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「まさか、これって、しあわせ?」

しあわせってこんなとこにあるんだと知った、3つのこと

1. カタチじゃなく、内側

自分には幸せなんて関係ないし叶うわけないって思ってたから叶うわけないのが当然で 。しかも、先ず以って幸せの何たるやが分からない。育った環境で家族の良さが分からないから自分が家族を持ったものの、そこのどこに幸せが存在するのかすら分からなくて。家族で旅行に行きたい、出かけたいなんて自ら思ったことなんてなかった。だから幸せになりたいって言ってもね、その幸せの状態が分からなかったっていうね… 。

高校生の時、仲良しだったバンドマンの男の子が卒業アルバムに書いてくれた言葉がしばらく心に残ってて、それをまた最近思い出して見直したのだけどね。幸せってカタチや定義じゃなくって、ああ、今、幸せだなあって思える、内側の自分に在るんだよね。幸せってすでに在るんだよね。でも人間って欲が深かったり物質的な外堀りを埋めようとするから「幸せになりたい」って思うんだけど、幸せになりたいって願う自分には幸せはないんだよね。だって幸せがないって先に思ってしまってるから。人間の最大級の能力のひとつは想像力なんだよね。今そこに無いものを目の前に想像するチカラ。目を閉じて思い浮かべることができる、映像にできるって、おそらく宇宙的にすごいことで。脳裏に浮かぶ、とか、心に焼き付ける、とか。人間しかできないんだよね。その映像を思い浮かべられるってことは、その未来が確実に在るってことなんだよね。見えないものを思い浮かべることは、善きにしろ悪しきにしろ現象化するとあたしは思ってる。前に人生を導かれてきたってことを書いたけどね、それって、起こるであろう現実をイメージしてきたことなんだよね。

あたしが当時、どうしても行きたい高校があって、親には大反対されたんだけど、行きたかった理由は大好きな高校野球のヒーローがいたから。中学生の頃に高校野球にどハマりして予選大会を見に行ってたら、その彼の幼馴染って女性と知り合って同じ高校に行きなよって言われて。それで決めちゃって、野球部のマネージャーになりたかったけど先輩に断られて。すっごい落ち込んだけど彼女との繋がりのおかげで彼と仲良しになれてクリスマスにステーキハウスに連れてもらったり手編みのマフラープレゼントしたりして。卒業式には彼のボタン(ブレザーだから2個しかない)をもらいたいであろう他校の女の子たちが校門にいて、あたしはもう諦めてたんだけどね。後から、ポケットから「はい、あげる」って第2ボタンとネクタイ、あとユニフォームももらった。4番バッターでピッチャーもできてほんとに素敵な人だった。昔は高校の地域を選べなかったからね、地域の高校行ったら小中学いじめられっ子のこの運命変えられへんやん!ってからの直後の大きな出来事だった。大事なのは想像力(妄想力?)の強さ。そんなことできないって思ってたら一生できないまんま。だってできないって思ってるから。でもね、こうしたいなあ、こうありたいなあを、ものすごく幸せな映像と共に想像してみるってすごく大事で、そしてそれはすごく楽しい 笑。親にすら反発して塾も勝手にやめてしまったこの時の経験がおそらく今後の人生に大きく影響したと思う。

2. 文字や言葉にすると近づく

あなたは文字の使い手?それとも言葉の使い手?あたしは文字の使い手で、だから思ったことや気持ちを言葉に乗せるのは実に苦手。だから得意なのは文字にすること。ひと月以上前に文字に起こしたことがあって、それはあたしの中ではどうしても叶えたいことで。願い事なんて今までしたことなかったんだけど、この人生、この顔と身体で過ごせるのって今世限りだから。人間って限定期間があると燃えるのよ。身体があるって触覚を感じれるって最大価値なんだよね。肉体がなくなったらって考えたら、どんなに美味しいものも食べて美味しいねって感じれないし触れて気持ちいいとも思えない。そりゃ高次元とかになってそれ以上の幸福感はあるかもしれないけど、この肉体的感覚とか感情って、ほんと人間にしかない特別な感覚だと思う。地球的感覚と言ってもいいのかもだけど、この感覚を生きているうちに味わないでどうするの?って思っちゃって。

人間として生まれたこの人生で、どうしても叶えたいこと。これが目の前に出てきた時、あたしはどうしても叶えたいって思った。そうしたら叶えるために何をしようって思うよね。ここで人間能力の発揮タイム。それは文字にするか言葉にすること。あたしは言葉が本当に苦手で上手に伝えられなくて、だから絵を描いたり歌ったりしているんだと思うんだけど。だから、本当に叶えたいことを紙に書いて貼った。そこからどうにか言葉で伝えたくなったけど、どうにもうまく言えなくて、でもそこは言葉の使い手さんに助けてもらって、そうしたら言いたかったことが不意に言葉に出た。それを言葉にしたらあったかい気持ちになって、あったかい気持ちでいると起こる出来事も見える景色もがあったかくて。言葉にすることって実はものすごく大切で、文字はサイレントなんだけど言葉は音だから宇宙を巡るんだよね。そして宇宙を巡って現象化して戻ってくる。結局は内側にある気持ち、思いが、自分の現実を作ってるってことなんだよね。外にはないの、自分の内側にあるの。

3. 「ああ、しあわせだなあ」の想像力

「こうあったら幸せ」って映像を如何に具体的にイメージできるかってこと。これがいちばん大切。たとえば恋人と旅行に行きたいね、とか、一緒にごはんを食べたいね、とかだったら、その言った先の風景、季節、話してる内容、食べてる料理、その状態を明確に映像化すること。それを心に刻むこと。これって人間にできるものすごい能力で、それを想像する力で今ここにない状態を作り出す力。誰かを蔑ろにすることも誰かを傷つけることもなく、ただ純粋に、そうあったら「自分はしあわせ」って思うこと。それを思い浮かべること。その想像力を発動できるか否かで人生は劇的に変わる。あたしは幸せなんて自分には関係ないことだと思ってたけど、ある時から、もしかしてあたしは幸せを知らないだけだったんだなって気づいて、可愛い息子たちがお母さんお母さんって言ってくれることが幸せで、日常を変わりなく過ごせてることが幸せで、好きな人がいることが幸せで、何より、これからの人生を誰とどう生きていきたいのかって思えて話せて過ごせることが幸せなんだって思った。プロセスは幾通りもあると思う。ただあたしが思うのは、「ああ、しあわせだなあ」と思ってる状態の自分を想像して、今この瞬間にその自分を味わうことが、この先の未来を作ってくと信じてる。ゴールを決めるってことかもしれないね。未来の自分が感じてるであろう感覚を先に味わうの。文字化する、言語化する、そして想像する。自由に想像できるからこそ、未来の自分はどこまでも自由なんだよ!

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