ボードゲームの歩き方

はじめに

ボードゲームに触れてみたいけど種類が多くてどれを選べばいいのか分からない…という人に向けて、私なりの紹介を交えた歩き方をお伝えしようと思います。


ボードゲームの簡単な説明

ボードゲーム、縮めて「ボドゲ」は別名アナログゲームと呼ばれ、テレビゲームなどの電源や電池を使ったおもちゃなどとは対照的に非電源ゲームと呼ばれるジャンルの遊びに位置します。

ボードゲームというだけあってボード(盤上)を使うゲームが主となっていますが、昨今では様々な遊び方が開拓されているためボードに限らず、カードやタイルなどを使ったもの、また電池等を使っていても遊び方によってはボードゲームと呼ばれていたりします。


ボードゲームの探し方

店頭販売をしているところに足を運ぶのも良いですが、住んでいる場所にとらわれず、商品を購入できるのはやはりインターネット(ネット通販)が確実だと思います。ゲームの内容や感想を並行して調べながら興味のあるゲームを選んでいく方法です。

ただし!これには注意が必要で、配送元が不明確もしくはよくわからない販売者もいるので値段の相場や配送元を調べたうえで活用するのが良いと思われます。


ボードゲームを販売しているところ

ネット販売(Amazon、楽天など)

ある意味身近なネット販売業者です。会員であれば送料などお得になる場面もあるかと思います。


大手家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラなど)

ネット販売も含め、店頭でも購入できるのが良いところです。またポイント対象商品であればポイントを貯めることが可能です。


☆上記2つの販売店は定価(小売希望価格)より値引きされていることも多く、実際の価格より安く購入できる場面も多々あります。


専門店

店頭販売やネット販売に対応している専門店もあり、種類や品数が豊富なだけでなく、お勧めや相談、問い合わせなどに対応しているところもあります。そのため安心と信頼をもって購入することができ、またその専門店のみ販売している商品もあったりします。

※いくつかの専門店を紹介↓

すごろくや

JELLYJELLYCAFE

テンデイズゲームズ

リゴレ

ゲームストア・バネスト

Engames

サニーバード


※専門店はここで紹介した以外にもたくさん存在しています。


その他の販売店

新品だけでなく中古品を取り扱っている販売店もあります。また、ボードゲームカフェを経営しているお店によってはボードゲームの貸出だけでなく、販売しているところもあったりします。

※新品、中古取扱店を紹介↓

イエローサブマリン

駿河屋


※この他にもまだまだあります。


ボードゲームの選び方

お勧めは自分が興味をもったものを購入するのが良いと思います。正直なところ実物を触ってみないと分からないからです。ある意味、テレビゲームやスマホゲームなどよりも主体的、感覚的、創造(想像も含む)的なため、自身の興味に沿ったもののほうが面白く、楽しい可能性が高いです。

もし、ボードゲームに興味はあるけれど種類が多くてどれを選べばいいのか分からない…ということであればこの後、参考までにいくつかポイントを紹介します。


ボードゲームを選ぶときのポイント

①価格を見る

価格によっておおよその傾向を把握することができます。

0円~2,500円の場合
購入しやすい価格帯なこともあり、気軽に遊んだりパーティ感覚で楽しめるゲームが多いです。1回のプレイ時間が短かったり、簡単なルールのゲームも多いため、ボードゲームが初めての人でも遊びやすいと思います。

2,500円~6,000円の場合
多くの人がボードゲームと言われて想像するのがこの価格帯のゲームだと思います。ゲームに使用する駒や通貨、ボードなど様々な小道具が出てくるので、手軽なものから複雑なものまで幅広いです。

6,000円~8,000円の場合
この辺りから好みが分かれていく価格帯だと思われます。ボードゲームに慣れている人と慣れていない人でルールに対する難易度が変わり、また戦略的なゲームも増えていくため万人受けではないです。ただし、誤解の無いようにお伝えすると自分に合ったものは比較にならないぐらい面白いゲームも多いです。

8,000円以上の場合
好きな人、遊びたい人が購入していく価格帯です。ある意味ブランド価格のようなものも多く、ディズニーアトラクションや有名映画などのボードゲームがあったりします。また超大作のようなゲームも存在し、複数回遊ぶことが前提だったり駒やギミックに手が込んでいたりと豪華な仕様のものが多いです。


※価格に関しては円相場や輸入品等あるため2023/8/30時点のものです。

もちろんこれらに当てはまらないゲームもたくさんあるので、あくまでも目安として参考にしてもらえたらと思います。


②販売元を見る

テレビゲームなら任天堂、漫画なら小学館や集英社といった間口が広く、万人受け且つ安定した商品を数多く販売しているところがボードゲームにもあります。ボードゲームは輸入品が多いため、実際に遊んで見ないと面白いのかどうか分かりづらいところがありますが、これら販売元から出ている商品は比較的遊びやすく万人受けしやすいゲームを数多く取り扱っているので、ぜひ参考にしてみてください。

☆販売元は正規品であれば外箱や付属の和訳説明書などに名前やロゴが入っています。


※初めてボードゲームに触れる人にお勧めの販売元↓

アークライトゲームズ

ホビージャパン

オインクゲームズ

すごろくや

JELLYJELLYGAMES

メビウスゲームズ


※紹介した販売元は一部です。


③その他を見る

遊べる人数対象年齢プレイ時間は確認したほうが良いです。実物であれば外箱のどこかに、ネット等であれば商品画像や説明、概要覧などに記載されていると思うので探してみてください。

※対象年齢についてはルール把握や戦略、交渉などといったゲームそのものの難しさの他に、小道具等があると子どもの誤飲やケガに繋がる恐れがあるため、比較的高めの年齢設定になっていることもあります。


おわりに

共通話題になりにくいボードゲーム。それはトランプのようなもので、この遊び方は知っていても他の遊び方は知らなかったり、同じ遊び方であってもローカルルールがあったりと共通認識しづらいことが多々あります。また、テレビゲームやスマホゲームのように情報が得やすいわけでもありません。

そのためか、購入するのに躊躇してしまう場面も少なくないです。

しかし、昨今ではボードゲームの評価や感想を情報としてあげている方も多く、それらをまとめたサイトなどもあります。また、youtubeなどの動画配信サービスを活用して遊び方の説明をしてくださっている方もいます。

この他にもボードゲームカフェなどで実際に遊んで見ることも可能です。


ぜひ興味があれば「まずは1回」を体験してもらえたらと思います。