【#12 エジプトの旅note】 エジプトの名産品、パピルスと香水瓶
カイロにあるパピルスと香水瓶の専門店。ツアーに組み込まれているので、見ておくか〜程度の気持ちだったのに、いざ入ってみると小さな美術館という感じで。
印象に残ったパピルスと香水瓶のお店を備忘録的に…
記事の最後にエジプト通貨状況をメモしました、ご参考になれば幸いです。
パピルスの専門店
パピルスは7000年も前に作られた最古の紙。製法を全く知らず、和紙と同じように繊維を漉くのかと思いきや、叩いて乾燥させて繊維を重ねていくという製法。パピルスの生の植物も、作り方も初めて見ることができた。
積み上げられたパピルスの紙の様子を撮ってたのに削除していたT_T
買うつもりはなかったのに古代エジプトの絵に惹かれて想い出の品として購入。額縁はB4、それより少し小さいサイズ。1枚22米ドルを安くしてもらって18米ドルで購入。(5枚で1枚サービスなので6人で購入すると安くなる)
街中の露店でバナナの葉で作ったものをパピルスとして売るところもあるらしい。バナナの葉だと茶色に変色してしまうし、それ以前にニセモノ。エジプトで購入する際はご注意を。
パピルスは色褪せないし茶色にもならず、数千年もつ紙なのだ。
香水瓶の専門店
もう一軒の専門店、エジプトの名産品の香水瓶のお店。
ガラス棚に繊細な飾りの瓶がズラリ。全てお店の工房のハンドメイド作品。パピルスに続いてこちらも小さな美術館のよう。
香水瓶、自分にはご縁ないなぁ、と思いながらも見るのは楽しかった。実演でサラサラ〜っと作る手技が素晴らしくて、見入ってしまった。
シンプルな香水瓶が20米ドルくらいだったか…買う気がなくてあまり覚えていない^^; 水晶を切り出した香水瓶は少し心惹かれたけど日本円で1万円くらいだったかな。目の保養になった・・・
ハン・ハリーリ市場でも香水瓶はたくさん見かけたけど、中国産だから気をつけてと言われた。価格もとても安かったし、これは専門店で買うのが正解だ。
エジプトのお店には値段がついてない。値引き交渉するのが当たり前、という。
専門店でも交渉次第で少し安くなる。
ツアーではもう一点、貴金属のお店に寄った。エジプトはエメラルドが名産なので様々なサイズを見せてもらったけれどエジプトポンドではなく米ドルで、宝石の知識ない素人目に見ても割高感しか感じられず。写真も撮らずに終わった。
ツアーで立ち寄る専門店はクレジットカードが使えてガイドさんも見ていてくれるので、お支払い時に安心して買い物ができるのも良いところだと思う。
エジプトの通貨、エジプトポンド
エジプトではほぼ米ドルが使える。エジプトポンドが本来の通貨だけど、インフレが加速中。観光業や小売業は外貨獲得もあって米ドル。チップも土産物店も全て米ドル表示。入国時のビザも米ドル。エジプトポンドはトイレチップ用に1ドルを40エジプトポンドにしただけで、それ以外はエジプトポンドを手にすることはありませんでした。食事はツアー代金に全て含まれているのと、専門店ではクレジットカードが使えるため、換金所でエジプトポンドに換金することはありませんでした。
エジプトポンドのチャートを見ると結構大変そうな状況が素人目にも感じる。
ネットですぐ見れるチャートを引用。
2009年少し前あたり:1エジプトポンド=20円前後
コロナ禍の数年:1エジプトポンド=7円前後
2024年1〜2月:1エジプトポンド=4円前後
2024年3月頃から:1エジプトポンド=3.2円前後
15年くらい前と比較すると6〜7分の1になるという…当時20万円だったものが3万円で買えると思うと、エジプト国内は大変な状況。今の日本はそこまでではないものの円安の手強さを実感しているところ。
ツアーでの渡航は先にも書いた通り、エジプト観光や小売は基本が米ドルでのお取引なので割安感時はなく、円安の影響でかえって高く感じました(涙)
個人旅行の場合は、現地でエジプトポンドに換金して宿泊・買い物をすると良いと思います。
在エジプト日本国大使館『エジプト基礎情報~経済』
以下ご参照まで(記事に埋め込みましたが、URLしか表示されない…^^;)
エジプトの1970年代〜現在までの経済概況・経済対策
https://www.eg.emb-japan.go.jp/j/egypt_info/basic/keizai.htm
素人目線のお金のお話しで引っ張りましたが…
エジプト旅は全ての行程を終えてカイロ国際空港へ。
【#13 エジプトの旅note】 旅の終わり、カイロ発ー成田行きのエジプト航空
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