何事にも情熱を持てない私が、愚直に自分らしく生きられる場所を探し続けてみた話
猫を被ることにはなれたけど、そうじゃない場所もどこかにあるのかな…あるのならそこにいきたいな、
そう思ってた。
社会人になって、なんかこの人気持ち悪いなって人に出会うことが多くなった。
それだけ、今までの自分が悪意の無い人たちに囲まれて生きてきたんだと痛感するきっかけにもなれば、やっぱり同じくらい虚しくてやるせない気持ちにもなった。
あるとき、言われたことがあった。
「あんたは喋ると、変な子なのがバレるからあんまり喋りなさんな」
その言葉をかけられたとき、小学生だった私は傷ついていたような気がするけど、今思えば言い得て妙だと思う。
社会はありのままの自分でいるには、難しいことが多すぎる。
みんなが足並みを揃えているところから外れれば、一斉にカメラのレンズを向けられるし、
SNSに載せられた記録は、自分がいなくなったあとも一生ネットの海を漂う。
あー、なんか生きづらいな…
なんか窮屈だな
小学生の通知表、必ず先生からの一言のところに、
「もう少し積極性を持ちましょう」と書かれていた。
何事にも、意欲的に取り組めなかった。
それが自分らしいかなとすら思っている。
それに好きなものはある。食い意地は常にはっているし、猫も好きだ。
好きなアイドルもできた。
こんな映像を私も作りたいと思う。だからきっと作ることも本当は好きだ。
今のバイト先も好き。みんな自分のこと以外興味が無さそうで、だれも他人に興味を持っていない環境は想像していた以上に心地が良かった。会話も無いけど、無駄な噂話も無い。
好きなものに囲まれている。
幸せだ。今の、23歳の私は、
猫しか友だちが居なくて、家の隣の小さな空き地で1人土遊びしていた3歳の頃の私と
競るくらい幸せだと思う。
なんか自由だし。
けどなんだか社会から外れている気はする。
生活をするには想像以上にお金がかかるし、心なしかのコミュニケーション能力はどんどん衰えている気がする。
将来への不安は無くならない
けど、ここが私の現在地であることに違いは無い。
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5月19日(日)に開催される文学フリマ東京38
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にて、「soica」というブース名で出店させていただきます。そこで↑に書いているような、自分のことや、毎日思ってること、嬉しいこと、憂鬱なことを書いたエッセイ本を販売させていただきます。
自分がこんな催しに出る日がくるとは想像していませんでした。
ついこの間までコミティアに出ると言ってた友だちを「すごいねー」って言ってるだけだったのに…
人見知りだし、知り合い居ないし、
今から緊張でどうにかなりそうですが、
自分の体引きずってでも東京に行こうとは思ってます笑
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soicaのブースで販売予定の以下お品書きです(._.)
エッセイ本『meと煙草(仮)』
過去の脚本3本
(学生時代は映像専攻で、映像作品作ってました)
写真集『詩華』
小説『静かに溺れる』
(また改めて、正式なお品書き出します🙇♀️)
を持っていこうと思っています。
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『はじまりか』の言葉を借りるなら、
「私と出会ってくれてありがとう」と言える出会いが文学フリマで一つでもあれば、この上ない幸せです💫
ご興味ある方いらっしゃれば、是非。
きっと楽しいイベントだと思います。
そしてよければ私とも出会ってください^^💫
p.s. 伊藤万理華ちゃんのpvはどれも素敵で、映像を習っているときも、とても影響を受けたものの一つなので、いつかまたnoteでお話できれば…
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