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これからも考えていきたいこと

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いいアイデア、自分を構成する考えになりそうなもの
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「できない」から「できる」への橋渡し

「できない」から「できる」への橋渡し

『文藝』2024春号の対談『ブレる心、裏切る筋肉』(伊藤亜紗×羽田圭介)を読んだ。

読んでいて気になったこと、最近考えていることにクリティカルに刺さる部分があったので、書いておく。

「できない」から「できる」1か月前にも「できない」から「できる」について、読んだ雑誌を参考にしながら書いた。

ここでは、まず「自分が何ができるのか」を内省することから始める。その上で、「できるまでに足りないことは

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承認欲求のゴゲン

承認欲求のゴゲン

『群像』2024/3月号で『ハザマの思考』第6回を読んだ。

副題に「承認欲求と自己実現のハザマ」で、とある。

承認欲求は心理学の用語だったのに、いつからか一般的に使われるようになったのか。

そんなことから始まり「使われている内に本来の意味からかけ離れていないだろうか?」と著者は疑問を持った。

すると、マズローの5段階欲求がヒットした。という前置きだ。

マズローの原典『[改訂版]人間性の心

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客観的なことに変えて判断する

客観的なことに変えて判断する

この記事の冒頭でも触れました。

「書いていないような気がする」問題。

思い込み次第で、自分は書けない人になってしまう、みたいなことを書いた記憶があります。

では、実際のところどうなのか?客観的な事実を見てみます。

月別の投稿状況では、4月は21件でした。確認したところ、つぶやぎが2回あるので、記事を書いたのは19回。ザックリと、30日あたり20日間。2/3。6割強。週に4回程度と言ったとこ

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最適化していく

最適化していく

昨日書いた、めんどくさいことへの取り組み方もそう。

自分がどうやったら「やれる」かの仕組みを作る。

あーでもない、こーでもないの試行錯誤の連続。



毎晩、本を読むことにしている。しかし、中々進まない。引用した記事に書いた、朝イチに持ってくるのも1つの手だ。けれども、毎回そうは上手くいかない。時にはサボることもある。そうすると、計画が崩れ、無理がかかり、いずれ挫折する。そんなことを繰り返し

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ハードルが上がらないうちに

ハードルが上がらないうちに

noteには数日おきに投稿しているのだが、当初考えていた毎日投稿にはなっていない。

期間が空きすぎると「書くこと」へのハードルが上がる。まぁ、記事のストックがあれば毎日書く必要はない。

加えて、毎日投稿していれば見かけ上は毎日書いているように見える。

それはあくまでも第三者から見た話で、自分では「毎日書けてないんだよなぁ〜」って思ったりする。

たちの悪い話で、毎日書けてない…!って思い込む

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分かっていることを始点にする

分かっていることを始点にする

文學界2024年2月号で『読むためのトゥルーイズム』の第1回を読んだ。

トゥルーイズムは「自明の理」という意味で使われている。要するに「当たり前」を指している。

本を読むことに関してよく受ける相談に「難しくて分からなかった」「どうしたら難しい本を読めますか?」があるそうだ。私もこんな疑問を思っていた時期があるが、「時間をかけて地道に進んでいくしかない」ということに落ち着いた。

これに対しての

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ワープポイントを作る  -快楽に逃げたくなる-

ワープポイントを作る -快楽に逃げたくなる-

何かしら困難に立ち向かっている時や努力をしている時は辛い。成功者(メディアで目立っている人)は、努力とは言わず、「ただ楽しいことをやっていただけです」と言ったりする。

これは本心なのか、建前なのかは分からないが、苦しいことを苦しく思わないで行うマインドの持ち方としてはそうあるべきだと思う。

苦しく思わなければ、事に長い時間をかけることができる。

「時間をかければいいわけじゃない」とはよく言わ

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誰に向けた内容なのか?

誰に向けた内容なのか?

先日、岡田斗司夫の切り抜きを見た。

口下手には「口数が少ない人」と「口数が多い人」の2種類いるという。

口数が少ない人は、言葉づかい、話し方に気をつかいすぎる。考えすぎて言葉が出てこない。そういう人は普段の3~4倍話すことを心がけると良いという。また、気をつけるべきことは、正しく伝わるかは自分で考えずに相手に委ねることが大切と言っている。別に支離滅裂になっていてもいい。

反対に、口数が多い人

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情報を得て意見する

情報を得て意見する

「情報を得るのはなぜだろうか?」

それは自分もその社会に属しているから

「ニュースに意見するのはなぜだろうか?」

自分がいる世界を良くしようするから

こんな内容のことをそれぞれ別の本で読んだ。

だが、指していることは同じ。自分もその集団にいるという意識だ。

それぞれを知るまで、前者は「人間は刺激を求めるから」、後者は「憂さ晴らし」くらいに思ってた。後者の場面はSNS内をイメージして読ん

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「頑張ったことはなんですか?」

「頑張ったことはなんですか?」

これを聞かれることが苦手だ。

自分の中で頑張ってたとしても、「本当に頑張ったか?」と言われると簡単にイエスとは言えない。

頑張ってたかは自分の気持ちの問題だ。周りがいくら「頑張っていた」「サボっていた」と言ったとしても、自分の中ではサボっていたかもしれないし、頑張っていたことかもしれない。

さらに、「頑張ったか?」は定性的な話だ。

そもそも、これを聞かれる場面は大人が子どもに対してか、面接

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日記を見返す

日記を見返す

もうすぐ新年度なので、過去を振り返っていた。

これまで数年分書いていたものの、見返したことが無かった。というのも、まだ寝かせておきたかったからだ。

しかし、そろそろ貯めたものを活かしてこれからの方針を決めたかった。

加えて、自分は変わっているのか?を知りたかった。

そんなことを漠然と考えても分からない。なので、過去の自分の思いの丈を知って、今の心情と比較することで変化しているのか確かめる。

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SNSは手段

SNSは手段

友達と話していてハッとした。

きっかけは、

「Instagramに車の写真を載せる人は自分に酔ってるのかな?」

とを言われたことから。その意図としては、それが好きな自分を見てほしい・認めて欲しいということだった。それは、一般的なSNSの使用の目的である「キラキラな私を見て!」に違いない。つまりはたくさんのいいねをもらって承認欲求を満たしたい。

しかし、それは逆に自分のありたい自分像と捉える

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準備の準備をする

準備の準備をする

そろそろ取りかからなければ、、、と思いつつも手をつけられないことが多々ある。

そんな時は準備の準備をすればいいのでは?という提案。なぜなら、準備するぞ!と取りかかっていることが準備の準備だったりするからだ。何かを始めるにあたって、ネットで「準備には何が必要か?」と調べたりする。これは紛れもなく、準備の準備であって、準備ではない。そして、気持ちの問題に関わらず、最初のアクションは大体ここから始まる

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