイハットをクリック代わりに聴いているんですけど、聴こえないときがあるので、それが欲しい時があるかな。」 

――自分以外のギタリストの音作りで、「巧い」と感じる音ってどんな感じですか? 

「ギタリストが10人いれば10人、音色が違うので、もちろんありますよ。「おっ!イイ音してるな」と思ったら、足元のエフェクター見に行ったりアンプを見たり、コツを直接聞いたり、それは相手がプロ・アマに拘らず。アマチュアというか自分の生徒のバンドを見に行ったりして、イイ音のギターがいれば、「何使ってるの?」って聞きに行っちゃうタイプです。」 

――ギター雑誌に載ってるプロギタリストのエフェクターボードの写真とか、よく見ますけど、あれって、プロの人はアマとは見る視点って違いますか?あれを見て、プロの方々は音の傾向とか使い方とかわかるものなんですかね? 

「何でも知っているわけではないですけど、大体ボードを見れば音の傾向とか、知ってる機材なら設定具合で、どれをどう使って、どんな音が好みなのかは分かりますね。ブースト具合がどうとかね。」 

――アマチュアだと「へ~」と感じるだけで、組み合わせとか音色の想像とか、なかなか難しい部分もあったりして 

「試してきた機材の数が、圧倒的に違うと思うんですよね、プロとアマでは。
 最近は種類も多いしね。皆さんが、試奏させてもらう為だけに楽器屋に行くのもなかなかね。「料理の写真だけ見て美味しいかどうか分からない、食べてみないと。」というのと一緒だよね。」 

――最後に、今後、音楽の世界のなかにおいて、エレキギターに、どんな音色を求められていると感じますか? 

「自分は、真空管アンプが好きで、「ズンズン」っていう迫力が好きですっとやってきてるので、その傍ら、「LINE機材の音しか知りません」っていう世代の若いギタリストも増えてきて、便利だからというのもあり、自分も使うからわかるんですけど、なんとなく、LINE機材って音的には個性がないかもって、ちょっと思っていて。
 皆が「このRigいいよ」ってその音を出すから、シェアしたりして。だから皆同じになっちゃうっているのもあるのかもしれないけど、生アンプの空気感その人が弾くから出てくるトーンって絶大だと思うんですよ。そこに差が出るから。今後は、その差が出るものに価値が出てくる日が来るのかなって思いますね。皆がシェアして、「みんな同じ音じゃん」ってなっちゃうと、きっと個性出そうと思っても出せないので、面白くないっていう人たちが出てくるかなって気はしてます。
 今は「シェアしてるから、あ~、あの人の音が出る」っていう方向でいいと思うけど、プロも皆が同じ機材になったら、「誰でも一緒じゃん?」ってなるので。もしかしたら、今後はそういう個性的な音作りが、また大事になるのかなって。
 そんな気はしてるので、皆が生アンプを買ったりする、そういう楽しみ方の方向になってほしいなって。
 爆音で弾いたり、それを観る機会が増えたら最高ですよね。」(笑) 

引き続き、第2部にて、ギターを始めたばかりで音作りに苦労しているビギナーのために、比較的安価でハイコストパフォーマンスで知られるZOOMのG1X-Fourを使用し、小林氏渾身のオリジナル・パッチ3種(クリーン用・バッキング用・リード用)をご紹介頂いた。
 ビギナー用とはいいながらも、サウンドメイキング術は、プロの耳によって作られたもので、現在、バンド等で活動されているギタリスト諸君が、ライブのリハ・本番にも使用できるよう設定されているので、ぜひ参考にして頂きたい。
 さらに、DLして頂いた方の中から抽選で小林氏からプレゼントもご用意していただいたので、こちらもお楽しみいただきたい。
 


今回、ご協力を頂いた、小林信一氏には、心から感謝申し上げます。小林氏の現在のご活動、今後の予定などは以下のとおりです。 

・小林信一オフィシャルLinktree
https://linktr.ee/Shinichi_Kobayashi 

・noteメンバーシップ 小林信一3.0の会https://note.com/hadakanekutai/membership/join?preview=true 

・Music DOJO主催 『第11回目大人のためのロック・セッション会』
〜4周年記念スペシャル〜
日程:9月4日(日)11:00〜14:00 場所:大塚Welcome back
料金:一般4,000円/DOJO会員3,500円 定員:30名(見学のみも可)
応募多数の場合は抽選。
https://note.com/music_dojo/n/nac866b10319e

 

なお、当方では、今後もこのようなギタリスト・ベーシストの音作りに関してのインタビューを積極的に取材していく所存です。皆様の誰々のインタビューが聞きたい。こんな内容を期待している。今回の感想など、皆様のご意見・ご感想・ご要望をお待ちしております。SNSによるDM 当方HPのブログコメント欄を開放しておりますので、お寄せいただければ幸いです。


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