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空通信vol.167_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューVol.43【チャルゴボルダリングジム 吉田様】

こんにちは!コミュニティスペース空でインターンをしている高見です!
今回は姫路でチャルゴボルダリングジム🧗‍♀️を経営されている吉田さんにインタビューさせて頂きました!
インタビューアーの私をT、吉田さんをYとして進めていきます!

吉田さんってどんな人?

名前:吉田 剛さん
出身:兵庫県高砂市
年齢:40歳
ボルダリング歴:18年

吉田さんは高砂市出身でボルダリングジムを経営されています、インタビューさせて頂いて、とてもボルダリング愛を感じました。学生時代の経験や出会いで今の吉田さんがあるんだなと思いました。是非ご覧ください。

ボルダリングを始めたきっかけ

※イメージ

引用:https://www.yamanashi-kankou.jp/special/2019_bouldering.html

T)ボルダリングを始めたきっかけはなんですか?

Y)ボルダリングを始めたきっかけは大学生時代にケービングや無人島に合宿行くような部活をしていました。その活動とは違いますが、山岳部やワンダーフォーゲル部などの友人から教えてもらい始めたのがきっかけです。

T)20年前からボルダリングって普及していましたか?

Y)ボルダリングジムという物がほとんどなかったので、自然の岩を上っていました。

T)自然の岩を上るのは危険では無いのですか?

Y)安全マットなどを敷くので安全です。

感想)大学時代に無人島に行って合宿をすることや、ケービングが出来る部活があることが羨ましいとおもいました。今はこの部活は無くなってしまったそうですが、私の学校にこの部活があれば絶対に入りたいとおもいました!

ボルダリングジムを開業された経緯は?

吉田さんがボルダリングを始めた経緯

T)ボルダリングジムを始めるまでの経緯を教えてください

Y)アウトドアの活動が好きだったので、大学を卒業してから就職をせずに、アルバイトをしてお金を貯めてから、23歳から1年間くらいニュージーランドでワーキングホリデーをやっていて、川下り、ボルダリングなどを満喫しいている時にたまたま日本人と出会い、仲良くなりました。
帰国してからも週末岩に行ってボルダリングをしていて、その友人と話しが盛り上がってジムをすることになりました。

T)その時に作られたのがチャルゴボルダリングジムなんですか?

Y)初めて作ったのは今あるチャルゴボルダリングジムとは別のジムです。当時、ボルダリングジムが無かった西明石で始めました。

T)チャルゴボルダリングジムを始めたのは?

Y)明石のお店は勢いで始めた事もあり、お互い見ている方向が違ってゆき、相談してお互いにお店を持つようになり、私は地元で始めました。

ボルダリングジムを始められてから


開業されてから大変だったこと

T)今までで1番苦しかった、大変だったことや時期はありますか?

Y)コロナが大変でした。常連さんは来てくれますが、新規さんが来てくれなくなってしまいました。

T)開業されてから、嬉しい時や、やりがいを感じる時はいつですか?

Y)ボルダリングのみを提供しているのではなく1つのコミュニティであると考えていて、チャルゴボルダリングジムで出会って結婚された方がいて、その方がお子さんを連れてきてくれた時は
彼らの人生に大きな影響を及ぼしたと感じ嬉しいです。

ボルダリングの魅力

T)ボルダリングの魅力を教えてください

Y)攻略する楽しさです。お客さんは目標課題を持ってチャレンジしているので、少しずつ成長するプロセス見ていると達成した時に一緒に喜べます。
70代の方でも成長しているのを見ると楽しいです。

T)年齢層は狭いと思っていましたが、以外と広いんですね

Y)かなり広いです、10代後半から25歳までが一番少ないです。継続するスポーツなので、学生や新社会人などより、生活スタイルが決まっている子どもや、年配の人が多いです。

感想)ボルダリングジムと聞いて、トレーニング目的で来る人が多いと思っていたので、コミュニティとして、お客さん同士で繋がって結婚に至ると聞いてとても素敵だなと思いました。また、利用者で10代20代の方が一番多いのかなと思っていましたが、1番少なくて、むしろ高齢の方の方が全然多いときいて驚愕でした。
70代で壁登るのはパワフルすぎます!

ボルダリングについて

T)ボルダリングってどんな競技ですか?

Y)スタートとゴールがあり、コースごとに決められたホールドしか持ってはいけません、その中で自分なりに工夫してゴールを目指す競技です。

壁についている突起全てホールドです

T)ホールドの配置はどうやって決められているんですか?

Y)基本的に感覚で決めていて、自分で登りながら持ち方や距離感を測りながら作っています。
コースが変わらなければ飽きてしまうので、2~3週間で変えています。
製作者としては、どういう風に登ってくれるか答え合わせが出来るところも楽しみだったりします。

T)これだけ高さのあるホールドを全て変えるんですか?

Y)A~Fと6面ある中の一面を全て変えます。
 ホールドを外すのに2時間、コースの製作には18時間かかります。

T)ホールド全部でどれくらいの数あるんですか?

Y)おそらく、3000くらいはあります。

作成途中の壁

感想)インタービューをするまで、ボルダリングのホールドの配置を変えられるという事を知らなかったので驚きました。
コース制作に18時間もかけてらっしゃると聞いてこれを数週間おきにされているのは中々ハードだと感じました。
また、前々から、壁にホールドってどれくらいついているんだろう。
と思っていたためすっきりしました(笑)

大量のホールド

大学生に向けてひとこと

T)自分がやってきて良かったことや学生時代にやっておいた方がよいことを教えてください

Y)1つめは挑戦したいと思ったときに挑戦すべき。挑戦するには下準備が絶対に必要なので、常にカツカツでなくゆとりを持っているのが大切。
2つめは家族を大切にしてほしい。今の学生はコロナで縦の横のつながりも少ないからこそ、目の前にいる普段から接している家族大切にしてほしいです。

T)なぜ学生時代に新しい事に挑戦すべきだと考えていますか?

Y)成長していって、守る物ができると大きいことが出来なくなるので、小さいことでも良いから今までやってこなかった事をして挑戦の癖付けをすることで、大きな挑戦をするときに挑戦しやすくなると思います。

さいごに

今回インタビューさせて頂いて学んだこと
吉田さんは、ボルダリングでは登り切る事がすべてではなく、コースの1手進むことができた、動こうとした体制までもってこれた。と言う小さい変化にフォーカスすることで少しの成長を感じられるのが楽しさであると仰っていました。
これを聞いて私は、ボルダリングだけではなく、何事にでも当てはまるなと思いました。今、挑戦しながら楽しくないな、やっている意味あるのかな?と思える事でも少しずつ創意工夫をしながら少しの変化を知ることで楽しくなりモチベーションにもなるし、結果的に目標達成に繋がるんだなと分かりました。
目標達成することだけ考えていても成長していかないと達成は出来ないので、少しの変化にフォーカスしていこうと思いました。

店舗情報

 CHARGO climbing gym
チャルゴクライミングジム
日曜日・祝日:14:00~23:00
土曜日   :12:00~20:00
平日    :14:00~23:00
定休日   :月曜日
住所            :兵庫県姫路市花田町加納原田790-1
HP    :CHARGO climbing gym
電話    :079-280-6322

執筆者情報

執筆者名前:高見
ひとこと自己紹介:姫路でインターンをしている大学生
Soraとは?
学生による学生のためのメディア
Instagram:sora_himeji
Twitter:soramedia 姫路
HP:Sora media

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