損切り抜刀斎【株式投資】

SNS総フォロワー1.5万人超えの個人投資家13年目(日本・米国株)。兼業投資家向けに…

損切り抜刀斎【株式投資】

SNS総フォロワー1.5万人超えの個人投資家13年目(日本・米国株)。兼業投資家向けに投資手法、相場分析などのマーケットに関するあらゆる情報を発信をしています。 https://youtube.com/@songiri_battosai

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    株式投資13年目の私が相場で経験したあらゆる情報をつめこんだマガジンです。 本気で株式投資を勉強したい方向けです。

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株価2倍狙いの「小型割安株投資術」

今回は私のメイン投資手法の「小型割安株投資術」について紹介します。この投資は簡単に言うと、カタリスト(株価上昇のトリガー)がある銘柄を半額で買って、適正な株価に近付いたら売る、という手法です。 シンプルな手法ですが、相場に対する理解、メンタルコントロール術、決算書を読み込む会計知識など多種多様な知識・技術が必要となります。 それでもこの投資術は①明確な購入の水準、②明確な売却の水準を得ることができるので、マーケットが大暴落して他の投資家達が泣きながら損切りしているときに、

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    • CPIの速報と分析

      5/15, 21:30に米国のCPI(消費者物価指数)が発表されました。 結果はほぼノーサプライズ。インフレ伸び率鈍化が発表され、株価にとってポジティブな結果となりました。 見ての通り市場予想とほぼ同じです。少し長い目でみてみましょう。 3~4%の間で横ばいという感じですね。米国は約5.5%という日本よりはるかに高い金利を据え置いていますが、インフレ目標の2%まで下がってきません。自然利子率の上昇の意見もあり、今後は利上げの議論もでてくるでしょう。 項目別ではエネルギー

      • 色々活動しすぎてカオスになってきたので私の生息しているSNSをまとめました。 ■Youtube https://bit.ly/3Qz2e9M ■X(旧Twitter) https://twitter.com/songiribattosai ■PostPrime https://www.postprime.com/songiri

        • 日本株ポートフォリオ公開(2024.5.4)

          2024のGWにおける私の日本株ポートフォリオのセクターになります。時価総額1000億円以下の小型株ばかりですので、銘柄名は伏せます。 ※相場操縦により違法となる可能性があるため 前回からの変化は、 ①ガラス土石セクターの保有比率減少 ②電機機器、機械セクターの比率増大です。 ①は理論株価に近づいたガラス土石銘柄を利確したので比率減 ②は好決算による含み益急増による比率増なので、買い増しはほぼしていません。 建設関連は2024年問題による受注高の減少が怖いので、利確は早

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          5月雇用統計の速報と分析

          5/3(金)の21:30に4月分の雇用統計が発表されました。結果は以下の通りで、労働市況の鈍化、市場はドル安株高の反応となりました。 労働市況の小幅悪化、賃金インフレの鈍化が示されました。 ■雇用者数・失業率 前回の数値は小幅上方修正されましたが、今回の結果は市場予想を大きく下振れ。 求職のニーズが下がれば賃金をあげる必要もなく、賃金インフレは鈍化します。 また、失業率も小幅に増えており、労働市況が悪化→経済停滞→利下げという連想も生まれるため、株式投資家にとってはポ

          5月雇用統計の速報と分析

          株式マーケットのサイクル

          私は小さいころから億り人の祖母から投資に関して色々な事を教わってきました。その中でも非常に重要なのが「株式マーケットのサイクル」を理解することです。 これは「ローリスク・ハイリターン」な投資をする上で欠かせません。そんなウマイ話があるわけないと思うかたもいらっしゃると思います。投資歴13年とまだまだヒヨッコですが、投資においてローリスク・ハイリターンな投資は存在すると断言できます。 ■マーケットはたまに感情で動く基本的に良いニュースがあれば株価は上昇し、悪いニュースがあれ

          株式マーケットのサイクル

          CPIの結果と今後【株式投資家向け】

          市場が大注目の米国CPI(インフレ率)が4/10に発表されました。事前に注意喚起していた通り、ネガティブサプライズとなりました。中身の分析、そして今後の動向について解説します。 ■CPI(消費者物価指数)の結果結論、総合CPIと食品・エネルギーを除いたコアCPIは全ての結果で市場予想を上回りました。 少し長い目線で見てみましょう。 2022年から順調に下がってきたCPIは、ここ半年下げ止まりの兆候が出ています。総合CPIはじわじわ上がり始めたとも見えます。 次に「項目

          CPIの結果と今後【株式投資家向け】

          今後の最大のリスクは●●【投資家向け】

          現在、米国市場は右肩上がりの強い上昇トレンドで強気相場となっています。円安の恩恵もあり、米国株投資で儲かっている方も多いのではないでしょうか。 しかし、2024年4月に入ってからマーケットのリスクが急激に高まってきていると考えています。この記事では過度に楽観的になっている投資家に対して、現在の市場に潜むリスクをお伝えできればと思います。 ■現在のマーケットの状況現在の米国経済の状況を①金利、②インフレ率、③労働市況の観点で簡潔にサクッとみていきましょう。 ①金利 現在

          今後の最大のリスクは●●【投資家向け】

          株価暴落時の対処方法3選

          株式相場に14年目となると色んな株価の暴落を経験してきました。 4/1の日本株は年度始まってすぐに1%超えの全面株安となりましたが、焦らず冷静に投資判断ができているでしょうか。 今回は暴落がいつ起きても対処できるよう私が心掛けている3つの対処法を紹介します。普段から準備できていないと暴落というバーゲンセールで株を狼狽売りしてしまうので、相場が良い時にこそ備えておきましょう。 ■対処法①~リスク許容度の確認~夜はしっかり寝れていますか? 笑って過ごせてますか? 頻繁に株価が

          株価暴落時の対処方法3選

          効率的な決算短信の読み方【忙しい兼業投資家向け】

          投資家にとって決算を分析することは、銘柄の本質的価値を見抜いて割安な株を買い、割高な株を売るために非常に重要です。今回はその決算分析で私が実際に行っている「決算短信」の分析手法を解説します。 ■なぜ決算短信が大事なのか決算短信とは、企業の決算発表の内容をまとめた書類のことです。 企業の決算結果などを早く投資家へ知らせるためにすべての上場企業が作成します。なので決算短信の分析手法を身に着けると、理論上すべての企業の決算を分析できることになります。 ■効率的な決算短信の読み

          効率的な決算短信の読み方【忙しい兼業投資家向け】

          投資情報収集用の便利サイト・ツール紹介【兼業投資家向け】

          忙しい兼業投資家にとって、投資情報を収集する時間は限られています。ですがインターネットの普及により、投資情報が容易に収集できるサイト・ツールが多数存在します。 この記事では、私が実際に使っている優良なサイトとツールを紹介します。初心者でも簡単に利用できるように、各サイトやツールの特徴を簡潔に解説しました。時短に最適なものばかりです。それではいきます。 ※一部PRが含んでおりますが、本当に使える&信頼できるものに限定しています。 ①経済指標経済指標は同じ国でも担当機関の違

          投資情報収集用の便利サイト・ツール紹介【兼業投資家向け】

          私のポートフォリオを公開します【株式投資家向け】

          参考までにポートフォリオを公開します。本当は銘柄まで公開したいのですが、10銘柄中9銘柄は小型株なので株価に影響を与えてしまします。 なのでセクターのみの公開となります。 見てわかるように、超地味です。お前は本当に投資系情報発信者なのかとツッコミが入りそうですが、流行りのAI・半導体株は1株ももっていません。 ほとんどが成長しているキャッシュリッチな小型株です。 理由は以下の通り ①大型株はアナリストがフォローしているので適正な株価になっている。 ②日本の小型株は割安で

          私のポートフォリオを公開します【株式投資家向け】

          FOMCの結果まとめ

          FOMCが終了しました。 結論、ノーサプライズでした。 市場の反応はドル安株高で、S&P500は史上最高値を更新しました。サクッと中身をまとめていきます。 ①金利据え置きで利下げなし 金利は5.25~5.5%で据え置かれました。これは事前の市場予想と同じなのでサプライズではありませんでした。 ②ドットチャートは大きな変化なく、年内3回利下げを示唆 経済見通しの中のドットチャート(金利予想図)においては年内3回利下げを示唆しました。これは前回と同じでマーケットに安心感を与

          FOMCの3つの注目点と通常のFOMCと異なる点【株式投資家向け】

          いよいよFOMCの結果が3/21の未明に発表されます。 株・債券・FX・コモディティ・仮想通貨などのあらゆる市場に大きな影響を与えるので、しっかり予習して臨みましょう。 ■FOMCのスケジュール3/21(木) ・03:00 政策金利、声明文、経済見通しの発表 ・03:30~ パウエル議長記者会見 まず午前3時に声明文等が発表されます。ここでは文書ベースの情報だけ発表されます。 そのあと午前3時半からパウエル議長の会見が1時間程あります。ここではパウエル議長の表情、話し方な

          FOMCの3つの注目点と通常のFOMCと異なる点【株式投資家向け】

          日銀会合の注目点

          株式市場・為替市場・債券市場に大きな影響がある日銀会合が実施されます。 Youtubeではサクッと解説しましたが、リマインドとしてnoteで簡潔に注目点をまとめます。 ■日銀会合のスケジュール3/18(月)~19(火) 11:30頃 声明文発表 ※ 15:30~ 記者会見 ※大きな政策修正がある場合、声明文発表が遅れる事例があります。 なので11:30になっても声明文が発表されない場合、政策修正観測が広まり①為替は円高、②株式先物は下落する恐れがあります。 ■注目

          米国CPI(消費者物価指数)の速報と分析

          ■結果3/13の21:30に米国のインフレ率を示すCPIが発表されました。 結果はほとんどの数値が市場予想を上回りました。ただしCPIから食料品とエネルギーを除くコアCPIは前回の数値よりインフレ率は鈍化しました。 次に項目別のインフレ率を見てみましょう。 ポイントとしては①エネルギー価格の下落率縮小(前月比では+2.3%)、②食料品と住宅価格のインフレ鈍化でしょう。特に食料品と住宅価格はCPIの構成割合としてPCEより高いので、ポジティブ材料です。 つまり今回のCPI

          米国CPI(消費者物価指数)の速報と分析