コルク栓が中で折れても動じない備え3選
はじめに 古い古いボトルのブランデーのコルクを抜こうと引き抜いたらポキっと折れたのです。
シンプルな生活をしたいとなるべく不要なものは捨てていく。
そんなつもりでも不思議と残っていたものがお酒に関するグッズ。
今回はコルク栓を抜こうとして途中で折れた場合の対処についてお役立ちしたモノを3つご紹介したいと思います。
ずいぶんと前にわずか500円で入手したリサイクルショップで買った高級(そうな)ブランデーMEUWKOW X.O COGNACを開封したした際のことでした。
まさか自分の買った古いボトルでも同じことが起きるとは想像ができておりませんでした。不覚です。深く反省しております。
抜く時にポキっとだいたいコルクが半分のところで折れてしまいました。
1.100円均一で買ったはずのソムリエナイフっぽいもの。
栓抜きならなんだって良いのでしょうけれどコルク抜きとナイフと栓抜きが一緒になったソムリエナイフ。
これは最初から少しだけ良いものを手に入れると後々助かると思います。
私は100円均一で買ったような記憶があります。あまりにも使わないので少しサビが浮いてしまいました。
でも捨てずにとっておいて本当に助かりました。
ソムリエナイフのコルク抜きの部分でそっと上に向かって腐っているコルクの部分を引き上げます。
残りはナイフの部分でコルクをこそげとりました。
結局瓶の中には少々のコルクの破片は入ってしまいました。
2.ジャックダニエルが150周年の記念でおまけでくれたポーラー。
1度に30mlが出るポーラーは私はジャックダニエルの150周年の記念についてきたものを残しておりました。
ジンビームとかトリスとかウイスキーのおまけなどでついてくるかと。
もちろん単体で入手しておくのもありですね。
今回は緊急の瓶のフタとして使います。
せっかく入手したエキストラオールドであるX.Oブランデーがどんどん空気に触れて酸化していきます。
なので瓶に封をしないといけません。今回は間に合わせです。
きちんとした栓を入手していきたいものです。
こんなことなら飲みきったウイスキーの栓は捨てずに1つは残しておけば良かったくらいです。
実家に1個くらいありそうなのでまた探してもらおうかな。
3.そして茶こし。これはお酒には関係ないですけれどあって非常に助かりました。
とくとくと気持ちの良い音を出してそそいだブランデーもグラスの中でコルクが浮いてしまっていたら飲みにくいですし興冷めです。
瓶の中で落ちてしまったコルクの断片はできるだけ瓶の上の方にかたむけて寄せておきます。
えいやと瓶を勢いよく傾けてとくとくとグラスへ注ぎます。
当然瓶の中に入ってしまってるコルクを飲むわけにいきません。
そこで茶こしは使っていてちゃんとコルクの破片がこせてとても楽でした。これで気持ちよく酔えるというものです。
ちなみにこの頃コミックやアニメで有名なバーテンダーの原作者城アラキ先生の本をたまたま最近読んでいました。
そこで古いお酒のボトルはバーで勝手に開けて匂いをかいではいけないと書かれています。集英社新書1017「バーテンダーの流儀」(2020年刊)64-65ページ
古かったり高級な洋酒についてくるコルクは慎重に瓶を傾けて中で湿らせてからバーテンダーさんがそっと回して開けているそうです。
お酒をたしなむ者としてその意味を今回は身を持って知りました。
いくら中古とはいえX.Oのブランデーが500円という価格はあまりにも安い。だけれどそれはコルクが中で腐ってるかもしれない保険の効いた価格であったかもしれません。
そうとも知らずにいそいそと私は入手しておりました。
もう少しだけ調べてみると実は温めて湿らせておいた布で1分瓶の口の周囲を温め蒸しておくことで、瓶の中でブランデーが気化してコルクと瓶の隙間ができて抜きやすくなるそうです。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
皆様におかれましてはコルク栓の状態が良い場合はもちろん、悪い場合でもスムーズに開栓されますように。
あのぽんっという気持ちの良い音と共に優雅な時間をお過ごしになりますように。
そしてまたの機会にもお会いできますように。
P.S.お酒のおまけは捨てられずについ集めてしまいます。
せっかくの機会ですからご紹介させてください。
ジンのボンベイサファイアでもらえたカフスボタン。
そもそもカフスボタンのついたシャツを着る機会がないので出番がありませんでした。
たまにはそんなおしゃれなシャツを着てバーへ繰り出したいとまたタンスの奥にしまっておくのでした。
せっかくのお時間を割いてまでここに来られたことにまず感謝します。そして読んでくださるあなたのスキやコメントが大きな励みになっています。投稿したものは我が子のような同時に自分の分身のようなものです。どんな作品であれ一役買ってもらえたらば何よりの幸せです。今後ともぜひどうぞご贔屓に。