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日帰りアーユルヴェーダ in スリランカ 

スリランカでのアーユルヴェーダ体験

スリランカに興味を持った一番の理由は
アーユルヴェーダ、ハーブとスパイス(そしてぞうさん。)

ヨガインストラクターをしていて、
もっとヨガのことを深めようと勉強しているうちに
アーユルヴェーダをいつか本格的に学んでみたいなと思うようになって
そしてハーブとスパイスをブレンドしてその人にあうブレンドティーを作れるようになったら楽しいだろうな、
スパイスとハーブとアーユルヴェーダを習うなら、
スリランカかな、というのが最初の旅の目的。

でも特に日本で事前予約はせずに、流れるように旅を楽しみながら、
せっかくアーユルヴェーダを受けるならローカル感あふれるところがいいなと思っていた。

旅も残すところあと半分、というところで
宿で出会った現地の大学生もおすすめしてくれたスリランカの古都、
キャンディーへ。
その日はシンハラニューイヤーまじかということもあり、
現地の人で賑わっていた。
どこも人でごった返しているし、今日はゆっくりしてみようか、
とベッドに寝っ転がりなりがら、ふとアーユルヴェーダを受けるならきっと今だろうなと思った。

滞在型のアーユルヴェーダ施設は聞くけど、2時間くらいがいいかな
と検索したら、一つ目の記事にちょうど良いところを紹介しているブログを発見。
Greenchayaspa というなんだか日本のスパのような親近感の湧く名前だし、
キャンディー市内なら、Tuktukでの送迎付きというから早速予約していってみることにした。

お迎えのtuktukに乗ってキャンディー郊外の道をどんどん登っていくと
そこはとてもこじんまりとした、といってもスリランカでよく見かけるホテルほどの2階建てのお家だった。

受付で対応してくれたドクターによると、
ドクターのおじいちゃんから3代続くアーユルベーダクリニックらしい。
本やネットで見ていた豪華なアユルヴェーダリゾートと比べるとサイズ感はだいぶ小さいけれど、とてもアットホームで光の入る明るい空間

着くとまずアーユルヴェーダのお医者さんとの問診。
受付のおじさんに庭へ案内されついていくと、壁のほとんどが窓で緑いっぱいの小さくて明るいスペースに白衣を着たドクターが座ってる。明るくて自然の中にいるみたいに鳥の鳴き声がよく聞こえて、そこにいるだけでリラックスできた。 
日本の問診も絶対、こういう空間がいいと思う
さまざまな質問と、脈と、悩みと、一通り聞いて、どんなコースがいいか話し合って、それをセラピストさんに伝えてくれる。

薬草オイルの全身マッサージに
ヘットマッサージ、
オプションのフェイシャルエステ(日焼けで真っ黒な肌にご褒美笑)
その後ハーブたっぷりのミストサウナに20分
そして何十種類ものハーブが入ったお風呂で30分の半身浴
と盛りだくさんで、本当に贅沢な時間だった。

とはいえ、
約5000年も続くアーユルヴェーダは生命の科学という意味を持つ。

アロママッサージも、どちらかというと薬草を体にすり込む感じで香りも独特。
少しカレーを想像させるようなヘッドオイルに、スクラブでゴシゴシとされとても気持ちがいいとはいえなかったフェイシャルエステ。
「スパ」と聞いて連想するようなことが一つも起こらなかった。
むしろ万全な状態とは言い難かった私にとって、それは治療というかセラピーのような、ゆっくりと満たされていくような不思議な感覚だった。
声のトーンも心なしか落ち着いて、動きもリラックスしているのが自分でもよくわかった。

そのことがさらに、もっともっとアーユルヴェーダを知りたいし勉強してみたいと思わせてくれたし
そしてお母さんや妹、周りの女性たちにこの時間を味わってほしいな、と心から思った。

終わる頃には外は真っ暗で、かれこれ4時間くらいいたのかな
帰りに運転手のおじさんに頼んで、道端のフルーツ屋さんでパパイヤをお土産に買って帰った。

アーユルヴェーダの効果なのか、
その日を境に発汗が劇的によくなったと思う。

本場スリランカでのアーユルヴェーダ体験、機会があればぜひ試してみてほしい!

Momo




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