「自分の人生の主導権」をとりもどすための最初の一歩
早朝に家を出て、子どもを園に送り、仕事に向かう。
なんてことない、日常の一コマ。
誰かにとってみたら当たり前のことかもしれない、そんな普通のことに、深い充足感と幸せを感じます。
2年後に実家を出ることを決めてから、少しずつ準備をすすめています。
園の時間を延長して、子どもを園に送迎することもその一つ。
「実家に住んでいたら、親に頼れるからうらやましい」
シングルマザーになってから、他のママさんにそんな風に声をかけられることが増えました。もちろん、実家に住んでいるからこそ、助かっていることもたくさんあります。
でも、頼る前提だからこそ、身動きがとれなくなったり、自由にできないこともあったりするなぁ、と感じていました(難しいバランスですよね)。
基本的な日常のことは、全部ちゃんと自分でできるということ。自分の手に、少しずつでいいからパワーをとりもどしていくこと。
そんな小さな選択や行動の積み重ねが、「自分の人生の主導権」を自分の手の中にとりもどしていくために必要なことなのだと思います。
親ありきでないと、まわらない生活というのは、親に突然頼れなくなったときに生活が崩壊してしまいます。その危機感は、数年前からずっと感じていました。
自分の仕事も、親のスケジュールを考慮して組まないといかなかったり(親もわたしも自由業だからこその悩みかもしれません)。
親に子どものことでなにか頼らないといけないとき、それが「自分が仕事に行がないといけないから」という必要に迫られた理由だとしても、いつも「すみません、お願いします」という引け目のような、弱みを握られているような、そんな気持ちを感じてしまっていました。
こういった小さな不自由さは、いつまでも「親から自立できていない」、「親から自立できない」という、ぼんやりとした虚無感や無力感に繋がっていたのかもしれないと、振り返ってみて思います。
頼る必要があるときは、「よろしくお願いします」といって、ちゃんと頼る。でも、頼る前提で日常や生活を組むことはしない。親ありきではなく、まずは自分ありきで。
小さなステップでもいいから、そうやって「自立」していくことこそ、「自分の人生の主導権」」をあらためて自分の手の中にとりもどすための、大切な一歩なのかもしれません。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんが、素敵な1日を過ごせますように🫧
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