シリーズ【ふせんをはりたい、ことばたち。】 ♯1 『過去や未来に期待するのではなくて、目の前の現在を工夫して楽しむほうがいい。』 -濱口秀司さんのことばより-
人生にはふいに「心に留めておきたい言葉」が現れることがあります。きっと私だけじゃないはず。
でも、あんなに感銘をうけたはずなのに、けつっこう忘れちゃったりもする…。やっぱり人は、忘れる生き物ですね。
有名無名は関係なく、自分にとって絶妙なタイミングで、色々な角度からさっと差し出される言葉たち。
忘れたくないし、ときどきは引っぱり出したい!と思ったので、シリーズにしてみることにしました。
第1回目の言葉はこちら。
私は「ほぼ日5年手帳」(5年間分の日記が一冊になっている手帳)を使っています。
ほぼ日手帳には「日々の言葉」という5行ほどの文章が、1日ごとに載っています。
「今日のは何かな〜」
と、楽しみに読むのですが、この日の言葉を目にしたとき思ったことは
「ああ、そっか。ほんとにそうだ」
でした。
濱口秀司さんという方は、USBメモリやマイナスイオンドライヤーなど、
数々の画期的な商品を企画、発明された方だそう。
世界中を飛び回り、
様々な会社の問題解決にアイデアを出し、
実現するのが、濱口さんのお仕事とのことです。
(下記の、ほぼ日刊イトイ新聞「アイデアのカケラたち。」より抜粋)
糸井重里さんとの対談形式で、とても素晴らしいコンテンツでした。
その中で話されていたことを、もう少し抜粋しますね。
過去も未来も現在もフラット…!!
「今を楽しもうよ!」という感情論ではなくて、
これって淡々とした事実だなぁ、だからこそ心に入ってくるんだな、と思いました。
今の自分に焦りを感じたり、未来を心配しがちな私にとって、
「一番コントロールしやすい目の前の「現在」を工夫して、
思いきりたのしむほうがいい」
ということばは、ああ、確かに…!と思いました。
対談を読んだのは2018年、5年手帳のことばも、去年同じものを読んだはずでしたが、
いちばん心に響いたのは2024年の今回。
やっぱり、タイミングってあるんだなぁ、と思いました。
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