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リゾートにいるように暮らしたい


長崎は海だらけ。。。

2000年、東京から長崎へ戻った時、
海と街がこんなに近くにあるんだ!と驚きました。

空港に降り立ち、大村湾、橘湾、有明海と車で走るごとに違う海が現れる。
美しいなぁ。海が好きな私は純粋に感動しました。
こんなとこだったっけなぁ。

長崎県のHPよりお借りしました。

東京では海を見にいくのに、電車の人混みか車の渋滞を潜り抜けて、お金をかけて、あんまり綺麗じゃない海でも潮の香りに満足して。。。
とうとう思い余って湘南に引っ越したものの、今度は会社へ2時間近く通勤ラッシュの毎日。

海外のリゾートへの憧れも強く、ハワイやグアム、東南アジア、国内だと沖縄へいくことはテンションMAXの喜びでした。リゾートに行くと、幸せで帰りたくなくなります。どうしてそんな風に暮らせないんだろう。

地元とリゾートの違い

「こんなに綺麗なところだったんだなぁ」
嫌でたまらなかった地元をそんな風にみることはまずなかったから。そして生まれ故郷の島原へ戻ると、海はあたりまえとして、湧水が街中のそこここに湧いているありえない状況。。。
カラーセラピーに出会ってから、世界の聖地巡りに興味ある方々がたくさん周りにいましたが、「島原よっぽど聖地。。。」

島原市内に湧き出る湧水は1日22万トン
湧水庭園 四明荘

雲仙を中心にぐるっと取り囲む島原半島は火山の恩恵を受けて、新鮮なお魚や力強い野菜で美味しい食と3つの種類の天然温泉がある。南島原と天草の間に暮らす野生のイルカに出会えたり、紐解けば奥深い歴史の数々。

熊本行きのフェリーからの眺め

10年前くらいには、島原ハートアイランド構想なんていいながら、島原半島はハワイっぽいよね〜なんてところかまわず興奮気味に話してましたが、あまり賛同も得られずに空回り。

海、イルカ、美味しい食べ物!リゾートと何が違うか考えてみてました。
(その一) リゾートっぽい施設がない
(その二) 海で遊ばない
(その三) 圧倒的に人がいない
まあ、あげたらいろいろありますが

「島原には何もないから」
この言葉はよく聞いてました。これは日本全国どの地域に行ってもよく聞く言葉です。
噴火災害の被災地、島原の乱の悲しい歴史、そのイメージを持つ方も多く、わざわざアクセスの悪いここまで来る方も少なかったかな。

そこから10年 

地元島原で過ごしてると、リゾート感がかなり増えてきました。美しい自然と心地いいサロンと面白い仲間たち。温泉と美味しい食事。それが日常であたりまえです。

島原市は、地域の青年部の方々の志と積み重ねで、すばらしい機会がたくさんあります。

毎年美しい夏の風物詩 水まつり

土地に魅せられた移住者の方々が、共に地域を作ってくださったり、素敵なスペースも増えてきました。

長崎県を見渡せば、五島は4年連続で年間200人以上の移住者が増えています。もともと五島の海ほど透明感があって美しい海はないという印象でしたが、移住者が立役者となって、魅力的な施設や雇用が生まれ、TVドラマでもひっぱりだこ!私にとっていまや憧れの先進地域です。

海をはさんだ熊本の天草も、景観の美しさや恵まれた食を活かし、地域の有力企業と移住者が共に魅力的な地域づくりに取り組んでいます。大好きな仲間もいて、天草最高!

島原半島の南島原市は行政と一体になって移住者の受け入れを進めています。発信もとってもユニークで、ぜひこちらの公式ページを↓

リゾートで滞在するように

私たちの毎日がもっとハッピーで、休暇でめちゃ遠くまで行かなくても、リゾートにいく時のワクワク感そのままに、日々暮らせたらいいのに。選択肢が限られたいたから余計にそんなことを感じていたのかもしれません。

今や、ネット環境の充実と共に、テレワーク、ワーケーションとこれまでできなかった可能性も増えてきました。以前だったら共存できなかった「仕事場」と「心地よく過ごせる場」が、共に存在する働き方もでてきました。


天分を発揮しながら、してもらったりしてあげたりして人が生かされて

遊び心をもって働き、人と人が愛と思いやりで繋がって循環し、忙しすぎず、休みもゆっくりとれて、健やかで

風光明媚な日本の景色に、楽しさとセンスの良さをちょっとだけプラスして、海や山や土地を愛でながら土地の美味しい食で語らい開放的に暮らす。

リゾート🏝で感じる幸福感があたりまえになって、生きることが毎日楽しくてたまらない世界になりますように。

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