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経営者が若手社員に贈った、成長の3カ条【情熱社長倶楽部】VOL.193

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

3月も中旬に入り、桜の開花宣言がされ、
一気に春が近づいてきました。

春といえば、出逢いや別れがある時期にもなりますが、
先日は、弊社が創業以来17年間
クライアント様に実施している、
「新卒1年目卒業式」が開催されました。

「新卒1年目卒業式」とは、
弊社が1年間をかけて実施する新入社員育成研修の
最後を締めくくるコンテンツであり、

各企業様の、経営者様や直属の上司の前で、
1年間の集大成として、学んだこと、成長したことを
プレゼンしていただく場になります。

昨年の4月に出会ったときには、
学生気分が抜けきれない様子で、
社会人への不安を感じていた彼・彼女達が、

1年経った今は、堂々とした立ち振る舞いで
前に立っている姿を見られたことはとても嬉しく、
“人の成長の可能性”を改めて感じる時間となりました。

また、各新入社員様のプレゼンを聴いていると、
不安や葛藤がある中でも勇気を出して行動し、
成功と失敗を繰り返しながら、
成長を遂げた様子が伝わり、

こんな1年目がいることは企業様にとってとても幸せで、
これからの未来がとても楽しみだなと感じました。

卒業式の最後には、私から、彼・彼女たちが
新卒1年目を卒業し、2年目になるにあたっての
メッセージ
を伝えさせていただきました。

伝えたことは、以下の通りです。

①2年目から3年目にかけては、必ず“ゆらぎ期間”が来る

新卒1年目は、先輩や上司と関わる時間が多く、
何事もゼロから教えてもらったかと思いますが、
後輩が入社してくると、
2年目のみなさんとの関わりは圧倒的に減ります。

それと同時に、成長したからこそ、
任せられる役割が増えてきます。

プレッシャーを感じながら業務を遂行することが増え、
時には「逃げ出したい」と思う、
“ゆらぎ期間”
も来るかと思いますが、
それはみなさんが成長したからこその新しい“壁”です。

焦らず、軸をブラさず、悩んだ時には
必ず先輩や上司に声をかけて乗り越えていきましょう。

②結果を残すことに拘る

ここでいう“結果”とは、
「目の業務を後回しにせずに結論を出す」
ということです。

1年目で様々なことを教えてもらい、経験し、
自ら判断できることが増えてきているはずです。

だからこそ、良い結果になるか悪い結果になるか、
わからないときもありますが、
“自分で判断して結果を出す”
ことに挑戦していただければと思います。

結果が何も出なければ、次なる行動を
見出すことができません。

良い結果ならその行動を継続させ、悪い結果なら、
なぜこのような結果になったかを振り返り
改善していきましょう!

③感謝を言葉で伝える

この1年間は、社内外問わず、多くの人に支えられ、
励まされ、助けられてきたかと思います。

見えないところで、あなたの成長を
望み応援してくれている人がたくさんいます。

その方々への感謝の気持ちを“言葉にして”伝えて下さい。
心の中で思っているだけでは、誰にも伝わりません。
しっかりと自らの言葉で伝えていきましょう。

上記の3点を、メッセージとして
伝えさせていただきました。

コロナ禍の3年間において、
さまざまな変化があったからこそ、
“人を育てる”という考え方や
やり方も大きく変化しています。

しかし、「若手人材を育成すること」においては、
外部環境がどれだけ変化したとしても、
企業が永続的に発展するために、
必要不可欠なことだと、改めて感じた1日となりました。

来月には、多くの新卒1年目が
社会人としてデビューします。

1人ひとりの可能性を信じて、
企業としてそこに向き合い、
社会で活躍できる人材を育てていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

長友 威一郎


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