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ピンク電話

小学生の頃の話です。
今もあるか分かりませんが、私が小学生低学年〜中学年の頃の夏休み、よく友達と自宅から数キロ離れた場所にある、山口リフレッシュパークという運動施設に小ぢんまりと置かれた市営プールに行くのが好きでした。
元々、習い事で水泳をしていて(いまはめでたくおっさん体型にて、泳ぐと陸に上がれません。)、大人用の大型プールでよく遊んでいました。

なんだかんだで自転車で行っていたものですが、急な夕立や自転車の故障で帰れず迎えが欲しいとき、なにか忘れ物していたり、緊急な事で親に連絡を入れなければならないとき、当時は携帯電話というのは普及が始まった頃で一家に一台あるかな?という状況で、子供が携帯なんてもてるわけもありません。
なのでみんな、テレフォンカードと小銭と電話帳も装備して、何かあれば公衆電話でヘルプを求めていました。
公衆電話といえばよく見るのは緑色ですが、公共施設のなかにあるものはこんなピンク電話だった気がしてまして、市民プールはこのピンク電話でした。
10円入れて、ジャージャーと回して、ケータイは090〜が多かったのと、低学年の子供には地味に重かった印象があります。

ふと、今日、高梁コーラスフェスティバル参加で高梁市文化会館に行くと現役で頑張っていたので、ついつい写真を撮った次第です。
そうそう、横の電話帳も大事ですよね。

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