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ファジアーノ観戦記 2022年10月23日 東京ヴェルディ戦

2年ぶりの味の素スタジアム

この日の試合で2022年の42試合目、今年のリーグ戦はこれで最後。前回の41戦目で3位が確定、自動昇格は無くなった。
最終戦に行こうか迷ったが、横浜FC戦の時に比べたら心穏やかに見れるだろうし、もしかしたらこの後移籍する選手がいるかもしれない。今年のメンバーを目に焼き付けたい!という気持ちが大きくなり、2年ぶりの味の素スタジアムへ。前回の味の素スタジアムは観戦人数の上限が設けられ、旗も太鼓も声出しの応援もなかった。台風の接近もあって天気も悪く、どこか寂しい雰囲気だったが、今回はどうだろう。期待を胸に目指すは飛田給。とてもいい天気のもと、観戦一人旅がスタート。

乗り換え間違えた!

新宿で京王線に乗り換えて、調布で乗り換えて飛田給へ行くコース。この調布に着いた時、乗り換えの場所を間違えた。到着したのは3番線で本当ならここでエスカレーターを上り、2番線で乗り換えなくてはいけないのに、何故か向かいの4番線に乗ってしまった。すぐ隣の駅で降りて調布駅へUターン。ほかにも間違えたファジサポの方がいて、「間違えました?」と聞かれました。私だけではなかったか。
乗り換えを調べたらちゃんとホームの番号も書いてあったのに。。。
ああ、うっかりもの。。。

緑の味の素スタジアム

アクシデントはあったけれど、スタジアムに無事到着。

エンブレムがかっこいかっこいい

味の素スタジアムには、2年前と違い、行列ができるほどに人がいた。いい天気なのでビジターのサポーターが歩けるエリアまで歩いてみると、どこも人だらけ。散歩しながら、ホーム側のヴェルディサポーターが入り口で列をなすのを見て、人が戻ってきたのが嬉しくなった。
スタジアムに入るたびに、緑が綺麗なピッチにため息が出る。見上げると細長い秋の雲。今日は観戦日和だ。

人がぎょうさんおった

この日はファジアーノのグッズ販売も行われていて、アウェイ限定のクッションキーホルダーとアクリルキーホルダーのガチャに挑戦。どちらも人気で、アクリルのキーホルダーのガチャでは、一人で5回も引く人も。グッズの担当の方が、ガチャの商品補充に大忙しでした。
私はそれぞれ1回ずつ引いて、濱田さんと輪笠くんのキーホルダーゲット。アクリルのキーホルダーがいい感じでした。

濱田さんと輪笠くん

スタグルは「肉すた丼」のローストビーフ丼を頂きました。見た目より量があって1000円。旨し!体力補充は完了。

ローストビーフ丼

今回の席は声出しエリア。私が声出し応援に参加するのは、2019年の水戸戦(アウェイ)の時以来。3年ぶりなのか、覚えているかしら。とか思っていたら、選手が試合前の練習開始に合わせて声出し応援がスタート。
コールリーダーの「行くぞ、われらが岡山です」に続いて「おーかやまです岡山です、岡山岡山岡山です。もっかい言うけど岡山です。」
そうこれ!すっごく歌いたかった。マスクがなければ最高だけど、それでも待ちに待った声出し。思った以上に声が出た。周りを見ると老若男女、皆楽しそう。楽しみにされていたんだな、と思った。

椎名一馬さんご来場!

声出しの練習をしていたころ、周りがざわついた。ふと横を見ると椎名一馬さんと娘さんたち!思わずわあー!と声が出た。去年まで大きな声でファジアーノを鼓舞し続けた椎名さん。近くで見ると背中が広いな、ガタイいい、とため息が出る。ナチュラルに応援に溶け込み、ファンの方からの写真撮影に笑顔で応じる椎名さん。私も1枚いいですか?と聞きたかったができず。何たるビビり。試合前の練習の時、ピッチのスタッフさんに旗を振る椎名さん。コーチの一人が気が付いて、ほかのコーチに椎名さんがいることを教えていたのですが、コーチの方も笑顔。愛されているんですね椎名さん。
尚、私の席からは通路を挟んで斜め前の席にいた椎名さん、応援していた人がとても近くにいることに不思議な気持ちになりました。

42試合目

試合開始から攻めるも、なかなかゴールが決まらない。前半に1点、後半に1点の苦しい展開。パスがヴェルディの選手にカットされるなど、うまくつながらないことも。
この試合、プレーオフを考えると、カードの累積が4枚にならないことと、怪我人がでなければ良しと思っていた。順位も確定したし、心穏やかになんて思っていたけど、点を取られたときの精神的ダメージに変わりはなかった。私の考えが甘かった。
そして後半にファジアーノがゴールした!と思ったらオフサイド。ぬか喜びにダメージ増加。せっかく周りのサポーターの方とハイタッチで喜んだのに。。
さらにヴェルディ側の応援の迫力に圧倒されそうだった。太鼓の音が良く響くのが、さらに迫力を増す。2年前はファジアーノが勝利していたけれど、あの日にこのくらいの応援があったらどうだったのか。応援は力になる、を肌で感じた。

緑の旗で更に迫力を増す

試合中に心和んだヴェルディのマスコット。新旧がそろって登場。アウェイゲームの楽しみの一つのマスコット観察、思わず手を振ってしまった。

この帽子が脱げて、ちょいちょい直してもらってた。

試合は敗れたけれど

結局最終戦は2-0で敗戦。やはり負けは悔しい。

試合後に円陣を組んで話をしていた選手と監督。

選手の表情を見ても勝ちたかったのがよくわかる。泣いている選手もいた。後半もロスタイムは怒涛の攻めを見せてくれた。選手たちに対し、応援席からヤジはなかった。その代わりに暖かい拍手が送られた。ファンサポーターにも選手の必死さは伝わっていたから。

試合後の挨拶に来る選手たち。

尚、今年現地で5試合観戦して、2分3敗。家に帰って家族に言われたのが、「行かなかったら勝てたんじゃない?」
返す言葉がなかった。ああ、勝利の喜びを生で味わいたかった。。
プレーオフは私は行けそうにないので、ファジアーノ勝てるんじゃない?と勝手に思っていますがさあどうだ。まだ試合が見れることに幸せを感じながら、DAZNで応援していきます。

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