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魔法神社

どうも、鬱の再発で休職していて、そろそろ復職する私です。昨日、ふと、魔法神社に行きたくなり行ってきました。
 魔法神社は総社市の山奥に位置する小さな神社ですが、名前がとても魅力的です。

 そもそも魔法神社は誰をお祀りしているか。神社に由緒書きはなかったので、Google先生に手助けしてもらい下調べ。
 結論から言うと「キュウモウ狸」さま。別名は「魔法様」。室町時代にヨーロッパの宣教師の船に乗ってやってきた化け狸で、たぶん、今の吉備高原の銅山に住んでいたそうで、人間に化けて盆踊りなどお祭りごとに参加したり、葉っぱをお金に化けさせて買い物したりしたそうです。
 人間に化けると言ってもわりとへたくそだったようで、見ればわかるようなものだったようです。バラされると「すまんすまん」と言いながら住処に帰っていったそうです。
 はっぱをお金に変えるのは困ったみたいですが、ちょこちょこ村を守っていたり、タヌキをいじめる人の家を燃やすなどしていたため村人も特に追い出すこともせず見ていたようです。

 それがよかったのでしょう。キュウモウ狸は村人に「お世話になったお礼に、今後は牛馬の神となり、村に火難あれば事前に教える」と言って神様になったそうで、人々は魔法神社を建立したそうです。
 この付近は吉備中央町との境にもなるんですが、吉備中央側にも「魔法宮」という神社もあるようです。

 

と、いうわけでやってきました。今回は国道180号線から種井集落に向けて。途中採石場の中を通るので不安になります。


入口はこんな感じ。車は1台停められるスペースがあります。推奨はされないのでしょうけど、50メートル走れば巨大な退避スペースというか、そんな感じの場所があります。

 今回は私の住む吉備高原都市から一度高梁市に降りて、高梁川沿いを走る国道180号線を走行し、農産物直売所のある「たね井屋」から県道306号線「賀陽種井線」に入ります。
 入って割とすぐに、採石場の場内を走ります。巨大なダンプと一緒に走ったりします。なんとなく細いけど、怖い感じの細さはないです。
 なお、私の車は2代目の日産ティアナですが、運転していても恐怖心はなかったです。
 ゆるりと走り、上記の入り口に到着。
 付近の方々によく整備されているようです。強い風が吹く中、石段を登ってゆくと巨大な広場と少し小さいような大きいような拝殿と本殿が見えます。


広場と拝殿。狸の置物と牛の置物や絵画が飾ってありました。後ろに本殿があります。

 結構、不思議と居心地のいい空間でした。なんだかずっとこの場所にいたくなるような雰囲気のある神社でして。なんだか私は大好きでした。
 ただ、時間等々いろいろあり、帰宅。ここから県道306号線を走れば理論上は家に帰れるはずでした。


この道を走るのはヤバいと直感とともに頭に警告が流れる・・・。

 魔法神社を後にして県道を走っていると、途中からこの道が目の前に。ヤバい。この道は大型セダンで走ってはいけない。いけないことはないけど、行ってはいけない。そんな予感がビンビンに発せられ、ご丁寧にこの写真を撮っている場所は2車線くらいの広い道。
 Uターンしてもと来た道を帰りました。高梁に行くのはあれ何で、総社市内方面に進み帰宅。
 なんだかぐっすり眠れました。
 ここはまた行きたいなぁ。。。

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