【#09 エジプトの旅note】 ツタンカーメン 黄金のマスク、エジプト考古学博物館
大エジプト博物館が準備中。関心はあったけどいつかオープンした時にこよう。
今回は設立122年の歴史あるエジプト考古学博物館を堪能。展示の目玉 ツタンカーメンの黄金マスクが貸し出されずに展示されていて良かった!
エジプト考古学博物館
陽が高くなると雲が消えて快晴!そして暑い。
博物館の設立は1902年、収蔵点数は20万点にも及ぶという。
中は冷房が効いていて快適。1階と2階があり中央は吹き抜け、ロの字型に小さな部屋が並んでいる。ツタンカーメンは2階に展示。
見る箇所が多すぎるので、ガイドさんが要所だけ回って解説してくれる。
世界最大のピラミッドで有名なクフ王、実在するのはこの小さな象牙の像のみ。マクロとミクロの世界だ! クフ王は一体何処に眠っているのでしょうね…
2階のツタンカーメンの展示コーナー。特別室は別料金ではなく自由に出入りできるのですが、撮影は一切禁止。特別室内には、あの黄金のマスクといりこになっていた二つの黄金の棺(木管に黄金のコーティングと宝石の飾りが施してある)が中央に展示してあり、同室に展示してあるアクセサリーも見事な装飾と彫刻、どれも見応えがありました。
ツタンカーメンのマスクも棺も、美しいものは古代も今も変わらず、4000年以上の時が経っても輝きが失われずに今もあることに、ただただ感動。
黄金のマスクでちょっと思ったのは、意外に小さくて、厚みが薄い。よく薄く伸ばして破れずに作れたなぁ…と関心でした。
写真に関して、欧米人のご年配の男性が撮影禁止と知らずにスマホで撮っていたら、監視員がすぐに来て、スマホの中身をチェックして全て削除させていました。かなり厳重な管理です…
滞在時間は3時間ほどでしたが、ツタンカーメンの特別室に20分くらいいたかも。黄金の棺の細工が本当に素晴らしくて見入ってしまい、ずーっと観ても飽きない。
ツタンカーメンの棺やカノポスの顔の作りは美しい女性のよう。黄金のマスクとカノポスの顔、雰囲気が似ている。元々ネフェルティティのために作られ準備されてきたものを急逝したツタンカーメンにあてがわれたという説がある。マスクのツタンカーメンと彫られた名前が何かを修正した上に掘られているという。決定づけられてはいないけれど、実物を見て美しく女性らしい顔立ちにその説の有力性を感じてしまう。
準備中で見ることができなかった大エジプト博物館。太陽の船の実物を観たかった!完成したらいつかまた来たい。
今回観れたエジプト博物館から、大エジプト博物館へ10万点ほどの展示品が移送されるのだそう。どれくらい移送が進んでいるのか分からないけれど、ツタンカーメンの黄金のマスクと棺、その他の重要な展示品がまだ移送前で、また他国への貸し出しがされていなくて本当に良かった!!古代エジプト4000年の時間に浸った貴重な体験でした!!
博物館もすごかったけど、次のモスクもすごかった!
最終日だけど観光はまだ続く……何話までいくやら〜
【#10 エジプトの旅note】 ムハンマド・アリー・モスクの幻想的な世界へ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?