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《詩》思惟 2

あせらず
くさらず
たゆまず
この道を

誰に知られることはなくとも
そこに真の直道じきどうは開かれる

日の目を見る事なかろうと思えども
その時はいつしか必ず訪れる

さあ、備えたまえ、新しき時代の為に

その無作むさにして大いなる貴方あなたなる生命

その真実と輝きは決してせる事はない

貴方あなたが真の宝珠ほうしゅたる貴方あなた自身を捨てない限り、いつしか誰かが気づき、ひろい上げることもあろう

真に価値あるその珠玉しゅぎょくは、本来あるべきところにあるべきようにえられ

あおぎ見る数多あまたの光に照らされて、貴方あなた自身が三世さんぜに輝く貴方あなた自身を知る

胸の奥よりづる滾々こんこんたる歓喜の生命は、飛躍ひやくの未来を予感させ

流転るてんの世界の潮流ちょうりゅうは、貴方あなたの為に合流する

世界のここかしこで、その証明はいきおいを得て勃興ぼっこう

さんざめく光は、貴方あなたなる真実を足下そっかより照らし出す

しきは淘汰とうたにたえず、激流にのまれて、いつしか消え

人々は、貴方あなたをとおして、きたるべき未来の自由と尊厳とを知る

その時、この星は、本然ほんねんなる慈悲の宇宙のかいないだかれゆくに違いない

貴方あなた闊歩かっぽしたその軌跡きせきは、歴史の祝福を受けて人類の血統けっとうに刻まれて

無窮むきゅうにして、真に多様なる融合の世界の実像じつぞう

平和の使者たる子らの目じりに、幸福の光す未来となって宿やどりゆく

人類の連綿れんめんたる生命の薫発くんぱつの連鎖は

来るべき平和の時代をり上げ、無限の王座に人々をえる

どうか貴方あなたよ、その時代の主役であってほしい


そう、熱をびる僕を見つめて、いつも君は微笑ほほえんでばかり……







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