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おわりに|最後にあなたに伝えたいこと

🌈おわりに


「うわあ!すごい上手!かっこいい〜!」


クラスメイトの声が、今でも忘れられません。

私は小学生のころ「お絵かき」がヘタでした。


何を書いても、「それっぽく」ならないのです。

それに比べて、僕の友人は「マンガ家みたいに」絵が上手でした。


(実際、クリエイティブ関連のお仕事に就いた、と聞きました)


その友人が絵を描くと、クラスメイトがみんな寄ってきます。


「ねえねえ、今度はカブトムシの絵を描いてよ!」

「ポケモンも描いて!」


友人がチヤホヤされているのを横目に、

私は、小学生ながらに嫉妬を覚えました。


「僕だってチヤホヤされたい」


そんなふうに思ったことを、今でも覚えています。



——月日が流れ、私は大人になりました。

友人は小学生の頃から得意だった「創作」を仕事にした。

「正直ツライけど、やり甲斐めっちゃあるわ」

と誇らしげに言っていました。素直にカッコイイなあと思います。


——比べて、私はどうだろう?


「なにか自分にできることってないかな?」

大学生の頃、ウンウンと考えたものです。


そんなとき、ポッと頭に浮かんだものがありました。



「そうだ。自分には文章がある」



「お絵かき」ではチヤホヤされなかったけど、

それでも、私にも、クラスメイトが誉めてくれることがありました。



「話すの上手!お笑い芸人みたい!」

「すっごく説明わかりやすい!」

「もの知りだね!」



そうです。

私は「ことば」が大好きで、そして得意だったのです。



小学生の頃、私のクラスでは「カブトムシ」が大人気でした。

先ほど紹介した友人は、クラスの中で一番「カブトムシの絵」が上手でした。


私は「カブトムシの絵」は下手っぴだったけど、

「カブトムシの話」は上手で、自称「昆虫博士」だったのです。



「ことばって楽しい」

——子供ながらに、そう思っていました。



——そして大人になり、いま、私はnoteを書いています。

幸せなことに、「わかりやすい!」「面白い!」「共感した!」など、数々のコメントをいただきました。


それと同時に、改めて気づいたことがあります。


「ことばって楽しい」

「書くって楽しい」


2022年1月、noteを始めて1年になりました。

1年たった今でも、始めた頃と変わらずに、ほぼ毎日noteを投稿しています。


ネタ切れになることも多々ありますが、

それでも、ありがたいことに、今日まで書き続けることができています。



しかし、私は悲しい事実に気づきました。


この1年で出会った、たくさんの仲間がnoteを辞めていった。


この1年間で、本当にたくさんのnoteクリエイターさんと出会いました。


「noteって楽しいね!」

「一緒に頑張りましょう!」


と、お互いに励まし合いながらnoteを続けてきました。

この支えがなかったら、絶対に、私はnoteを続けられませんでした。


これまで支えてくださったnoteクリエイターさん全員に、感謝感謝です。


そんな中、1人、また1人と、noteの更新が途絶えるのをみてきました。


毎日投稿していたあの人。

1日、投稿を途切れ、

1週間、投稿が途絶え、

1ヶ月、投稿が途絶え、

そうして、noteという舞台から去っていったのです。



すごく、すごく悲しかった。



あの日、あのとき、あの人のコメントがあったから、

私は「noteって楽しい!」って思えたのに。


あの日、あのとき、あの人の記事があったから、

私も「よし!書くぞ!」って思えたのに。


そんなあの人は、もうnoteの世界にいない。

あの人の新しい記事が読みたくて仕方ありません。



そんな出会いと別れを1年間くり返してきて、

私はこう考えるようになりました。



「面白い記事が書ける」のが大事なんじゃない。

「書けること自体」が大事なんだ。



もちろん、人によってnoteを書くペースは様々です。

辞めたくなったら辞める。私もきっとそうだと思います。


ただ、「辞めたいから辞める」のではなく、

「辞めたくないけど、辞める」というnoterさんを減らしたい。


そう思ったんです。

もっというと、


「『書けない』せいで辞める」というnoterさんを減らしたい。


と思ったのでした。

私には「お絵かき」のセンスはないけど、

人並みに「文章」を書くことはできる。


なので、なけなしのスキルを振り絞って、

noteクリエイターさんの役に立ちたい


——そんな想いで、本書を執筆しました。


最後に、あなたに伝えたいことがあります。



「ことば」って楽しい!

「書く」って楽しい!




この楽しみを、あなたと一緒に分かち合いたい。

だからこそ、本書を最後まで書き上げることができました。


あなたとの出会いに感謝の気持ちを添えて、

後書きとさせていただきます。


本当にありがとう。

これからも、一緒にnoteを楽しもうね!




※このシリーズは、これにて全て終了です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!





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