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20230510 Nikon D40Xで撮影したものをアップしたnoteがよく読まれている

4月半ばにこのnoteをアップした。

これが、息が長いというか、コツコツとアクセスされていて、そして1日に一つ二つ「スキ」がつく。
オールドデジタルカメラで、中古で手に入れようとすると、とても安く手に入れる事ができる。
AFなどは遅いし、ピントを合わせることの出来る測距点も3つしかない。
そんなカメラではある。
センサーもCCDで1,000万画素ということもあり、高感度は全く期待できない。
暗いところは難しい。
感覚的には、フィルムカメラがそのままデジカメになったかの様な古さがある。
使い方としては、フィルムカメラの様な感覚になる。

しかしである。
このカメラ、とっても良いのだ。
リトルニコンの系譜としての存在感はかなり大きい。
カメラのガッチリ感は、コンパクトでプラスチッキーでありながらも、しっかりある。
ミラーやらシャッターが動いた時の振動は、明らかに小さい。
ファインダーの見え方もペンタプリズムではなく、ペンタミラーであるにも関わらず抜けが良い。
マニュアルフォーカスレンズで撮影しようとしてもピントの山が掴みやすい。
もし手に入れる事ができるのなら、そして最新のものにこだわらないのであれば、ものすごく良いカメラなのは間違いない。


このカメラを手に入れてのファーストショット
購入したのが春先だったこともあり、どんどん写すようになった
逆光のような場面だと、暗いところは潰れ気味ではあるが、それが重みのある画像になっている。
桜など、とても抜けのいい写真が撮れた。
八重桜。
空の青さがいい感じで写る。
新緑もなんとも言えない色合いで写るのが、自分の中では気に入っている。
空の青さや、踏切の黄色、看板の赤や青、メリハリがとってもいい。
高感度が効かず、暗いところでも悪いとは思わない。
ベランダからの日暮れ。
あっちこっちに持って出た。
物撮りもまた良かったりする。
この辺は、古いMFのレンズをつけて撮影しているのだけど、レンズの古さを感じない。
CCDセンサーの色合いが一番くっきり出やすいシチュエーションかも。
これも50mmのAi Nikkor。
このカメラの作り出す色合いは、コッテリとしているところがとても好きだ。

ここにアップしたのは、どれもJPEG撮って出し。
しかも、RAWと同時記録の場合は、JPEGのモードは一番綺麗なものではなく中間レベル。
だからファイルもとても小さい。
しかし、その質感はかなり高い。
初心者向けカメラでありながら、とっても質感のいいものが撮れる。
これは、おそらく壊れるまで手放さないカメラになるだろう。
壊れてほしくないカメラでもある。

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