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就職後を振り返った感想~双極症のたま~

双極症のたまです。
このあいだ、就職後の症状の経過を振り返りました。今回はその感想です。気づいたことを次に活かしていきたいと思います。

他人事な感覚

体調がよくなるとつらかったときのことを忘れてしまうので、自分のことなのに自分のことではない感じがします。みんなもそうかな?

再発を防ぐ働き方はあるのか

いちばんの関心事は、できるだけ再発しないで長く働き続ける方法はあるのかということです。わたしはひとりしかいないのでこのことを実験で確かめることはできません。他人と比べようとしても、症状も環境も大きく異なり、なかなか難しいです。いつも試行錯誤でやっていくしかありません。

復職後の働き方は?

2回復職の経験があるので、それをもとに3回目はどのように働くか考えます。復職準備や復職プログラムについては別記事で考えました。復職後についても別の機会に詳しく考えていく予定です。

疲れた時に妄想が出てきやすいのかな

なんとなくですが、疲れているときに「嫌われている」とか「狙われている」という考えが出てくるのかなと思いました。そういう考えがあるから疲れているのかもしれませんが、このことが分かったことは収穫でした。

「嫌われている」とか「狙われている」という考えはつらいのですが気分にはあまり影響しません。ただ、このような考えをしているときは疲れているはずだから、薬を飲んだり(つらいときは頓服の存在を忘れがち)安心できる場所で休んだりといったケアが必要ということに気をつけたいです。

疲れにどう対処するか

うつでつらいときに疲れたという表現をすることに気づきました。疲れの対処法はいままでは寝ることだけでしたが、いまは元気なので、コーピングやアクティブレストに興味があります。一瞬でもほっとする時間があれば少しは体力も長持ちするのではないでしょうか。

ただ、わたしが疲れたと言うのは、たぶん忙しくて疲れたということではなくてうつの症状なのでしょう。うつの疲れは楽しい活動により良くなるものではないとも思います。疲れたときにちょっと頑張ってコーピングリストを確認するのがいいのか、なにもせず休むしかないのかをどうやって判断するかは今後考えたいです。

頑張らないといけないときもある

体調だけを考えるとつらいときはいつでも休むべきですが、体調を無視して頑張ったほうがいい状況もあると思います。わたしならたとえば、あと数日出勤すれば有給が付与されるときや数か月準備してきた実験の結果が出るときを思い出します。つらいけれどどうしても頑張らないといけないときにどうするか、情報がほしいです。

つらいときに自覚がない

体調が悪くても大丈夫と思いやすいようです。振り返るともっと早く休めばよかったのにという時期もあります。

体調不良を自覚さえすれば良いかというと、そうではありません。体調悪化に早く気づけばその分早く治療を始められますが、その効果が実感できないときもあります。体調不良はわかっているけれど仕事は休めない、体調を改善する手段がない場合も多いと思います。

それでも体調不良に気づけば、症状はどうにもならなくても、いまより少しリラックスして楽に過ごす、休むときにゆっくり休めるように工夫することはできるのではないかなと思います。また、休職することになるにしても、早めに体調不良に気づき、少し前から職場に相談して丁寧に引継ぎをしてから休職できるようにしたいものです(そんな都合よくはいきませんが)。

記録に職場のことが出てこない

職場や仕事はたいしたストレス因ではないのかもしれません。休職中のいま、早く仕事をしたいと思っており、復職に対する不安もありません。

おわりに

就職後の記録を振り返り、気づいたことをまとめました。早期発見、セルフモニタリング、コーピングなどのセルフケアについて今後考えていきたいです。
ありがとうございました。


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