ソワレ

越路吹雪さんと河合奈保子さんを敬愛する「シャンソン歌手&ソングライター」 シャンソンに…

ソワレ

越路吹雪さんと河合奈保子さんを敬愛する「シャンソン歌手&ソングライター」 シャンソンに精通し、CD『ニッポン・シャンソンのすべて』(日本コロムビア)などの作品を監修。 越路吹雪を主題にしたオリジナルの舞台を続けるほか若手シャンソン歌手の育成にも精力的に取り組んでいる。

最近の記事

できました

プロジェクトから10ヶ月、こういうことになりました 越路吹雪リサイタル1960'sの8枚組CD-BOXが完成しました LPレコードサイズ、豪華な装丁に歌詞カードと復刻リサイタルパンフレット、初CD化の曲多数、マスタリングも新たに施したり、その他いろいろ、とりあえず「やれることは全部やりました」 思い返せば35年前、テレビで越路さんを知ってびっくりして隣町の中古レコード店ではじめて買ったレコードが 越路吹雪1955-1966 でした その中の1966年のリサイタルにやられて今

    • わたしとあたし

      自分のことをなんと云う?つまり代名詞ですね ソワレは あたし>>>僕>>>>>あたくし>>>>>>俺(酔っ払いの時) かなあ、自然とこういう風に落ち着きました、その人らしさが見えるちょっとしたお遊び 越路さんは普段は「あたし」、舞台では「あたくし」とか 岩谷時子さんのことは「あんた」って呼んだりしてた、ということでここで座付作詞家岩谷さんのお言葉聞いてみましょう 「越路の歌詞を書く時、私の発音は、「わたし」ではなく「あたし」にしています」 これ、大きなポイントだと思うのです

      • メンテナンスと楽器

        湿気が多い地下なんてあっという間に調子が狂っちゃう、これはピアノの話 地下ではなくてもお天気変わると、特に雨が続くとあっと云う間に不機嫌になってしまうから大変。。バイオリンもコントラバスもみんな大変そう、一曲終わると調弦してたりとかザラですね でもってあたしの楽器は声帯ってやつでこれもやっぱり照る日曇る日ありまして 基本的には丈夫に出来ているらしいのですがこれもやっぱり疲労はするわけで、そして太鼓の皮が破けるみたいにとうとうダメになるとリカバー全く無理なのね、何度かあたしも

        • すごいやドビ先生

          音楽履歴歌暦というイベントを不定期で開催しています 舞台に立つその方がどんな音楽を隣に置きながらいまの人生を構築して来たのか、トークと歌で辿るのですがこれか面白い、そもそもピアノのちゃっくさんとはじめたのですがスケジュールの都合でほかのピアニストさんにもお願いすることがあります 前回のお客様がアーバンギャルドのおおくぼけい様、話上手で人生波乱のこの方、それじゃなくても三時間コースになりがちなのに結局一夜ではまとまらなくて急遽二回に分けてお送りしたのでした、でもってその時のピ

        できました

          レアですね

          レコーディングして発表しなかった音源とかあるでしょう? 理由があるから眠らせるわけでそれをアーカイバーとかいって掘り起こすのもほんとはどうかとも思うけど残念なファン心理でやっちゃうのよね、河合奈保子さんの時も何曲か見つけちゃった さて越路さんですがマスターテープ漁ってみたのですがありませんでした、きちんとレコードに編集したテープしかなかったです 映画のフィルムっていらないところを切って捨ててテープで繋ぐとか云うでしょう?あたしはその切ったところの音源が残っていないか、それか

          レアですね

          フランスの家族

          フランスからなぎさがやって来ました、わーいわーい 幸せそうなお顔、そして正に幸せ太り、苦楽を共にした竹馬の友、いやいやこの娘っ子はあたしにとってほんとに家族みたいなものです 大学時代ほあたしのスタッフやらソワバでアルバイトやらサラヴァ東京のスタッフやらアツコバルーの責任者として同じビルでのあれこれの顛末やら。。 泣き虫の豆タンクとはいろんなところに旅もしたなあ。。あら書いているうちにあたしも胸いっぱいに そしてとっても素敵なお顔になっちゃって羨ましいぞー、って感じ フランス

          フランスの家族

          呪縛のローストビーフ

          今日はコーちゃん日記お休み、あたしの昨日のささやかな出来事 先日超高級ローストビーフをいただきました 大きな塊二つ、そもそも少食なのにこんなにたくさんどうすんだ、と考えあぐねつつ冷蔵庫へ あっちこっちと忙しかった先週のやり残しはこちらをどうするかってこと、昨日の夜やっと時間が取れたので食べました お決まりの付け合わせってことでマッシュポテトとにんじんの冷製スープ、きのこのガーリックパスタとほうれん草のソテー バゲット買っておまけに冷凍していた寒鰤を解凍して、と 恐るべしの

          呪縛のローストビーフ

          越路吹雪研究会

          お集まりいただいたみなさまありがとうございました 遠く大阪からもお越しいただき胸いっぱい、みなさま楽しんでいただけましたでしょうか 第一回ということでどうしようかなあと思いつつなんも考え無しに映像持って行ったのだけれとみなさん静かに見入って下さってちょっとびっくり、楽しいですか?と聞いたら楽しいって あーそうか、あたしあんまり自分が楽しいってものを共有してもらうの苦手なんだった、悪いなあと思って気を遣う でもだったらなんで研究会やるのよー、ってことですものね 慣れないとな、

          越路吹雪研究会

          越路さんと映画、あと研究会の集いは今夜ですー

          越路吹雪さんの映画上映の特集が神保町であるみたい これちらりとどこかで見たかなあと思い出して、先日大阪でやってたなあと思い返してでもほんとかなあ、もしかして夢の中で見たのかなあ、そしたらもう越路さん100周年に囚われた妄想と顛末だなあと思いながら検索したらやっぱりやっていたのでほっとしました 越路さんは生涯で57本の映画に出演しています(あたし58本じゃないかと思うフシあり) 今回上映される映画も見たことあるのですが僭越ながらですね、あたしならこう選ぶというのをちょっと考え

          越路さんと映画、あと研究会の集いは今夜ですー

          レコーディング再び

          シャンソンの番組の収録に行ってきました 韻を踏んでいるのかアホみたいな書き出しかよくわかりません トップの写真はちょいぐれをイメージしました とにかく二時間の特別番組、シャンソンばっかし、あたしはちょこっと歌って散々喋っている様な予感です 6/30の21時からBS朝日です、ごらんくださいませ そして今日はレコーディングの続きです 越路さんのカヴァーアルバム作っているのだけれど、今時CDなんて売れないよ、とか聞こえて来るけどやっぱりきちんと今の気持ちと歌声をレコードしないとな

          レコーディング再び

          収録の前に

          きょうは収録のお仕事です メイクも終わってあとは衣装着替えていろいろやって来ます 不思議なご縁で手元に集った越路さん達をご紹介出来るのは嬉しいことです そしてその偉業が次世代へと伝わります様に、と願っておる次第でございます さてここは皇居の近く いつぞやの5月にお堀の近くを車で通った越路さんは東京も綺麗な街だなあと思ったそうです そうか。。大体に於いてこんな時間こんなところにいることは滅多にないあたしですのでちょっとお外に出ましょうか そういえばこの向こうは日生劇場だなあ

          収録の前に

          おやすみ

          1977年のインタビュー読んでいました 当時越路さん原宿のマンションに住んでいたそうです、近所の騒音から逃れて来たんだって その中で 「一年のうち半分以上はおやすみします、いいかげんな仕事は出来ないものね」 だって かっこいいなあ。。しかしすごいなあ。。 ちなみに20年前、1957年は一年のうち10ヶ月違う演目で舞台に立っていて、舞台のない3月はリサイタルを、ほかに映画に5本出演、テレビとラジオにも出ています お稽古どこでしていたんだろうなあ 越路さんもいろんな経験を経て、

          おやすみ

          歌と体力

          歌って疲れるのよ、とか云いますね 越路さんも肉体労働者ってお話ししてた、その通りだなあと思います でも歌い方ってのがあってカラダはみんなおんなじだから基本っていうものは共通するとしてもその後の応用はそれぞれ歌い手さんによって意識するところが違います あたしの場合は胸を張る、腰を据える、息を吐かないで頭の後ろに引っ張るとかあるのだけれど、まあとにかくお喋りと歌は基本的に違うからそういうところをまず意識しなくては、って感じからかなあ 越路さんは胸の下辺りを意識していたのですって

          歌と体力

          みんな頑張ってる

          PetitMOAでのライブが続いています アヤコレ企画も美雲ちゃんとの越路さんライブも楽しかったし嬉しかったなあ、自分のお店だとながらになりがちなのはちょっと本当だけどお客様は勿論毎日違うのだから丁寧に心を込めないとなあ、なんて当たり前のことちょっと思いました あんまり頑張るって言葉好きじゃないんだけど それぞれの頑張りがあるからね、それでいいじゃん、と思うから そして自分のことに頑張るのっって大切だけど自分だけのってのは嫌だなあ あたしが越路さんのことを頑張っているのは

          みんな頑張ってる

          コーちゃんとお酒

          あたしはお酒が好きですね それはソワレのことで、越路さんはどうかと云うと 「結婚してからはほとんどいただかなくなったんですよ」 とのこと、つまりその前は相当呑まれていて芸能界番付では横綱になっちゃったそうです 確かに。。大柄で姉御肌、相当いける口に見えますよね あるあるですが越路さんの呑み方は 寂しさの憂さ晴らし 甘える為の気付け薬 お友達との心の解放 お仕事忘れるリセット みたいのがあったみたい、あーそうか、こういうのは最愛の方がお側にいたらお酒なくても解決か、納得 でも

          コーちゃんとお酒

          苦手なことやらなんやら

          あー凡ミスしでかして面倒なことに。。 越えられない山はないけどこりゃ今までなかったカラダのどこかがもやーっとしているな いいお天気なのになあ、まあ仕方ないから切り替えなくては。。 すみません何云ってるかわからないでしょうけれどちょいお待ちください ということで切り替えて 8月にまたツアーに出ることになりました これはずーっとお話出ていた2マンで、ワハハ本舗の梅垣義明さんとご一緒なのです 梅ちゃん岡山出身で、ぜひ大好きな城下公会堂をご紹介したいと前から云っていて、一旦閉店して

          苦手なことやらなんやら