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良い姿勢ってどんな姿勢?

こんにちは!高槻・草津ボイストレーナーの安田結衣です。

朝から晩まで色々な勉強や読書に明け暮れていたらあっという間に3月になってしまいました。花粉症が厳しい時期だと思いますが、皆さんお元気ですか? 今年は桜が見られるといいですね。

さて私はというと、1月から姿勢分析というものを勉強しています。姿勢分析というのは読んで字のごとく「姿勢を分析すること」なのですが、単に猫背とか反り腰といった見た目を分析したり、姿勢を水平垂直の一般的な「良い姿勢」という枠にはめるためにするものではありません。
「なぜ猫背になっているか」「どんな風に声がけをすれば生徒さんが歌いやすい姿勢になるのか」といった細かな原因を見つけ、生徒さんが自分自身の身体をよりよく扱えるようにするためのものです。

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現在レッスンを受けてくださっている方には実感していただいていると思いますが、姿勢が変わると声も変わります。ここで誤解のないようにお伝えしたいのですが、「良い姿勢」という決まった枠の中におさめると大抵の場合は力みにつながってしまいます。皆さんもご経験があるかもしれませんが、よい姿勢を意識することによって余計に腰が痛くなったりしていませんか?

一人一人骨格の違いや筋肉の使い方には個人差があるので、見た目の綺麗さや水平垂直を目指せば良いというわけではない所があります。だから姿勢分析は一方的な提案だけではなく、生徒さんとのコミュニケーションもとても大切です。

私のレッスンでは、皆さんお一人お一人がご自身の歌いやすい身体を見つけてもらうことを大切にしています。最初はむずかしいかもしれませんが、ゆくゆくは自分一人でも身体を育てることができるよう、生徒さんのガイド役として精一杯努めたいと思っています。


姿勢分析は1月から独学で学んできましたが、3月から7月まで月に2回、大阪芸術大学解剖学非常勤講師の山本篤先生や、数々のボイストレーナーの方々と共に学ばせていただくことになりました。

学びがより深くなることで皆さんの声がどう変化するのか。春からのレッスンを楽しみにお待ちいただければと思います^^



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