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【#06 エジプトの旅note】 ギザのピラミッドと、スフィンクスのハプニング

午後も快晴で気温は高め。とは言っても7〜8月の真夏よりは全然涼しい?30度前後。日本人には真夏のような強い日差しに感じるけど、砂嵐が来るよりはマシ。いや砂嵐よりは暑さの方が有り難かった。

憧れのギザのピラミッドへ

移動はバス。駐車場に入るまでに渋滞ができている。それでもバス移動できることがありがたい。個人旅行だと坂道を歩いて来なければならないしチケットの行列を並ばなくてはならない…時間に縛られない個人旅の良さはあるけれど^^

世界各国からの観光客が押し寄せる。駐車場も車でいっぱい
チケット売り場。これから夏に向けてのピークシーズンは長蛇の列になるのだそう…
セキュリティチェック、荷物検査と身体のX線検査
ついに!!
来たーーーーーー!!!大きすぎて画面に入らない。
クフ王の玄室へ。
盗掘で作られた通路から入る
噂の超狭い階段。中腰で登り降り。一人分より少し広いくらいの階段を登る人と降りる人が交差する!横が大きい欧米人の方とすれ違うときは大変^^;   お相撲さんサイズの方が二人だとたぶん交差できない…
狭い階段を抜けると大回廊!圧巻!!両脇の壁のつくりが本当に美しい
クフ王の玄室。動画では撮ったのに、玄室全体像の写真を撮り忘れるという…涙
壁面に壁画はなく小さめの石棺。名前も装飾も彫られていない。お墓ではない説に頷いてしまう。この玄室がピラミッドの中にあり、上に何個もの石が積み重なっていると思うと自分の存在がかき消されそうな不思議な気分になる。宇宙の中にいる感じ…
玄室の出入り口。お茶室の「にじり口」くらいのサイズ。腰をかがめて入る。噂には聞いていたけど、「サウナ並みの暑さと湿度」、汗が吹き出してくる。石の空間に人の声が響いて反響する。静かに佇みたいけれど、そこは仕方ない^^;   でも独りになったら怖いだろうな、とふっと感じた。宇宙に取り残されたような氣分を想像する
再び大回廊を通って出口へ向かう
盗掘で作られた通路から外へ
外に出た!…言葉にならない氣持ち、感慨深い。。。
脱力。
カフラー王のピラミッド
左がカフラー王のピラミッドと守護のスフィンクス、右がクフ王のピラミッド。頂上にキャップストーンが乗っていたはず…いつの時代にどうやって持っていかれたのか…

いつか行きたいと思っていた最大の場所、ピラミッド。観れた、入れた感動と脱力感に襲われる。クフ王のピラミッドの玄室、「ここで独りになったら」と想像したら宇宙に放置されるような畏怖を感じました。頭上にも足の下にも何万個もの石が積まれてその中にいる!と思うと言葉にならない想いが込み上げてくる。なんとも不思議な感情でした。
ツアーの時間に縛られていなければ、もう少し静かにたたずんでいたい、でも怖い、そんな感じで。
あと、噂通りのサウナのような蒸し暑さ!普段、あまり汗をかかないのに汗が吹き出してくるので、普通に汗っかきの方は滝のような汗になること間違いなし!汗ふきタオルを首に巻いていくと良いかも。

== クフ王のピラミッド、玄室の入場 ==
*  入場制限 解除

コロナ禍は内部の入場を300人程に制限していたようですが、2024年4月時点では制限は撤廃。エジプト政府も「どんどん入れてオッケー!」という状況だとガイドさんからの説明でした。
ピークシーズンではないせいか、午後でも内部入場はそれほど混まず、大回廊もほぼ貸切で撮影できました。

 内部入場用のチケット
内部の入場はピラミッド見学のチケットとは別にチケットが必要。内部入場される方は必ず最初に両方購入を。ピラミッド前でチケットの販売はありません

* 持ち込めるバッグのサイズ制限
大きなバッグは持ち込み不可とのこと。厳密なサイズの注意はありませんでしたが、身体につけるポシェットかリュックがオススメ。急な階段を両手を使って登るので、両手が空いていた方が安全です。今回はツアーの添乗員さんにバッグを預けて、貴重品とスマホだけ持って内部へ入りました。
カメラは持ち込み不可、スマートフォンは持ち込みOKです。


スフィンクスでハプニング

16時過ぎ、ピラミッドを後にしてスフィンクスへ向かうと、入り口で何かモメている。
結論から言うとスフィンクスのエリアに入れず、この日はクローズ。アメリカ大使館の政府要人のイベントが急遽 行われることになり、通常17時クローズのところ、この日は早めの16時半にはクローズで、中にいた人たちも追い出されていた。予期せぬ事態だけど仕方ない。

急にクローズと言われても困る、何とか入れないのか?とガイドさん達が頑張ったけど…
頑張った結果、柵の前までは行けることになった!
柵にスマホを突っ込んで、凛々しい姿を撮影!
商売の人たちも追い出されて出口へ向かう…
偉大なピラミッド、スフィンクス、さようなら〜! 夕陽がちょうどカフラー王のピラミッドの真上に…

スフィンクスは間近まで行けるはずでしたが、急な政府イベントによってクローズ。イベント内容は不明ですが、ラマダン明けのイード祭に当たっているので、仕方ないな、、、と。

音楽イベントなのか、マイクテストやロック調の音楽のリハをしていた。厳格な祭事ではなさそう^^;?

何はともあれ、一度は見たかった憧れのピラミッドを無事に観れて、中に入れたので満足でした。感慨深い。ピラミッド内部の登り降りで足がプルプル(翌日に筋肉痛)。結構、脚力使いました…

次はこの日の昼食と夕食の話題!
【#07 エジプトの旅note】 サッカラとギザのレストラン

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