部下が言う事を聞かない、部下の能力が低い、どうやって指導したら良いか分からないあなたへ。

部下が言う事を聞かない、部下の能力が低い、どうやって指導したら良いか分からないあなたへ。

①部下の能力を把握する
②部下の能力を限界まで引き出す
③最高の成功体験を与える

この3つで劇的にあなたの店舗のパフォーマンスは上がります。
以下では①〜③に関して詳しく記載してます。

ーー

①部下の能力を把握するとは。
部下が無能だと思ってる方。
どうして同じミスを何度もするのか。
どうして簡単な事も出来ないのか。
能力が低いから?

結論を言うとその通りです。
能力が与えられた仕事に対して低いのです。
出来ないのです。
一度諦めて下さい。
はい。無理です。

ミスを責めても指導しても時間の無駄です。
今、その状態でチーム〔店舗〕のパフォーマンスは最低の状態です。

そうは言っても忙しい。やって貰わないと困る。外の人間には分からない。
イライラもする。

その状態のあなたのマネージメント能力が低いのです。
マネージメントとは簡単に言うと人•物•金•情報、強いては時間というものを管理する事。

つまり出来ない人間にやらせる事が時間の無駄なのです。
しかし、これを指導と考えれば無駄じゃ無いのかと思う方もいます。

マネージメントしてるんですよね?
結果が全てです。
今のあなたの悩みは何ですか?
そういう事です。
出来なければ無駄なんです。

だから、部下の事を詳しく一度紙にでも書いてみて下さい。
紙に書く事で頭の中が整理出来ます。
その部下に自分でやらせても良いです。
部下が自分をどう考えてるのか分かります。
概ねあなたが思ってる通り、自分は出来ないと思ってるんじゃないでしょうか?

それとも本当は出来るのにと考えてるかもしれません。

書く事は2つの事です。
得意と苦手。
苦手な事をわざわざやらせる必要は無いです。
時間の無駄です。

やらせたい事=出来る事

これが最短です。
まずはそこから始めましょう。

主任だったらとか、チーフだったらとか副店長ならとか、それぞれの役職でどうしてこの程度の事できないと思う事が殆どでしょう。
なぜなら出来てたら次の職位についてるし、あなたが今悩んでいる事は無いでしょう。

話を戻します。

①部下の能力を〔正確に〕把握して下さい
その上で仕事を与えて下さい。
なければ仕事を作れば良いんです。

②部下の能力を限界まで引き出す
〔のは、あなたの仕事です〕

限界を見極めて下さい。
手を抜いてたら、とことん限界まで引き出して下さい。
手を抜いても出来る人は出来るものです。
そういう人にこそ次々と仕事を与えれば良い結果が出ます。
そういう部下にはタスクシートを与えて目標とゴールを次々に記載して消して行くようにしてあげると勝手にやってくれます。

しかし注意しなければいけない事が
やらなくて良い事まで時にはやりかねないので過程で報告する癖をつけさせると、リスクヘッジに繋がります。

一生懸命やっても出来ない部下には、何が出来ないのか、管理なのか、指導なのか、実務なのか、全部なのか。

足りないところを補うのもあなたの仕事です。
部下が行った仕事に対して確認する時間を設けて下さい。

やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、出来るまでは繰り返して下さい。

ここであなたの能力の真価が発揮されます。
それでも出来なければあなたの管理能力が低いのです。
部下の能力を見誤り、出来ない事をやらせたあなたが悪い。
その部下を怒る事はせずに、自身のマネージメント能力を見直して下さい。

店長だったら何度も聞いてきた筈です。
5w2hです。

部下が何が出来て、それをいつまでにどの程度やらせて、出来ない部分を自分の時間のどの程度を使い確認して指導して出来る様にしてあげるのか、最初に考えてないあなたはマネージメント能力が低いです。

ミスが発生した際に指導するのは最底辺のマネージメントです。

マネージメントが出来る店長は、その部下がどんなミスをするのか、店舗でどの様なトラブルが起きて、それにはどの様な対処が必要なのかまで想定して仕事を任せているので、その上で起きたミスを指導する時間とその指導に見合った成果を部下がどの程度もたらせるかまでを考えてます。
頭で考えなくても経験から感覚で行なっている店長も居ます。

それが出来ていないあなたは今一度考えて下さい。

その行為に無駄が無いのかを。

想定してない、その場だけで、成果を考えない指導なんてものは殆どが無駄な時間です。
あなたの自己満足、突き詰めるとただ言いたいだけでしょう?

起きた事に対して気をつけましょうというだけであれば数秒で済みます。
それを30分も一時間もかけて言って聞かせた所で成果も無いのであれば無駄です。
きっと次回の指導のタイトルはこうです。

「この前も言ったよね?」

それを無駄にしない為に。
いつ、何の指導を、誰に、どれくらいの時間で行うのかを事前に考えて行動してみて下さい。

その事が出来れば、場所の確保もリスクヘッジも何をその為にしなければならないのか、事前に見えてくるでしょう。

店舗をマネージメントするあなたにとって一番大切な事は“費用対効果”を常に意識することです。

その指導必要ですか?
そもそも、その仕事必要ですか?

本社が言うから?
会社のルールだから?

言われた事をやってるだけではあなたのマネージメントは最底辺のままです。

その部下に何をやらせれば店舗として最高の利益に繋がるのかを考えて下さい。

その指導でどこまで成長出来るのかを考えて下さい。

あと何分。あと何時間。あと何回で部下が何を出来る様になるかを考えて指導して下さい。
それが出来てなければタダの時間の浪費です。

出来ないままに部下が辞めたら。
その時はそれまでの全てが無駄な時間になります。
会社はその事実を結果をあなたの評価に結びつけます。

部下が成長して会社に貢献し続ける事こそ最大の収益だという事を忘れないでください。

あなたの為に部下はいるのではありません。
会社の為にいる事を忘れているから、部下にイライラするのです。
部下が無能に見えるのです。

資産を資源を有効活用するかしないかはあなたのマネージメントに掛かっているから店長なのです。

ここまで読んでもっと詳細を聞きたい方、質問がある方はTwitterでお気軽にDM下さい。

ここまで読んで理解出来ればーー

③最高の成功体験を〔あなたに〕与える
部下の成功はあなたの成功です。
部下に能力があるから、部下が優秀だから出来るのでは無くて、それを見出してマネージメントを行ったあなただから、最高の成功体験〔パフォーマンスの結果〕があなたに与えられるのです。

実際にやったのは部下かもしれませんが

初めて言葉を覚える子供は
誰かの話しを聞かずに
誰かの語りが無く
言葉を覚える事は無いのです

部下の成功体験はあなたの物です。
成功数×部下の数=あなたの成功体験です。


同じ様に
部下のミスの分だけあなたのマネージメント〔経験則〕は成長出来ます。

この事が理解出来れば、あなたが部下を見る目が変わるでしょう。

そうすれば、部下があなたを見る目が変わります。

マネージメントの基本です。
店長の仕事をしましょう。

全ての事に感謝です。

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