いい曲だなと気づかせてくれたのは、聞きなれた歌声だった。
好奇心の広さは昔からだけど
こういうものが好きということを明確にわかってはいなかった
冷静に分析したことがなかったからだろうと思うが
近頃、ようやくわかってきた気がする
例えば 音楽。
少しだけわかってきたことは、明るいだけの歌より、
”憂いのある歌詞”の曲が好きだということ
詩的で暗喩な言い回しをしている歌詞も好き
メッセージ性がある歌詞だと心に響く
なかには、少々難しい歌詞のこともある
でも、そういう歌詞だからこそ惹かれるということもある
サイモン&ガーファンクル 「Sound of Silence」
ボブ・ディランの「My Back Pages」
などがそうだ。
曲がいいのでできれば歌詞をしっかり受け止めたい気はしているのだが。
でもそういう意味では、邦楽のほうがすんなりメッセージを受け取りやすい。
今年の春ごろ、「今日のメッセージ」とタイトルをつけたプレイリストを作った。そして、今も曲は追加され、リストは更新している。
わりと一日中、音楽を聞いているが、聞いていないときもある。
そんなときに何気なく頭にフレーズが浮かぶことがある。ずっと頭の中でリフレインする曲はだんだん気になってくる。
また、ラジオやサブスクのプレイリストから聞こえてくる曲の中で、
急に気になるときがある。
以前から知っている曲もあれば、知らない曲もある。
頭に浮かんだ歌詞やそんな曲の中にある気になる歌詞は、何か自分へのメッセージなのかなと思っている。
今もこうして筆を走らせている間にも曲を聞いているけど
たった今、ふと気になった曲がある。
どこかで聞いたことのある歌声。
松田聖子だった。
曲は「瑠璃色の地球」
瑠璃色ってどんな色だっけと調べてみたら
「あ、僕の好きな色だった」
もちろん、地球が青いことを言い換えたものだけど。
瑠璃色は、ラピスラズリの色、「こい紫みの青」だ。
歌もよく聞いてみると、いい歌詞。
調べてみると、この曲は合唱曲のスタンダードにもなっているほど、良く知られ、愛されている曲。作詞は松本隆。
これが今日のメッセージなのかな。
泣き顔が微笑みに変わる
瞬間の涙を
世界中の人たちに
そっと分けてあげたい
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