見出し画像

Coccoへのラブレター〜愛すべきあっちゃんへ〜

これは、私がこよなく愛する歌姫、
孤高のシンガーソングライター・ダークサイドクィーン
“あっちゃん” ことCoccoへのラブレターです。

note界隈にはCoccoファンがそれほど生息していないみたいだし、
Coccoにまつわる発信をしている人もそんなに見かけないし、
需要なんてまったくないかもだけど。

届かないかもしれない。
ただの自己満足に終わるかもしれない。

でも。

13枚目のアルバム『ビアトリス』を聴いて。
日テレでの初歌唱となった『世界を変えた20人のアーティスト』を観て。
インスタライブを視聴して。

どうしても書きたくなった。
書かずにはいられなかった。

だから、書きます。

あなたの心に、ちょっとでも響いてくれたらうれしいな。


* * *


バレンタインに、
あっちゃんからの愛のこもったプレゼント。
『ビアトリス』、ちゃんと届いたよ。

ちょっと、なんなのこれ。
いや、沁みるってば。

思えば私の人生の半分は、あっちゃんとともに歩んできたんだ。
あのころも、あのときも、このときも。

苦しかったとき、悲しかったとき。
嬉しかったとき、楽しかったとき。

私のそばにはいつも、あっちゃんの歌があって。
どんなときもそばにいてくれて、
私をずっと支えてくれたんだ。

もちろん、この『ビアトリス』の曲たちだって
これからの私の人生のお供になるんだよ。


あっちゃんとの出逢いは、いまから27年前。
地元のタワレコでポップを見て、その存在を知ったんだ。

あのころは、
8㎝シングルから12㎝のマキシシングルに変わり始めていたころで。
大きなジャケット写真に、余計に目を引かれたな。

メジャーデビュー曲『カウントダウン』のジャケット写真には
まだどこか幼さの残る少女。
前だけをまっすぐに見据えたあの強い眼差しに、
どうしようもなく惹かれたんだ。

ラジオから流れてきた歌声を耳にして、心奪われた。
ミュージックビデオを観て、
音楽番組で初めて歌う姿を観て、
私はすっかり「Cocco」というアーティストの虜になった。

美しい声。
流麗なメロディ。
幻想的なリリック。

優しさと。
力強さと。
いまにも壊れてしまいそうなくらいの、あやうさと。

あっちゃんのその声で、
異次元の世界に誘われて、
ただただ圧倒されたんだ。

初めてあっちゃんのCDを買ったときのことを
いまでも鮮明に覚えてるよ。

当時通ってたボイトレ教室の近くにあったTSUTAYAだったな。
なけなしのお小遣いを握りしめて、
手に取った『強く儚い者たち』。
あのとき感じたワクワクは、きっとずっと忘れられない。

『カウントダウン』を初めて聴いたときは、それはもう衝撃で。
めちゃくちゃ悔しかったのを覚えてる。

あっちゃんには遠く及ばないけれどね、
私もずっと歌をうたってるんだ。

音楽活動をしていたときに出逢った
あっちゃんの歌はまさに、
私の求めていたものだった。

歌の世界観から曲調、
歌唱スタイルに至るまで。
私がやりたかった音楽そのものだった。

やられた!

そう思った。
うん、そうなんだ。

あっちゃんの歌声を聴いたそのときから、
私はずっとやられっぱなしなんだよね。


あれから27年。

あっちゃんも私も、すっかり大人になったけれど。
いまでもあっちゃんの歌を聴ける、このしあわせよ。
あっちゃんがずっと歌い続けてくれていることが、
私はなによりもうれしいんだ。

あっちゃんの声を聴いてると、
どうしたって心を揺さぶられるんだよ。

こみ上げてくるんだ。
なにやら熱いものが。

「take me home」

あっちゃんはそう歌うけれど。
私にはもう、帰る場所なんて
もうどこにもないんだ。

そう想ったら、勝手に涙があふれてた。
胸が痛くて。

いまのほうがずっとしあわせなはずなのに。
おかしいよね。
あのころのことを想い出すと、
なんともせつなくなっちゃうんだ。

でも大丈夫。
私もこの想いをぶつけて生きるんだって
そう決めたから。


そうそう、
Cocco初の試み、インスタライブ!
めっちゃおもしろかったよ!

あっちゃんをより身近に感じられて
とってもうれしかった。

『ビアトリス』の楽曲たちについても
知りたかったこといっぱい聞けたし。
聞けてよかった話ばかりで大満足。
お腹いっぱいだよ。

あっちゃんちにお邪魔して
こたつにでも入ってくつろぎながら
お茶を飲み飲み雑談してるような……
そんなしあわせな時間だったよね。

ダークサイドバージョンも、ぜひやってほしいな。
だけど告知はしてね、絶対だよ!!!


あっちゃんは私たちにとって、
決して「過去形」なんかじゃじゃないんだよ。
しっかり「現在進行形」なんだよ。

これまでのあっちゃんも大好きだけど、
いまを生きているあっちゃんが
私はいちばん好きだよ。

これから先の人生も、
あっちゃんとともに歩んでいきたい。
だから、ずっと歌っていてね。

そのためにも、ずっとずっと元気でいてね。
約束だよ。

だけど、しんどくなったら、
いつだって立ち止まっていいんだからね。

あっちゃんが元気で歌い続けてくれることだけが
ファンの心からの望みなんだから。

あっちゃんの声は、
光だから。希望だから。


いっぱいの愛を、いつもどうもありがとう。

とても言い尽くせないけれど、
ありがとうの気持ち、
ちょっとでも届いたらいいな。

私もあっちゃんのように、
生きづらさを抱えている人たちの力になりたいんだ。

そんなふうに想えるようになったのも
きっと、あっちゃんのおかげだよ。

あっちゃんを好きになって、本当によかった。
そしてこの先もきっともっと、好きになっていくよ。

愛してるよ、あっちゃん。
これまでも、これからも。

また、ライヴで逢おうね。

愛すべきCoccoへ。
愛を込めて。
kanataより。

この記事が参加している募集

思い出の曲

最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。 スキやシェア、フォローをしていただけると飛び上がって喜びます。 頂いたサポートは、創作活動の糧とさせていただきます。 今後ともどうぞ応援よろしくお願いします!