そとここ

愛媛県内子町でローカルイベントを開催しています。 イベント情報:https://sot…

そとここ

愛媛県内子町でローカルイベントを開催しています。 イベント情報:https://sotococo.wixsite.com/official

最近の記事

【うちコト写真部・後編】カメラを持って、そとに出よう。自分の好きを、地域の魅力を探して

<うちコト写真部の写真> 美しい風景、満面の笑顔を捉えている写真部のみなさんですが、ファインダーを通して何を見て感じているのでしょうか。カメラを持つ魅力や撮るようになってからの発見を語っていただきました。 そこには、被写体への想いが溢れるとともに、今に向き合い、今を愉しむ、ヒントがありました。 写真の魅力とはなんだろう ――前編では、写真との出会いをお聞きしましたが、改めて、写真の面白さや魅力とは何だと思いますか? 山本さん:僕、55歳ですけど、僕らくらいの年の目線

    • 【うちコト写真部・前編】地域を見つめ、何気ない日常を写真で表現

      これまで、そとのたのしみかたを提案してきた「そとで、ここで」。そとごはんやコーヒーを飲んでくつろいだり、サイクリングをしたり、写真を撮ることもその一つです。心動かされる美しい風景や、青空の下でいただく美味しいごはんを、写真に撮って残し共有しませんか。 愛媛県喜多郡内子町には、写真を撮るということに魅了された人たちが、ゆるやかにつながり結成されたグループ「うちコト写真部」があります。秋の紅葉や満天の星空など、撮影を通して、地域の魅力を発掘していて、なんだかとても楽しそう。メン

      • 【番外編】内子町へのラブレター

        そとで、ここでが生まれて約2年が経ちました。 そとここの管理人である私〈小山田麻衣〉は地域おこし協力隊として内子町に移住し、たくさんの方に支えられながら、毎日を楽しく過ごして参りました。 縁もゆかりもない土地へ来た私を迎え入れて下さった内子町の皆様に感謝申し上げます。 石畳で生産されている栗のイガを利用して草木染め この度協力隊を2年で卒業させていただくにあたって、皆さんにお伝えしたいことをまとめました。 自分の気持ちをお話しするのは大変お恥ずかしいのですが、活動報告

        • ③母として、子どもたちに伝えたいこと

          子育ての真っ只中にいると、子どもたちに伝えたいことはたくさんあっても、普段、なかなか口にする機会がないかもしれません。母親として子どもたちの成長を見守りながら思うことを聞いていきます。 1人目は、柿やブドウ栽培を営みながら、「farmer's kitchen HIMARINO」を主宰し、野菜のオイル漬けや果物のコンポートなどをつくり、販売している谷岡真衣さん。 2人目は小規模循環型有機農業を実践するために内子町に移住し、「天然酵房やまそだち」の屋号で野菜や卵を販売。フリー

        【うちコト写真部・後編】カメラを持って、そとに出よう。自分の好きを、地域の魅力を探して

          ②じぶんと農業と母のバランス

          子育てが忙しい時期は、じぶんに向き合う時間が思うように取れず、母親と仕事とじぶんのバランスを取るのが難しい、そんな悩みを抱えることが、誰にでもあるのではないでしょうか。そうした疑問を、農家であり、子育て真っ最中の3人に投げかけてみました。 1人目は、柿やブドウ栽培を営みながら、「farmer's kitchen HIMARINO」を主宰し、野菜のオイル漬けや果物のコンポートなどをつくり、販売している谷岡真衣さん。 2人目は小規模循環型有機農業を実践するために内子町に移住し

          ②じぶんと農業と母のバランス

          仕事(農業)×母×じぶん

          仕事、母親(主婦)、じぶんなど、社会の中で、さまざまな顔を持つ私たち。女性ならば、ライフステージの変化や、結婚、出産、育児、介護などを経験する中で、それに応じた変化を求められることがあるのではないでしょうか。みんなさまざまな顔のバランスを取りながら生きているけれど、戸惑うこと、迷うことがあるのではないかと思います。 今回のトークでは、里山で、仕事として農業を選び、プラスアルファの活動をしながら、子どもを育てて、活躍している3人が登場します。 多忙な中で、農家であり、主婦で

          仕事(農業)×母×じぶん

          自分らしいなりわい③|あなたにとって働くとは

          自分の興味のあることをなりわいにして、生き生きと楽しそうに働く、スギちゃん(栗農家&料理人)、ぺぺさん(会社員&あまご養殖場見習い)、青山さん(ゆるやか文庫)の3名に、働くということについてインタビュー。 最後に、皆さんにとって働くこととは何か、そして、10年後の未来について聞いてみました。(聞き手:Mai(そとで、ここで)、場所:獅子越荘ロッジ) 働くということを考えてみる ――みなさんにとって、仕事とは、働くとは、どういうことですか? スギちゃん:今の自分にとって仕

          自分らしいなりわい③|あなたにとって働くとは

          自分らしいなりわい②|働きかたに悩む人へのアドバイス

          自分の興味のあることをなりわいにして、生き生きと楽しそうに働く、スギちゃん(栗農家&料理人)、ぺぺさん(会社員&あまご養殖場見習い)、青山さん(ゆるやか文庫)の3名に、働くということについてインタビュー。 今の働きかたを変えたいけれど、踏み出せずに悩む人に、みなさんならば、どんなアドバイスをするのか聞いてみました。(聞き手:Mai(そとで、ここで)、場所:獅子越荘ロッジ) できないことに遭遇したらどうする?――前回は、出会った人に導かれながら、今に至る話を伺いました。今は

          自分らしいなりわい②|働きかたに悩む人へのアドバイス

          自分らしいなりわい①|自分らしい働きかたに至るまでの道のりは?

          一生、この働きかたでいいのかな、自分の強みを仕事にできないだろうか。そんなことを考えたことはありませんか? 働きかたが多様になり、サラリーマンとして働く、サラリーマンでありつつ副業をする、フリーランスで働く、複数の仕事を掛け持ちながら生計を立てるなど、さまざまな働くかたちが増えました。その中には、自分の好きなこと、得意なことを仕事にしているロールモデルもたくさんあります。選択肢が増えた分、一昔前に比べると小商いなどのチャレンジもしやすくなったのではないでしょうか。 インタ

          自分らしいなりわい①|自分らしい働きかたに至るまでの道のりは?

          【番外編】そとここが生まれたのはこんなところ

          里山のそとの愉しみ方を提案している「そとで、ここで(そとここ)」。 いつもは、そとでイベントを開催している私たちですが、私たちが住む「ここ」を、出会った素敵な人たちを、もっと知ってほしいという願いから、インタビューシリーズ「ここで過ごす日々」をお届けしています。 そとを愉しむヒントになったり、新しいことを始めるきっかけになったり、わたしたちの町に来てくれたら嬉しいです。 私たちが住む町は、愛媛県内子町(うちこちょう)。県庁所在地の松山市から車で約1時間の場所にある、人口

          【番外編】そとここが生まれたのはこんなところ

          わたしが「ここ」で暮らすということ④

          インタビュー後編では、ここで暮らすみなさんのそとの楽しみかたを聞きながら、どんなことに心が動いているのか、座談会形式で、さらに語っていただきます。 まず、そとの楽しみかたを大洲和紙に書いたところから、3人のトークがはじまりました。 新しい発見があったり、ふとした風景が心に沁みたり、三人三様のそとの愉しみわけさん:「さんぽ」って書いたんですけど、知らない植物を見つけたり、知らない何か、ちょっと変わっている何かがあった時は、それを持って帰って調べたり、ちっちゃいものだったら押

          わたしが「ここ」で暮らすということ④

          わたしが「ここ」で暮らすということ③

          Case 3 とおん舎 わけみほさん地域の人が残した風景に惹かれて五十崎へ 内子町の伝統工芸・大洲和紙を使ったブローチを制作している、ハンドメイド作家「とおん舎」のわけみほさん。昨年の11月、みそぎの里の元保健室に、家族で「ワケケケ企画」をオープンさせました。ご主人が整体の施術をしたり、わけさんが「とおん舎」のアトリエとして使っています。 富山出身のわけさんですが、愛媛出身のご主人の仕事の関係で2006年に愛媛に移り住むことになりました。最初は大洲市のアパート暮らしでした

          わたしが「ここ」で暮らすということ③

          わたしが「ここ」で暮らすということ②

          Case 2 コミニュティースペースみそぎの里 水谷円香さんまずは参加してみたことからはじまる 今回のインタビューの場となっている御祓(みそぎ)地区の「コミュニティスペースみそぎの里」。地域の人たちが、閉校となった旧御祓小学校の校舎を活用して、定期的にカフェをオープンしています。 昨年はカフェスペース以外の教室にも、和紙への印刷を手がける印刷所(ゆるやか文庫)や手漉き紙にまつわる実験室(kami/)など、手仕事やものづくりに関心がある入居者が続々と決まり、目が離せないスポ

          わたしが「ここ」で暮らすということ②

          わたしが「ここ」で暮らすということ ①

          誰と、どこで暮らすのか。「移住」という言葉がさほど珍しくなくなった昨今、選択肢は広がり、自分で選ぶことができるようになりました。その地域に心惹かれた、転勤で訪れた、生まれた時からずっとここに……、きっかけはどのような形でも、ここで暮らすわけを改めて見つめ直してみると、流されることなく生きてゆけるのかもしれません。 インタビュー「ここで過ごす日々」の第3回では、ここ愛媛県内子町で、じぶんの軸を持ちながら暮らす3人のケースを4回に分けて紹介します。 Case 1 石畳のパン屋

          わたしが「ここ」で暮らすということ ①

          自転車で、そとを駆け抜け、日常に小さな冒険を

          自転車を単なる移動手段だと思っていませんか? だとしたら、もったいない。 そとを愉しみ、新たな発見や地域の人と出会うツールともなるのです。 そんなサイクリングの魅力を伝えている、大川民恵さん、ウィリアム ターナーさん夫妻。ニュージーランドから愛媛県内子町に移住し、マウンテンバイクのトレイル(山野の舗装されていない道)をつくったり、自転車のツアーを企画したりしています。二人が自転車で颯爽と駆け抜ける姿は、見ているだけでも気持ち良さそう。自転車に乗ることで見えた世界や、その魅力

          自転車で、そとを駆け抜け、日常に小さな冒険を

          「ここ」で暮らし、「そと」の愉しみをつくるひとたち(後編)

          前編では、「そとで、ここで(そとここ)」が生まれるきっかけや、その魅力について語りました。後編では、そとの愉しみを深堀りしていきます。 前編はこちら お気に入りの道具と一緒に、そとを楽しもう! ――そとで出店をしているみなさんならば、そとあそびの達人に違いない。オススメのそとを愉しむアイテムを教えてください。 健ちゃん:夏場の蚊が多い時は、ちょっと自粛してたんですけど、僕は羽釜 。古民家に越してきて、薪でご飯を炊くのにすごいはまっていた。ご飯を炊く道具も好きで、圧力

          「ここ」で暮らし、「そと」の愉しみをつくるひとたち(後編)