繊細さん親子だからといって...【一人の人間として、子どもを尊重するために】
我が子は、人いちばん繊細なHSCさんです。
公園に行っても、他に人がいたら、わたしの隣にピタッとくっついて、離れようとしません。「…ママ、一緒に来て…」
実は、わたしは子どもと遊ぶのが苦手です。
公園で遊んだり、ごっこ遊びをしたりするのが、本当に苦手。
他の親御さんが、すこし離れたベンチに座って、のんびりママ友さんたちとおしゃべりをしていたり、本を読んでいたりする横を、子どもたちが「うわああああ」と駆けまわっているのをみて、うらやましいなあ… なんて思ったりしています。
今日も、子どもは「(遊具に)行きたいけど、一人はいや。ママ、ついてきて」と、わたしの足にくっついて離れようとしません。
「なんで一人で行くのいやなん?他の子どもたちがいっぱいいるから?」とたずねてみると、コクンとうなずく我が子。
なるほど…。
そういえば、わたしも子どもの頃は「一人で遊んでいるところ」を、他の人に見られるのが、本当にイヤだったなあ… なんてことを思い出しました。
ハーフとはいえ、外国人にしか見えない顔立ちなので、どこに行っても目立ってしまう。それで一人でいたら、余計に遠まきにされて、子どもから保護者まで、いろんな方の視線と注目を集めてしまうのが、とってもイヤだったのです。
我が子も、もしかして同じなのかしら?と思って、「なんで他の子たちがいっぱいおったら、イヤやなって思うん?」と聞いてみました。
すると、子どもから返ってきたのは、思いがけない返事。
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