見出し画像

キャリアオーナーシップの輪


キャリアオーナーシップとの出会い

キャリアオーナーシップという概念をタナケン先生のセミナーで初めて知ったのが2023年8月3日のHRセミナーでした。
セミナーの最後に、「まずは人事の私たちから社内で発信していきましょうよ」と先生が呼び掛けてくださったのが私の心に刺さり感情が動きました。
このセミナーを見ている人事担当者がそれぞれの場所で、発信を続ければ、キャリアオーナーシップの輪が大きく広がっていきます。

まずは自分から、行動してみよう。

そして2023年8月下旬に代表へ提案し、9月中旬から週一回の人事情報の発信を始めました。

毎週水曜日の発信

私は小さな会社で経理・労務・人事など管理部門全般を一人で担当しているため、発信活動も当然1人で行うことになります。
当社は在宅勤務体制のため、社内連絡や情報共有にはSlackというコミュニケーションツールを使っています。
そのSlack内に、キャリアオーナーシップCHを作成し、毎週5分のビデオクリップを投稿しました。
なぜ5分かというと、Slackのビデオクリップの仕様で5分しか録音ができないためです。
社員の皆さんには自分の好きなタイミングでチェックしてもらえるよう、全体向けのメンションは付けずに、ひっそりと投稿を始めました。
また、自律性を優先したかったため、新しいCHへは主催側から招待せずに、全員が参加している別のCHに周知だけして、みんなの主体的な参加を待つことにしました。

発信後の変化

当初は自分が学んだものを一方的に発信している内容でした。コメントがあることはほとんどなく、スタンプでの反応も薄かったです。
それでも心が折れなかったのは、もともとこのキャリアオーナーシップ発信は、誰かに指示された業務ではなく、自分でやりたいと思って始めたことだからです。つまり、自己決定感✨
年度が終わる2024年3月末までに半年間で27回の発信を行っていました。積み重ねてきたものを振り返ると同時に、自分の心情を吐露する発信も行いました。

いま、Google検索やチャットGPTに聞けば何でも情報が入る世の中で、価値あるものは個人に基づく体験であると気付きました。
なので今後は、学んで自分がどう感じたか、どう行動したか、自分視点での経験をアウトプットしていこうと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?